こんにちは。
2025 Miss SAKE 長野 内田充咲です。
3/22(土)に行われました、第3回ナデシコプログラムに関してご報告いたします。
私たちファイナリストが集まったのは、東京都福生市の石川酒造さんのビール蔵2階。
ここでは、以下の二つの内容を学びました。
・メイク、付けまつげ講座(株式会社 ONEtoONE Professional 竹知万季様)
・お礼状の書き方(2023 Miss SAKE 宮城 千田瑞穂さん)
メイク・付けまつげ講座
メイク・付けまつげ講座は、午前中の座学と午後の実践編があり、各々自分が普段使っているメイクセットを用意して着席。
竹知先生にお配りいただいていた資料を見ながら、講義がスタートしました。
振袖のシルエットは直線が多いため、ドレスやワンピースのふわふわとした曲線に比べてきっちりとしたイメージになります。
服装とメイクの雰囲気が合っていないと、違和感を抱いてしまう可能性もあるのです。
そのため振袖用のメイクは、しっかりと縁どったリップや眉に、隙のない肌を作ることが大切なのだと学びました。
私は普段、ベースメイクからポイントメイクまで指で行うことが多いのですが、先生は筆をオススメされていました。
メイクグッズを使うことで、高度な技術がなくてもレベルの高いメイクが出来るそうです。
また、女性は感受性が高いため、熊野筆のような品質の良い道具を使うことで、内面から磨かれていくのだと知り、私もぜひ良いものを選びとることで身も心も素敵な女性を目指したいと思いました。
↓こちらは先生からお貸しいただいたメイク用品です。
下地やファンデーションは、厚めのスポンジが良いとのこと。厚めのものはとても使いやすくテクニックが要らないため、テクニックを磨かなくてはならない先生のアシスタントさんたちは、薄いスポンジで練習するのだとお聞きしました。
リップは振袖に負けない鮮やかなものを、リップブラシでしっかりと。いつも付けているリップは落ち着いた色が多いので、すごく新鮮でした。
チークは笑った時の頬の高い位置に。小鼻より下の位置に入れると、間延びした印象になってしまうため注意すること。
4色アイシャドウの普段使用している色は薄過ぎるので、1段階濃い色を使用しました。
普段締め色にしているブラウンをベースにして、一番濃い色を締め色に。
そして完成したメイクがこちら。
日常メイクと比べると、見違えるほどハッキリとした顔立ちに。
このメイクを振袖に合わせてみるのが、今からとても楽しみになりました。
竹知先生、誠にありがとうございました。
先生のサロンでは、パーソナルカラー診断や、似合うメイク、振袖なども教えていただけるそうです。私も最終選考会までにお伺いしようと思います。
お礼状の書き方
午後の2コマ目は、お礼状の書き方。
2023 Miss SAKE 宮城 千田瑞穂さんが講義をして下さいました。
今回は、先日振袖の自装を教えてくださった民族衣装文化普及協会の先生方5名と、石川酒造の代表取締役である石川彌八郎様、北村商店代表取締役の北村公克様。
計7名の方に担当を分けて感謝のお手紙を書きました。
まずは、基本的なところから。
拝啓と敬具、自分とお相手の名前の位置などを学んでいきます。
次は、それぞれで時候の挨拶や結びの挨拶などを調べながら文の中身を作成します。
ペンは、筆ペンや太めのゲルボールペンが最適。
私は細めの筆ペンを購入しました。
便箋も絵などが無い物ではなく、花が乗っているものがおすすめだそうです。ただし、お花は季節のものだと使う時期が限られるので、少し注意が必要だと教えていただきました。
お相手のことを想いながら、心を込めて便箋を選び、一筆一筆に気持ちをのせる。
素敵な時間でした。引き続き、たくさんの方にお手紙で感謝を伝えていきたいです。
湯豆腐:燗酒の付け方、粋な飲み方
私たちが寝泊まりする、酒坊という宿泊施設に移動した後は、いよいよ夜ご飯。
北村商店の代表取締役、北村公克様から湯豆腐と一緒に味わう燗酒の付け方を教えていただきました。
ご用意くださったのは、江戸前の湯豆腐。
醤油と葱、生姜、鰹節のつけダレに温めた湯豆腐をつけていただきます。
お豆腐は温めすぎると「す」が入ってしまうため、タイミングがとても重要だと仰っていました。
まず湯豆腐と一緒にいただいたのはぬる燗。
多満自慢と書かれた素敵なおちょこでいただきました。
冷酒と飲み比べると、味の違いが明らかでびっくり。
温度で味わいがこんなにも変わるなんて、とまたもや日本酒の面白さに触れました。
目の前が開けたように感じ、さまざまな温度、お料理との組み合わせで、これからも熱燗を楽しみたいなと思いました!!
おわりに
今回のナデシコプログラムでは、「外を磨きたいならまず内側から」だということを強く感じました。今回学んだメイクもお手紙も、全て心からの気持ちを込めないと真に美しいものにはならないはずです。
ファイナリストのみなさんとお話する度に、素敵な考え方をされているんだなということを感じます。
私もみなさんと過ごすことで、心から輝く女性になれるよう、務めてまいりたいと思います。