皆さん、こんにちは。2025 Miss SAKE Japan 館農知里です。
3月25日(水)、三番町共用会議所(東京都千代田区)にて開催された、農林水産大臣主催「在京大使への政策説明会」オープニングセッションにて、英語司会を務めさせていただきました。また、その後のレセプションでは、各国大使の皆様にご挨拶をさせていただき、全国各地の日本酒を振舞わせていただきました。会場には、一般社団法人 Miss SAKE 代表理事 大西美香氏、そして2023 Miss SAKE Japan 山田琴子が同行いたしました。
農林水産大臣主催「在京大使への政策説明会」について
農林水産大臣主催「在京大使への政策説明会」は、我が国の食に係る先端技術への理解促進及び日本産農林水産物・食品の輸出拡大をねらい、各国の在京大使へと紹介する場です。オープニングセッションにおいて、日本が誇るフードテックに関する講演が行われ、最先端の取り組みについて理解を深める機会となりました。また、続くレセプションでは、日本の食文化を味わい、各国大使同士が食を通じて語り合う和やかな交流の輪が広がりました。これらを通じて、本会は日本の「食」と「農」の価値を世界に発信し、国際的なつながりをより一層強めていく重要な取り組みとなっています。
日本のフードテックが拓く食の未来
今回は、オープニングセッションにて、英語司会を務めさせていただきました。山下雄平農林水産副大臣による、日本の食文化の未来を見据えたご挨拶に続き、日本のフードテックを牽引する5企業の代表の皆様よりご講演がありました。講演では、日本の食文化を世界へ、そして次世代へと広げていくための最先端の取り組みや今後の方向性について紹介されました。
1.アグロルーデンス株式会社―代表取締役 佐賀清崇氏
2.株式会社プランテックス―代表取締役社長 山田耕資氏
3.リージョナルフィッシュ株式会社―代表取締役社長 梅川忠典氏
4.株式会社ARK―代表取締役CEOグループ代表 栗原洋介氏
5.Aburi Restaurants Japan株式会社―Manager 中村一輝氏
上記の皆様による発表を通して、日本のフードテックは単なる技術革新にとどまらず、食や農業のあり方そのものを見直す取り組みであることが示されました。気候変動や資源制約といった社会的課題が深刻化する中で、安定して食を供給しながら環境にも配慮する新たな食のあり方が模索されてきています。こうした取り組みを社会に広げていくためには、技術発展だけでなく、それを受け入れる消費者一人ひとりの理解促進が不可欠であることも示されました。日本のフードテックは、高い技術力を基盤としながら、持続可能性と文化的価値を調和させ、これからの食の在り方を先導していく存在であると学ばせていただきました。
鏡開きで始まるレセプション
続いて会場を移し、レセプションに出席させていただきました。はじめに、鈴木憲和農林水産大臣、続いて外交団を代表してミクロネシア連邦のジョン・フリッツ大使閣下より、開会に向けてのご挨拶を賜りました。
続いて、2025年12月に開催された「第27回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」において金賞を受賞された生産者の方々のご紹介がありました。福島県会津猪苗代カンダファーム代表 神田忍氏、岐阜県株式会社みつわ農園代表 永田政和氏、熊本県有限会社アグリテック保久土代表 中山北斗氏の三名が登壇されました。Miss SAKEでは、日本の米文化を発信する活動の一環として、毎年同コンクールへ参加させていただいております。私自身も昨年度、審査員として出席しており、表彰の場でもご一緒した生産者の方々と再びお目にかかることができ大変嬉しく思いました。それと同時に、日本の農業を支える皆様の努力と想いに改めて胸が打たれました。なお、当日の会場では、お三方により生産されたお米がおむすびとして提供されました。
また、レセプションの幕開けとして鏡開きが執り行われました。鏡開きは江戸時代から続く伝統的な祝いの儀式で、「鏡」は円満を、「開き」は末広がりを意味するとされます。当日は、鈴木大臣、フリッツ大使閣下ご夫妻、神田氏、そして当日のいけばなを手がけられた日本いけばな芸術協会常任理事・草月流の加藤久美子氏により執り行われ、続く乾杯の音頭とともに、春の訪れを感じさせる華やかなひとときとなりました。
日本酒を通じた文化外交の可能性
会場には、世界60カ国以上の外交官が一堂に会しました。私たちもMiss SAKEとして各国大使にご挨拶させていただくとともに、「純米吟醸 磐城 壽-鈴木酒造店(山形県)」をはじめとする日本酒を振る舞う貴重な機会をいただきました。日本酒を通じて世界各国をつなぐ「文化外交」の価値と可能性を改めて実感いたしました。今後も、日本食、そして日本酒を通じて、世界に文化交流の輪を広げていけることを今から心待ちにしております。
今回の農林水産大臣主催「在京大使への政策説明会」を通して、日本の「食」と「農」が持つ文化的価値が、国や言語、文化の違いを越えて人と人とをつなぐ大きな力を持っていることを、改めて実感いたしました。特に、フードテックという最先端の取り組みと、長い歴史の中で育まれてきた食文化や職人技が一体となり、日本の食の魅力が多角的に発信されていることに大きな意義を感じました。また、各国大使との交流を通じて、日本の食文化の価値を世界へ丁寧に伝えていくことの重要性と、その可能性の広がりを強く認識いたしました。
Miss SAKEとして今後も、日本酒をはじめとする日本の食文化の魅力を丁寧にお伝えしながら、国や地域を越えた相互理解の架け橋となれるよう努めてまいります。また、今後予定されている海外活動も含め、一つひとつの出会いを大切にし、日本の文化や価値をより深く、そして広くお届けできるよう誠心誠意取り組んでまいります。
2025 Miss SAKE Japan 館農知里






























