皆様、こんにちは。
2024 Miss SAKE 京都 津田朋佳です。
東京都福生市にある石川酒造様で開催された「福生蔵開き」に、2024 Miss SAKE 準グランプリの寺崎千波さんとともに出演させていただきました。私たちはお客様との交流を深めるとともに、鏡開きやステージ進行などの役割を務めさせていただきました。
石川酒造様は、Miss SAKEの研修・合宿プログラム「ナデシコプログラム」でお世話になった特別な場所であり、私にとって感謝と思い出が詰まった酒蔵です。今回訪問させていただき、ナデシコプログラムでの初心を思い出す貴重な機会となりました。
この日は石川酒造様と田村酒造様二つの酒蔵様が同日に蔵開きイベントを開催しており、来場者の皆様は両方の酒蔵を行き来しながら、思い思いの時間を楽しまれていました。
石川酒造様のイベントでは、鏡開きやスタンプラリー、酒蔵見学ツアー、地元マルシェ、抽選会、子ども向け娯楽スペース、飲食ブースなど、多彩なプログラムが用意されており、老若男女問わず楽しめる内容となっていました。
中でも印象的だったのは、石川社長によるハーモニカの生演奏です。日本酒を片手に、素晴らしい音色に耳を傾けるひとときは、特別な贅沢を感じさせるものだったと思います。
イベントでは、石川酒造の杜氏さんから直接お話を伺う機会にも恵まれました。
石川酒造様の日本酒は、酒米や酵母などの先入観にとらわれず、純粋に日本酒そのものの味わいを楽しんでもらいたいという想いで作られているそうです。
使用されるお米は「あきたこまち」というような馴染みのある品種を使用して、普段の食卓に気軽に寄り添える日本酒を目指しておられます。
特に、「月から木曜日の日本酒」というコンセプトには感銘を受けました。唐揚げなどの普段の家庭料理と気軽に合わせられる日本酒を提案するという発想は、これまでの日本酒の固定観念を柔らかく覆すもので、非常に魅力的です。
実際に、ナデシコプログラムの夕食でいただいた石川酒造様の日本酒は、どんな食事にも見事に調和する味わいで、そのコンセプトの素晴らしさを改めて実感しました。今回の杜氏さんのお話は、日本酒への理解をさらに深める貴重なひとときでした。
イベント当日は、多くのお客様で大変賑わい、笑顔あふれる光景が印象的でした。このような場で日本酒を通じた交流が広がることの素晴らしさを改めて感じました。
◇津田朋佳のまとめ
今回の福生蔵開きを通じて、日本酒を愛する皆様と直接お話しする機会に恵まれたことを、大変嬉しく思います。また、石川酒造様の杜氏さんからコンセプトや酒造りへの想いを伺い、その奥深さに触れることができたのは非常に貴重な経験でした。
さらに、石川社長のエンターテインメント力や、来場者を楽しませようとする工夫の数々に感銘を受けました。来年以降も、ますます素敵なイベントとなることを心よりお祈り申し上げます。