皆さまこんにちは。
2022 Miss SAKE 兵庫 清洲理子です。
9/22-25に東京ビッグサイトにて行われたツーリズムEXPOジャパン2022に参加いたしました。
4年ぶりに東京にて開催された当イベントは、世界各国、日本全国の観光地が集結する、年に一度の世界最大級の旅の祭典です。
初日と2日目は業界・プレスの方向けの商談会、3日目と4日目は一般来場日となっており、私は『日本酒蔵ツーリズム』ブースにて4日間、お手伝いをさせて頂きました。
酒蔵ツーリズムとは、酒蔵見学や蔵元様による日本酒の試飲会・インバウンド向けツアーなど、お酒を軸として他観光資源との連携を目指す取り組みで、文化庁・国税庁の後援のもと約4年前から推進されています。
協会員として活動を支援する蔵元さんは日本酒蔵に限らず焼酎蔵や泡盛蔵など日本全国に存在し、それらをまとめたマップは、酒蔵ツーリズムを体験する上でとても大切な役割を果たしています。
- 焼酎の徳利 ガラ
今回ご一緒させていただいた球磨人吉地区の球磨焼酎のブースでは、熊本県より球磨焼酎蔵ツーリズム協議会の皆様が米焼酎の魅力を発信されており、米焼酎と日本酒の結びつきを学ばせていただきました。
京都府・佐々木酒造様も出展され、酒蔵ツーリズムの取り組みをご紹介いただきました。
京都の洛中で日本酒を醸される佐々木酒造様は、アフターコロナの新しい旅の提案として、朝のお酒仕込み体験や、プロのガイドによる歴史散策を交えた日本酒唎酒体験など、酒蔵そのものが観光資源となる取り組みをされています。
「季節ごとのツーリズムを楽しんでもらいたい」と、日本酒業界のこれからの盛り上がりがとても楽しみになるお話を伺うことができました。
また、同じく酒蔵ツーリズムブースにご参加されていた通訳案内士の皆様は、豊富な日本酒の知識と堪能な語学でインバウンド向けにツアーをプロデュースされており、大変興味を抱きました。
皆様は日本酒とインバウンドのお客様をお繋ぎする大変重要な役割を担われています。
AI技術の進歩により淘汰されると危惧されている通訳業界ですが、経験から継がれる専門的な知識や、人間だからこそ感じる日本酒の豊かな味わい、またその場で生まれる一体感は、AIには補うことのできない分野であると感じました。
そのほか、地域の溢れる魅力を体験できるブースでは、民族衣装やご当地グルメをはじめ、華やかなステージパフォーマンスに旬の旅情報など、旅に関する情報が盛り沢山。4日間で来場者数約12万人と、多くの来場者様が旅の祭典を満喫されていました。
「新しい時代へのチャレンジ〜ReStart〜」がテーマの今回は、従来の旅とは少し変わり、最新技術を駆使して安全に旅を楽しめるプロダクトなども豊富に揃い、インバウンドのお客様をお迎えする機がいよいよ熟しているのを体感いたしました。
最後になりましたが、今回お世話になりました関係者の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。
2022 Miss SAKE 兵庫 清洲理子