皆様、こんにちは。
2023 Miss SAKE 宮城 千田瑞穂です。
年始に神田明神の参道にて、2024 Miss SAKE JAPAN 南侑里さんとともに、日本酒や甘酒の振る舞いをさせていただきましたのでご報告させていただきます。
1300年の歴史をもつ神田明神。天平2年(730年)に現在の東京都千代田区に創建されました。
その後、慶長5年(1600年)に天下分け目の関ヶ原の戦いで徳川家康公が戦勝の祈祷を行い、天下統一を果たしたことにより、江戸幕府の尊崇する神社「江戸総鎮守」として、将軍から庶民に至るまで多くの人々の崇敬を受けてきました。
東京一神田、日本橋、秋葉原、大手町・丸の内など108町会の氏神様です。
御祭神は「一之宮大己貴命(おおなむちのみこと)」のだいこく様、「二之宮少彦名命(すくなひこなのみこと)」のえびす様、「三之宮平将門命(たいらのまさかどのみこと)」のまさかど様が祀られております。
1月6日(月)は、仕事始めに商売繁盛を願う参拝者もおり、大変にぎわっておりました。
今回ご用意したお酒は次の通りです。
1.神田橋(東京都神田 豊島屋酒造)
東京都最古の蔵である豊島屋酒造様が醸しており、神田地区でしか取り扱いのない限定酒です。神田明神御奉納酒ということもあり、ご利益をいただこうと多くの方が味わっておられました。辛口でしっかりとした味わいが特徴です。
2.金婚 金印(東京都神田 豊島屋酒造)
明治神宮と神田明神の東京二大神社の御神酒として納められている唯一のお酒です。「金婚正宗」は、明治天皇の銀婚式をお祝いする願いを込めて命名されたそうです。すっきりとした旨みが特徴です。
3.伊達領御酒 白ラベル(宮城県仙台 勝山酒造)
320年以上の歴史をもち、仙台で現存する唯一の伊達家御用蔵である勝山酒造様。香りが上品で、お米の旨みが綺麗に調和され、味わいが豊かなのが特徴です。冷やでおすすめをさせていただきました。燗酒で飲み比べをされるお客様もいらっしゃいました。
4.千代むすび 純米 強力60(鳥取県境港 千代むすび酒造)
「千代に八千代に幸せを結ぶ」という願いを込め、「千代むすび」と命名されたそうです。鳥取県固有の酒造好適米「強力」を60%まで磨いた純米酒です。しっかりと低温熟成させ強力米の特性を引き出しています。奥深い旨みと酸味が特徴です。
日本酒の他に甘酒もご案内しました。
豊島屋酒造様の酒粕を使用してつくられた甘酒は、麹でつくる甘酒よりもさっぱりとしており、多くの方が飲みやすいと驚いておりました。
当日は、冷え込んでいたこともあり、燗酒や甘酒を頼まれるお客様が多くいらっしゃいました。
参道に並んでいらっしゃる方の中に、私のサッシュを見て「私も宮城出身です!参拝が終わったら寄ります!」と、声をかけてくださる方がいらっしゃいました。同郷として、大変嬉しかったです。
また、東京都にお住まいの方で「宮城のお酒だったら、飲んだことがある銘柄は…」と、話してくださる方もいらっしゃいました。こちらも大変嬉しかったです。
他にも宮城県には素晴らしい蔵がたくさんあることをご紹介させていただきました。
昼過ぎより雨予報だったのですが、足元が悪い中、友人や2023 Mr SAKE JAPANの奥山さんも駆けつけてくれました。
日本酒や甘酒を片手に久しぶりにお話をすることができ、大変嬉しかったです。
昨年12月に日本酒を含む伝統的な酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録されるという歴史的な発表がございました。
これを機に、国内外問わず、より多くの方が日本酒に興味関心を寄せ、楽しんでいただけるようになるのではないかと思います。
私たちの活動が一人でも多くの方にとって日本酒をはじめ、日本各地の様々な魅力に触れるきっかけとなりますよう、引き続き誠心誠意努めてまいります。
この度は、歴史ある神田明神の参道にて、このような貴重な機会をいただけましたこと、心より感謝申し上げます。
近藤商店ならびに関係者の皆様、誠にありがとうございました。
2023 Miss SAKE 宮城 千田瑞穂