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ロス・アンデス大学日本センターにて日本酒講座を開催させていただきました – 2025 Miss SAKE Japan 館農知里

皆さま、こんにちは。2025 Miss SAKE Japan 館農知里です。

4月23日(木)、ロス・アンデス大学(コロンビア)にて、約50名の学生および関係者の皆さまを前に、日本酒講座を開催させていただきました。なお、一般社団法人Miss SAKE 代表理事 大西美香氏にも同行いただき、日本酒3種類のテイスティング体験もあわせて実施いたしました。 


ロス・アンデス大学日本センターについて

ロス・アンデス大学日本センター(Universidad de los Andes Centro del Japón )は、コロンビア有数の教育機関であるロス・アンデス大学に設置された、日本に関する教育・研究および文化交流を推進する拠点です。日本語教育の提供にとどまらず、日本の歴史・社会・経済・ビジネスに関する講義やセミナー、シンポジウムなどを幅広く展開し、学術的視点から日本への理解を深める機会を創出しています。また、日本の大学・研究機関、企業、公的機関との連携のもと、イベントや講演会の開催を通じて、日本文化を多角的に紹介し、学生や研究者のみならず一般の方々に向けた発信にも積極的に取り組んでいます。近年、コロンビアにおいて高まりを見せる日本への関心を背景に、同センターは学術と文化の両面から両国をつなぐ重要な役割を担う存在として、その存在感を一層高めています。


「日本酒」を通じた異文化交流

当日は、日本語・日本文化を学ぶ学生や、日本への高い関心を持つ社会人を含め、約50名ほどの方々を前に日本酒講座を実施させていただきました。講座の冒頭では、当日着用していたコロンビアの国旗をイメージした黄・赤・青の色彩をあしらった振袖について触れたところ、会場全体から温かい反応をいただき、和やかな雰囲気の中で講座を開始することができました。 まず、日本についてのイメージを聞くと、寿司やラーメンなどの食文化、アニメや漫画などのポップカルチャー、空手や弓道などの武道など、様々な声が挙がりました。中には、日本アニメに描かれる女性の社会的役割について研究しているという学生もおり、それぞれの持つ日本への関心の深さに驚きました。

特に印象的であったのは、日本酒に対する認知度の高さです。多くの方が「SAKE」という言葉を知っており、約3分の1の方が実際に飲んだ経験があるとのことでした。 今回も、日本文化の中で、自然・伝統・職人技と深く結びついた「日本酒」の魅力について詳しく紹介させていただきました。質疑応答では、「料理への活用方法」や「おすすめの日本酒カクテル」、「コロンビア産の米での醸造の可否」など、実践的かつ発展的な質問が数多く寄せられ、参加者の関心の高さを実感するとともに、私自身大きな刺激をいただきました。また、コロンビアのとうもろこしでできた伝統的なにごり酒「チチャ(chicha)」との比較や、日本酒とのペアリング料理として鶏肉・じゃがいも・とうもろこしで出来たスープ料理「アヒアコ (Ajiaco)」の紹介など、活発な意見交換も見られ、限られた時間の中でありながら、非常に密度の高い文化交流の機会となりました。 


日本酒の味わいに触れて

その後は、日本から持参した以下3種類の日本酒紹介をさせていただきました。

満寿泉 純米-桝田酒造店(富山県)
梵 艶 純米大吟醸-加藤吉平商店(福井県)
北雪 大吟醸 YK35-北雪酒造(新潟県)

テイスティングでは、多くの学生がそれぞれの味わいの違いにしっかりと向き合い、自分自身の言葉で表現してくれたのが印象的でした。「りんごのようなフルーティーさ」や「柔らかくてなめらか」といった声が多く、日本酒特有の繊細さや質感が好意的に受け入れられている様子が伝わってきました。中には「初めて飲んだけれど、好きになった」という意見もあり、コロンビアにおける日本酒普及の可能性を改めて感じる機会となりました。

また、日常的に米を食べる食文化が根付いているコロンビアだからこそ、米から生まれる日本酒文化が、今後現地の食文化と親和性を持ちながら広がっていく可能性を秘めていると改めて感じました。日本文化への高い関心の中で、長い歴史を有する「文化」としての日本酒の新たな側面をより多くの方々に理解していただけたことを大変嬉しく感じました。


今回のロス・アンデス大学日本センターでの日本酒講座を通じて、日本酒が持つ文化的価値と今後国際的な広がりを見せる可能性を改めて実感しました。同時に、次世代を担う学生との対話を通じて、現地の視点から見た日本酒の新たな魅力や可能性に触れることができました。率直な感想や問いかけが、日本酒がこれからさらに多様な文化圏で受け入れられていく第一歩になることを期待しています。

今後もMiss SAKEとして、日本酒の魅力を単なる嗜好品としてではなく、日本の風土や文化を体現する存在として丁寧に伝えてまいります。そして、このような教育・交流の場を通じて生まれる相互理解の積み重ねが、日本と世界をつなぐ新たな可能性へと広がっていくことを願い、引き続き活動に取り組んでまいります。

2025 Miss SAKE Japan 館農知里

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