Miss SAKE News/Blog

第一回ナデシコプログラムレポート 2022 Miss SAKE 兵庫 清洲理子

 戦うのではなく向き合うこと

花芽をたくさんつけた桜や、卒業式おわりの学生を横目に見ながら、私は大きな荷物をゴロゴロと携えて目的の場所へと歩みを進めていました。新しい世界に対する好奇心や感謝、そして隠しきれない心細さ。その荷物はまるで私の心境を表しているように、本当は複雑に絡む私の心を、平然と固い甲羅で覆っていました。ぎゅうぎゅうに詰め込まれた「荷物」を持って「ここまできたらとにかく楽しむしかない」という気持ちだけを頼りに心を奮い立たせました。

3/26(土)・3/27(日)の2日間に渡り行われた2022ナデシコプログラムでは、ファイナリスト総勢22名全員が揃い、一斉に新しいスタートを切りました。

 

1限目は2021 Miss SAKE Japan 松崎 未侑 さんによる講義「Miss SAKEとして」

Miss SAKEとしての在り方や存在意義、最終選考会に向けてのお話や、ファイナリストからの質問など、漠然と抱えていたものがクリアになる内容ばかりでした。不安混じりの質問が飛び交う中で、松崎さんはそれらの質問をひとつひとつ受け取り、私たちファイナリストの抱えるものを解消して下さりました。印象的だったのは、松崎さんご自身も、ナデシコプログラム期間中にMiss SAKEらしさと自分らしさについて深く考えられたということでした。

常に自分らしさとMiss SAKEらしさを兼ね備えている松崎さん。そんな松崎さんからのお話を伺う中で、この二つを融合し両立させて役割を全うするということは、決して簡単なことではないと感じつつも、「私も必ずや唯一無二の存在に自分を磨き上げる」と自分を鼓舞していました。

持ってきた気持ちをひとつ荷下ろしするようにすっと心が軽くなったのを感じ、そんな少しの自分の変化でさえ嬉しく、この1限目で過ごした時間はとても有意義なものとなりました。

昨年12月26日にアクリエ姫路にて開催された兵庫大会でファイナリストに選ばれてから、3月26日でちょうど4ヶ月の日にこの講義を受けさせていただきました。

この4ヶ月の間は、私なりにMiss SAKEらしさと自分らしさを考え続けてきましたが、歴代のMiss SAKEの皆様や地方大会で選出されたファイナリストの方々を拝見していると、どうしても自分らしさとMiss SAKEらしさを合わせるイメージが出来ず、もどかしい思いをしていました。しかし松崎さんの講義を受けてそのイメージを掴み取ることが出来、これから進むべき道筋を見つけました。

2限目中村信次郎事務局長による「自分らしさ発掘 SNS・Webリテラシー入門編」

(個別に相談を受けている様子)

こちらの講義では、ぶれない自分軸・自分らしさを発掘する「コアチョイスメソッド」を学び、1限で見つけた道筋に加えて、自分の芯を見出すことができました。

  1. 自分が求めていること
  2. それを達成するために何にフォーカスすれば良いのか

今の気持ちを棚卸しすることでコアを見つけ出し、あらゆる物事がクリアになりました。立ち返る場所を見つけたような気持ちになり、自分の土壌を固めることができました。

中村事務局長の講義は、目的から逆算して人生を捉えることや、手段が目的達成のために合っているかどうかを確かめる機会でもあり、今目の前にあることだけでなく人生全体のイメージを掴むにもとても大切な時間となりました。

これら1.2限を通して気付いたことは

誰かと戦うのではなく、鎧を脱いで自分の内側へと力を向けることで、私が求め理想とするMiss SAKE像に近づけるということ。

この課題を第一回目のナデシコプログラムで気付けたのは私にとって大きな意味を持ちます。

Miss SAKEとしてふさわしい人に「絶対的な基準はありません」。これは2018 Miss SAKE グランプリ 須藤亜紗実さんへのインタビューの一節です。

中村事務局長が講義の中で紹介してくださったこの一節は、須藤さんが力をご自身の内側へ使うことで生まれたお言葉だったのではないかと解釈し、自分の中に落とし込みました。

3限目の「Miss SAKE Channel 特訓1」

こちらの講義では。YouTubeの動画作成のために実際に手を動かしながら作業を行い、そのほかにも効果的なSNSの利用方法を学びました。Miss SAKEとしてのSNSの在り方にも頭を悩ませていたのですが、1.2限を通して学んだことを基礎に、SNSを育てていこうと思っておりますので、私の成長を見届けていただけると嬉しく思います。

「燗酒の付け方、粋な飲み方」

そしてナデシコプログラム1日目最後の講義は「燗酒の付け方、粋な飲み方」を株式会社北村商店 代表取締役 北村公克様より教わりながら、楽しく食事をさせていただきました。講義内容は、お酒のことはもちろん、お料理のことや和らぎ水のことなど学習内容は多岐に渡りました。

まずいただいたお酒は石川酒造様の「多満自慢 本格辛口」。約40度のぬる燗でいただきました。舌先にピリッと優しい刺激を感じながら、喉にすっと馴染み、お水のおいしさをも感じさせる優しさがありました。少し冷めてくるとすーっと鼻に抜ける味わいに変化し、温度を高めると酸を感じました。

次にいただいたのは同じく石川酒造様の「多満自慢 純米無濾過」。こちらは冷酒でいただきました。お食事の最後にもってこいなお酒で、甘さもありつつほどよい酸味で後が締まっていくお酒でした。

宿泊先は東京都福生市・石川酒造様の敷地内に宿を構える「酒蔵ゲストハウス SHUBOU 多満自慢」様。スタッフの方々が総勢25名のお食事を用意して下さりさぞ大変だったかと存じますが、おかげさまで楽しく快適に過ごすことができました。

(朝と夜とで異なる雰囲気のSHUBOU 様ロビーにて)

さまざまな方向性から学びを得て、帰る頃には心は軽く、要らなくなった「荷物」の代わりに片手にはお土産のお酒を携えて帰路につきました。充実感と責任感、そして日本酒の魅力を国内外の方々へと広めたいと改めて強く思える、そんな2日間となりました。

最後になりましたが、今回ご協力を賜りました関係者の皆様にはこの場をお借りして感謝申し上げます。

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『第18回 和酒フェス in 中目黒』に、2021 Miss SAKEが出演いたしました。

第一回ナデシコプログラムレポート「Miss SAKE としての第一歩 〜心構えを学び自分自身を知る〜」

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