Miss SAKE blog

『インド市場状況講義』に2019 Miss SAKE 春田早重が参加して参りました。

Sae Haruta, 2019 Miss SAKE Japan, attended a lecture to learn Indian market situation for Japanese SAKE.

[English Follows]

皆様、こんにちは。2019 Miss SAKEの春田早重です。

9月4日、在インド日本国大使館にて『インド市場状況講義』が開かれ、私も参加して参りました。

イベント開催を前に実施された『インド市場状況講義』では、インドの市場調査・インドでのビジネス展開のコンサルティング企業様である株式会社インフォブリッジマーケティング&プロモーションズの繁田奈歩代表、JETRO ニューデリー事務所の皆様より、インドでのアルコール飲料市場、酒類規制や酒類諸制度、インドでのアルコールマーケティング・プロモーションに関してお話を伺わせて頂きました。

  1. インドアルコール飲料市場

インドにおいて最も消費量が多いのはウイスキー等のスピリッツで、全体の90%以上を占めています。インドの方々は、お食事と共にお酒を楽しむというよりも、お食事の前にチキンやピーナッツ等のつまみと一緒にお酒を楽しみ、その後にお食事をされるとのことでした。また、インドでは宗教的理由でお酒を飲まない方も多く、日本と比較しても人口全体に占めるアルコール消費率は決して高いとは言えない状況でした。

そして、インドにおける日本酒展開の現状としては、現在のところインドにおいて日本酒はほとんど浸透しておらず、インド国内で最も在留邦人の多い地域でさえ、限られた酒販店さんに数銘柄の日本酒が1,2本ずつ置かれている程度であるとおっしゃっておりました。また、温度管理等の適切な保存方法に関する知識も不十分で、適切に管理されず品質が下がってしまった日本酒が店頭に並んでいることも珍しくないと繁田様はおっしゃっていました。

その一方、インドにおけるビールやワイン業界はここ数年で大きな進化を遂げていました。かつては市場の8割を占めていたKingfisherというビールのシェア率が、最近では4-5割に低迷しているとのことです。その背景には、オシャレなラベルで低アルコール・カロリーが特徴の、若者の趣向に合わせたビールの登場がありました。また、ワインの消費量も伸びてきています。ワイン消費層の特徴としましては、学歴が高く比較的裕福な方が多いそうです。また、食に対する警戒心が強いインド人の中でも、オープンな価値観を持った若者に人気が高まってきているようです。

2. 酒類規制や酒類諸制度

インドでは酒類の製造・流通・販売に関わる場合は各州政府が発行する免許を毎年取得しなければなりません。発行に必要な条件は各州により全て異なっており、インドの酒類免許は流通・販売等の業態によって実に30種以上に分かれており、インドで酒類を展開する際にはこうした複雑な制度に基づく免許を全て取得しなければなりません。

また、インドでの酒類の小売価格には関税、輸送費、手数料が加算され、現地での価格は6倍以上にも跳ね上がるのだそうです。そのため、日本酒をはじめとした輸入酒類は極めて高い値段で販売されざるを得ない現状にあります。

このような複雑な免許や税システムは事前通知なく変更になることも多々あるとのことで、日本酒をインド展開する際は、現地にて柔軟に対応していただける信頼できるパートナーを見つけることが必要であると繁田様はおっしゃっていました。

3. インドでのアルコールマーケティング・プロモーション

インドでは、マスメディアでの酒類広告は一切禁止されています。そのため主な手法としましては、クリケット、サッカー、カーレース等のスポーツスポンサー、また音楽フェスやイベントを主催しPRする方法が挙げられます。お酒を直接連想させるような広告は禁止されているので、SNS投稿を狙ったブランドロゴの写真撮影スポットを設営したり、ブランドそのものではなく企業姿勢や哲学を掲示し、消費者に印象を与えて各社購買につなげています。

このようにインドでの日本酒展開には様々な越えていかねばならない壁が多く存在しています。しかし同時に、インドではここ数年の間に日本食への関心が著しく高まっており、インド国内の日本食料理店は急激に増加しています。すぐに結果は出なくとも少しずつ、このような店舗から日本酒が展開される可能性は十分に考えられます。

