皆さま、こんにちは。2025 Miss SAKE Japan 館農知里です。
2月17日(火) 、一般社団法人キャビアソムリエ協会事務所(東京都港区)にて開催された、茨城県産「霞ヶ浦キャビア」試食会に出席させていただきました。
当日は、同協会 代表理事・出口彰氏、専務理事・大西美香氏ご同席のもと、茨城県農林水産部 水産振興課 副参事・服部卓巳氏、ならびに株式会社日庄マーケティング・ソリューション代表取締役・杉山章氏より、「霞ヶ浦キャビア」について詳しいご説明をいただき、試食をさせていただきました。
「霞ヶ浦キャビア」について
霞ヶ浦キャビアは、茨城県内で養殖されたチョウザメの卵のみを使用して製造される国産キャビアブランドです。県内に立地する養殖用稚魚生産企業を基盤に、各地で培われてきた養殖技術を背景として誕生しました。茨城県を国内有数のキャビア産地へと発展させることを目指し、技術開発と市場づくりの両面から行政主体での取り組みが進められ、テレビや新聞などを通じた情報発信により認知を高めてきました。
昨年度にはフランス料理シェフ・古賀純二氏の監修のもと品質向上が図られ、一般的なキャビアよりも低塩分(2.5%以下)という繊細な味わいを特徴とする、県独自のキャビアとして完成しました。原料となるチョウザメは霞ヶ浦流域22市町村で育成されており、2025年6月時点では、トキタ(河内町)およびつくばチョウザメ産業(桜川市)の2社が製造を担い、県内外で販売されています。今後は県内および首都圏での販路拡大に加え、水産試験場で開発された養殖コスト低減技術の導入促進を通じて、霞ヶ浦キャビアのさらなる産地化とブランド価値向上が期待されています。
国産キャビアを、もっと身近に
今回は、以下2種類の「霞ヶ浦キャビア」を食べ比べさせていただきました。
1.つくばスタージョン “霞ヶ浦キャビア”
20g/10,800円(税込)
製造販売:つくばチョウザメ産業
2.“霞ヶ浦キャビア” Voeu-Pense
20g/10,800円(税込)
製造販売:トキタ
当日は、茨城県農林水産部の服部卓巳氏、ならびに株式会社日庄マーケティング・ソリューションの杉山章氏より、官民連携で茨城県を「日本産キャビアの一大産地」へと育てていく構想についてもお話を伺いました。その上で、実際に2種類を試食してみると、同じ「霞ヶ浦キャビア」でありながら、見た目も味わいもまったく異なることに驚かされます。前者は繊細で口溶けがよく、上品でなめらかな印象。一方の後者は粒感があり、凝縮された旨味がしっかりと感じられました。
また、出口彰氏からは、「乳製品のような甘味となめらかさこそが霞ヶ浦キャビア最大の特徴」というお話も。さらに今後の消費拡大に向けては、多様な食材とのペアリング、日本産/茨城県産ならではのストーリー性、そして味わい向上を目指す作り手の技や想いを伝えていくことの重要性についても学ばせていただきました。
素材本来の魅力を活かしながら、一般の方からシェフの皆さままで幅広く霞ヶ浦キャビアを知っていただき、日常のひとときや特別なギフトシーンに寄り添う存在へ―。食の価値創出と地域活性化を同時に実現していく、茨城県の取り組みの意義を強く感じた時間となりました。
日本酒×キャビアの可能性
私たちMiss SAKEはこれまで、茨城県にある株式会社フジキン様への表敬訪問・施設見学や、一般社団法人キャビアソムリエ協会主催のキャビアフォーラムなどに参加させていただいてきました。近年では、日本酒の中でも awa酒を用いたウォッシュの提案や、日本酒とキャビアのペアリングなど、新たな楽しみ方が広がりつつあり、日本酒×キャビアの可能性はますます注目されています。
魚卵消費量世界トップクラスを誇る日本だからこそ、新しいフードペアリング文化を育てていく価値があります。日本酒とキャビア、それぞれの魅力を掛け合わせることで生まれる「日本ならではの食体験」が、地域から国内外へと広がっていくことを期待しています。
詳しくは、以下のMiss SAKE公式ブログ記事もぜひご覧ください。
今回の試食会を通して、日本各地の豊かな自然や生産者の皆さまの技術、そして行政と民間が連携することで生まれる「新しい食の価値」を、あらためて実感いたしました。日本酒と同じように、「霞ヶ浦キャビア」にも土地の個性と作り手の想いが息づいています。こうした国産食材の魅力が、国内外のより多くの方々に届き、日本の食文化への関心や地域への愛着につながっていくことを心から願っています。
今後もMiss SAKEとして、日本酒はもちろん、日本各地の素晴らしい食文化や産地のストーリーを丁寧に伝えながら、人と地域、そして世界をつなぐ架け橋となれるよう活動してまいります。
2025 Miss SAKE Japan 館農知里

















