皆様こんにちは。
2024 Miss SAKE Japan南侑里です。
秋の訪れが待ち遠しいこの頃ではございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
2024年9月14日、日比谷松本楼にて「手いっぱいの会in 東京」が開催され、私南侑里が司会進行を担当させていただきましたので皆様にご報告いたします。
大信州酒造株式会社様の代表銘柄「手いっぱい」を名にしたこちらの会は、これまでに長野、松本、東京、札幌と様々な地で開催されておられます。
今回の会には、お客様と酒蔵とをつなぐ会員制度 大信州豊醸倶楽部に入会されておられるお客様をはじめ、酒造見学をきっかけに訪れた方、長年「手いっぱいの会」に参加しておられる方の総勢77名が集まりました。
そして大信州株式会社の社員の方が13名参加され、大信州ファンの方にとって蔵の方とお話しできる大変貴重で豪華な会でございました。
今回振る舞われましたお酒は以下です。
大信州 稲の花・翁下原・大信州 醴清 ・GI長野 梓水龍泉・GI長野 ヒカリサス・香月 秘伝・香月 神寿2022・大信州 樹一本みぞれりんごの梅酒
こちらのお酒に合わせてビュッフェ形式でお料理も振る舞われました。
皆様にこの会の様子を共有いたします。
開場と同時にウェルカムドリンクとして「大信州 愛感謝」が配られました。
開会のご挨拶は、この会の企画を担当されておられる製造部醸造課 田中健一様。
健一様からは今期の酒造りが10月から行われるため、9月は反省会と酒造りの準備をする大変重要な月であるというお話をお聞かせくださいました。
そして2024年度 純米大吟醸酒部門 プラチナ賞を「大信州 手いっぱい」が受賞し10月2日にフランスで開催される授賞式に健一様が伺われるとのことで、当日は胸を張って参加したいというお話をお聞かせくださいました。
そして神田神保町で営まれている1903年創業の酒屋 甲子屋酒店5代目小川聡様の乾杯の御発声で会はスタートしました。
このような距離で蔵の皆様と交流できる財産のようなこの会がこれからも続く事を願っているというお話をお聞かせくださいました。
乾杯酒は「大信州 手いっぱい」が振る舞われました。
乾杯後は少しご歓談があり、その後は皆様にお酒とお料理を楽しんでいただきながら、社員の方からこの日振る舞われましたお酒の紹介がありました。
以下、この日の紹介を皆様にも共有いたします。
翁下原
現在の大信州の礎を築いた小谷杜氏 下原多津栄大杜の名前を関したお酒。下原多津栄大杜は、16歳で酒造りに携わり、それから91歳で引退するまでの75年間大信州酒造を支えてこられました。下原多津栄大杜を顕彰するお酒として誕生したのがこの「翁下原」です。綺麗なまろやかな酸味わいが特徴。
GI長野 梓水龍泉
梓水とは、大信州酒造が仕込水に用いている梓川の水のこと。その源流は乗鞍高原にある「梓水神社」にあります。梓水神社には古来より神の使いとされる龍を祀った池があり、「ここの水をもらって散布するとよく作物ができる」といわれ、旱魃のときには雨乞い祭りが行われるなど水に関わる信仰の地とされています。ここから名前の着想を得て梓水龍泉が誕生しました。日本酒を醸す上で100%残る原材料である要の水を、お酒を通して味わってほしいという思いで作られています。
大信州 醴清
伊勢の神宮の重要なお祭りに奉られる神饌に4種類のお神酒「白酒(しろき)」「黒酒(くろき)」「醴酒(れいしゅ)」「清酒(せいしゅ)」があります。「醴酒」はお酒の始まりの形、「清酒」は現在の形。日本酒は長い歴史の中で創意工夫され「醴」から「清」へ、形を変えながら現在の洗練された味わいに至りました。「大信州 醴清」は正真正銘の“天恵の美酒”を目指し、特別な想いを込めて醸す日本酒です。
香月 神寿
長野県産の金紋錦を38%まで磨き、手間を惜しまず技術の粋を集めて造り上げた鑑評会出品用の純米大吟醸酒の中取り部分を瓶詰めしたお酒。大信州酒造がその年に造り上げたお酒の中で【1番】と評価した純米大吟醸酒です。大信州酒造で最高峰に位置する渾身の作品です。
蔵の皆様のお話は、なかなか普段聞くことのできない貴重なお話ばかりで皆様聞き入っておられました。お酒の紹介を伺った後は、皆様お待ちかねの豪華大信州の賞品が当たる大抽選会。
今回の商品は、大信州オリジナルTシャツ・手ぬぐい・ステンレスボトル・以和為貴(わをもってとうとしとなす)純米大吟醸・大信州酒造唎酒ルームペアチケットと大変豪華なラインナップとなっており皆様白熱しておられました。
私も大抽選会のじゃんけん係を担当させていただき、皆様と楽しませていただきました。商品を獲得された方お一人お一人にマイクで喜びのコメントをいただきましたが、皆様心からの喜びのコメントをお話しされておられました。
そして大抽選会後は田中健一様よりMiss SAKEのご紹介をしていただき、一般社団法人Miss SAKE大西美香 代表理事と共に壇上に上がらせていただきました。これから大信州のお酒がさらに広がってまいりますよう願いを込めまして長渕剛さんの「乾杯」を披露させていただきました。皆様手拍子をしながら聴いてくださり、胸が熱くなる想いでございました。
そして会の最後は、大信州酒造株式会社 代表取締役社長 田中隆一様よりご挨拶をいただきました。
会の開催日である9月14日は、三連休の初日であったこともあり「そのような日にこの会を選んで来てくださりありがとうございます」と感謝のお言葉を述べられました。
そして、「皆様のお顔を見てさらに気が引き締まります。」と最後は乾杯で挨拶を締められました。
最後に
我々Miss SAKEは、大信州酒造株式会社の皆様には大変お世話になっており、「手いっぱいの会」にたくさん御招致いただいております。
改めて、大信州酒造株式会社の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございます。
「手いっぱいの会in東京」は大信州を愛する方々集い、語り合うことのできる大変貴重な会であると感じました。
愛するお酒について語り合える。これほどに幸せなことはありません。
ファンの皆様からこよなく愛される大信州酒造様。これからの発展に目が離せません。
まだ大信州酒造様のお酒を飲んだことのない方は、ぜひ一度美味しさにこだわり丹精込めて作り上げられた大信州酒造のお酒を飲んでみてはいかがでしょうか。
2024 Miss SAKE Japan南侑里