また、インドでトップシェアを誇るウイスキー以外のお酒が少しずつ浸透している現状を知り、日本酒がインドの方に愛される未来も遠くないのではないか、と大きな希望を持つことができました。

この度、インド市場状況講義を通してインドにおける日本酒展開の課題を明確化して頂き、今後の日本酒普及への大きな手がかりをつかむことができました。またこのような現状下で、日本酒PRイベントが開催されていることがどれほど貴重な機会であるか、その意義を深く感じることができました。

インドの日本酒展開に第一線で携わっていらっしゃる皆様と共に、学び多き時間を過ごさせて頂きましたことを大変光栄に存じております。私がMiss SAKEとしてできることはほんのわずかであるかもしれませんが、今回得た学びを今後の活動に大きく活かし、インドをはじめ世界の方々に日本酒の魅力を発信していけますよう務めて参りたいと思います。

株式会社インフォブリッジマーケティング&プロモーションズの繁田様、JETRO ニューデリー事務所の皆様、そして関係者の皆様、この度はこのような貴重な機会を頂戴し誠にありがとうございました。

2019 Miss SAKE  春田早重

[for English Speakers]

Hello, everyone. I am Sae Haruta, 2019 Miss SAKE Japan.

On September 4th, I attended a lecture to learn Indian market situation.

At the lecture, Ms. Naho Shigeta, the managing director of INFOBRIDGE HOLDINGD GRUOUP Ltd., several people from JETRO New Delhi Office explained the the market of alcoholic beverage in India, regulation and taxation system on alcohol and Indian marketing and promotion way for alcohol.

  1. The Market of Alcoholic Beverage in India

The most popular alcoholic beverage in India is spritz like whiskey and it accounts for more than 90% of the total alcoholic consumption amount in India. Indian people prefer having alcohol with peanuts and chicken tikka before dinner to having alcohol while having dinner. Moreover, in India, there are many people who do not have alcohol because of their religion, so comparing with Japan, the percentage of alcohol beverage consumption are not high in India.

And SAKE has not been imported enough yet, to the extent that it’s quite hard to fine a liquor store with any kind of SAKE.

2. Regulation and Taxation System on Alcohol

And the Indian regulation and taxation system on alcohol is very complicated.In order to make, import or sell any kind of alcohol, we need to obtain specific licenses each year, and the licenses are respectively different according to the states and the specific types of  alcoholic industry. So, they told that because of the complicated regulation and taxation system, finding a reliable local partner would be necessary for Japanese sake brewers to successfully export SAKE to India, so the SAKE PR event on the day would be an important opportunity to find such good partners.

3. Indian Marketing and Promotion Way for Alcohol.

In India, alcoholic advertising on the mass media is strictly prohibited.  For this reason, the main methods to promote alcoholic beverage company are being sports sponsors such as cricket, soccer, car racing, etc., as well as music festivals and events.  Advertising that directly associates with alcohol is prohibited, so company sets up a photo shoot spot for the brand logo aimed at SNS postings, and posted corporate attitudes and philosophy rather than the brand itself to make an impression on consumers and encourage customers to purchase their products.

By joining the lecture, we could clarified the issues of Japanese sake development in India and gained a great clue for the future popularization of Japanese sake. Under these circumstances, I deeply felt the significance of the precious opportunity to hold a sake PR event.

I am very honored to have spent significant time with the people who are involved in the development of Japanese sake in India. There may be very little I can do as Miss SAKE, but I would like to make the best use of the learning I gained this time in my future activities.

Ms. Naho Shigeta, the managing director of INFOBRIDGE HOLDINGD GRUOUP Ltd., several people from JETRO New Delhi Office, thank you so much for this great opportunity.

Sae Haruta, 2019 Miss SAKE Japan

 

駐インド日本国特命全権大使 平松賢司様ご主催の歓迎夕食会に2019 Miss SAKE 春田早重が参加して参りました。

在インド日本国大使館大使公邸にて開催された日本酒PRイベント『日本酒の夕べ2019』に2019 Miss SAKE 春田早重が参加して参りました。

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