Miss SAKE News/Blog

第5回国際発酵・醸造食品産業展に2026 Miss SAKE 岐阜 矢橋舞美 が参加いたしました

皆さま、こんにちは。

2026 Miss SAKE 岐阜 矢橋舞美です。

先日、8月4日から6日にかけて、東京ビッグサイト 南展示棟にて、第5回国際発酵・醸造食品産業展が開催されました。

2日目の5日(水)に、2026 Miss SAKE 青森 力石明音とともに参加してまいりましたので、ご報告いたします。

国際発酵・醸造食品産業展について

この展示会には、次の3つの特徴があります。

・より美味しく、高品質な発酵・醸造食品、蒸留酒製造のための最新機器を扱う600社が集まる商談展示会
・酒造・発酵・醸造食品、飲料、健康食品などの製造開発・企画メーカー45,000名に直接売り込める、商談・業界交流の場
・研究結果、マーケット情報、海外トレンドなど50本以上の有力なセミナーを開催する、発酵・醸造食品産業に関する情報発信の場

上記のように、発酵・醸造に特化した日本唯一の専門展示会として、毎年多くの企業が出展し、製品の商談はもちろん、試食・試飲や機器の実演を通じて業界内外とのつながりを深める場となっています。今回は私たちも様々な企業様のブースを巡り、日本酒をはじめとする様々な発酵食品の製造現場を支える技術について学ばせていただきました。

その中でも本記事では、カワタ工業株式会社さま、新洋技研工業株式会社さま、そして株式会社ウッドソンさまについてご紹介させていただきます。

『カワタ工業株式会社 さま』

カワタ工業様のブースでは、麹づくりを一台で完結できる「トロムメル型自動製麹装置」をご紹介いただきました。

密閉された缶体の中で原料処理から製麹までを一貫して行える設計になっており、粉体製麹や手入機を内蔵したタイプなど展開も豊富です。缶体が密閉されていることで異物混入の少ない、清潔な麹づくりが可能になるとのお話が印象的でした。実際に装置の構造を伺いながら、麹室での手作業のイメージが強かった製麹という工程が、ここまで機械化・効率化されていることに驚かされました。

麹は日本酒の味わいを大きく左右する要となる工程です。原料の処理から製麹までを一台でまかなえるという発想には、現場の負担を減らしながらも品質を守るという、技術者の方々の細やかな配慮を感じました。手間のかかる工程だからこそ丁寧に向き合ってこられたのだろうと感じ、ものづくりへの真摯な姿勢に胸を打たれました。

『新洋技研工業株式会社 さま』

新洋技研工業様のブースでは、小型自動製麹装置「コージネーター」をご紹介いただきました。

高精度な温湿度制御によって安定した製麹が可能なほか、出麹後の冷却から麹の冷凍保管までを1台で完結できるフルパッケージ設計になっています。さらに遠隔でのモニタリングや設定変更にも対応しており、蔵の省力化を後押しする装置だと感じました。特に、出麹から保管までを一気通貫で任せられるという点には、蔵人の方々の負担を少しでも軽くしたいという開発の想いが感じられ、大変温かい気持ちになりました。

これまでの展示会でもサーマルタンクをはじめとした温度管理技術で酒造りを支えてこられた新洋技研工業様。今回のコージネーターにも、現場の負担を軽くしながら品質を安定させたいという、変わらぬものづくりの姿勢が表れていました。技術は年々進化していても、根底にある「現場に寄り添う」という想いは一貫しているのだと感じ、大変心強く思いました。

『株式会社ウッドソン さま』

ウッドソン様のブースでは、洗米機を中心にご紹介いただきました。

近年、洗米機を導入される酒蔵が年々増加しているそうですが、その多くが「周りの酒蔵が導入している」と耳にしたことがきっかけで導入を決められるというお話が大変印象に残っています。口コミのような形で現場から現場へと技術が広がっていく様子に、業界内の結びつきの強さを感じました。

展示されていた製品の中でも、株式会社ユメールのMJP酒造関係代理店として扱われている「コメクリーンMJP洗米機」は、ジェット気泡で米を洗うことで汚れを即座に排出し、そのままジェットで流送するため割米が出ないという点が特徴です。

このほかにも、能力や方式の異なる複数の洗米機・脱水機(圧密式連続洗米機、バッチ自動洗米機、タンク連続式洗米機、バッチ・連続兼用洗米機、遠心脱水機、吸引脱水機など)が展示されており、蔵の規模や作業スタイルに合わせて選べるラインナップの豊富さが印象的でした。洗米・脱水という工程一つを取っても、これほど多様な選択肢があることに、技術の奥深さを実感しました。

おわりに

今回、第5回国際発酵・醸造食品産業展に参加させていただき、麹づくりや洗米といった酒造りの根幹を支える技術に触れることができました。普段は味わいや文化的な側面から日本酒に触れることが多い中、製造現場を支える機械や技術に直接触れることで、一杯の日本酒の背景にある多くの方々の工夫と努力を改めて実感いたしました。

蔵元の皆さまの作業を効率化し、少しでも楽にお酒造りをするための技術を磨かれていることは、非常に興味深かったです。また、単純に高性能で高単価な機械を売って導入してもらえればいい、というわけではなく、蔵元の面積や予算、作業工程、こだわりなど、様々な側面から機械を選ばれるということが大変勉強になりました。

Miss SAKEとして、こうした現場の技術や想いも含めて、これからも日本酒の魅力を広く発信してまいります。ご多忙の中、各ブースでお話を伺えましたことは大変光栄でした。

誠にありがとうございました。

2026 Miss SAKE 岐阜 矢橋舞美

 

English Summary

Maimi Yabashi, 2026 Miss SAKE Gifu, reports on her visit to the 5th International Fermentation and Brewing Food Industry Expo, held August 4–6 at Tokyo Big Sight. She attended on day two (August 5) alongside 2026 Miss SAKE Aomori, Akane Rikiishi. The expo, Japan’s only trade show dedicated to fermentation and brewing, brought together roughly 600 exhibitors and 45,000 attendees, alongside more than 50 industry seminars.

She highlights three companies. Kawata Kogyo Co., Ltd. showcased a “Trommel-type Automatic Koji-Making Machine” that handles raw-material processing and koji-making in one sealed unit, reducing contamination risk. Shinyo Giken Kogyo Co., Ltd. presented its compact automatic koji-making device “Kojinator,” which combines precise humidity/temperature control with cooling and frozen storage of finished koji, plus remote monitoring. Woodson Co., Ltd. exhibited a range of rice-washing and dewatering machines, including the “Kome Clean MJP” washer, which uses jet-bubble technology to clean rice quickly without breaking the grains; she notes that adoption of such machines is spreading through word of mouth among breweries.

Reflecting on the visit, seeing the machinery behind sake production deepened her appreciation for the craftsmanship and consideration — not just performance — that goes into equipment choices at breweries, and she pledges to keep sharing these behind-the-scenes stories as part of her Miss SAKE activities.

2026 Miss SAKE Gifu Maimi YABASHI

 

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