皆様、こんにちは。2024 Miss SAKE Japan南侑里です。
2024年11月12日、浦霞醸造元株式会社佐浦様の創業300年祝賀会に招待いただき、心よりお祝いを述べさせていただくという貴重な機会を頂戴いたしました。
当日は、塩竈市 佐藤光樹市長や東松島市 渥美巌市長、全国の酒蔵の蔵元をはじめとする著名な方々が一堂に会し、300年という歴史的な節目を祝う素晴らしい場となりました。
そして宮城県仙台市出身の三味線プレイヤー浅野祥様による演奏や社会人応援団 青空応援団のステージがあり、会場は温かな空気に包まれておりました。
そのような貴重な場で、私も皆様の前でスピーチをさせていただき、佐浦様の300年という長い歴史と伝統が未来へと続くことを願い心からのお祝いを述べさせていただきました。
Miss SAKEは日本酒と日本文化を国内外に広めるアンバサダーとして2014年に活動を開始し、現在では国内だけでなく世界20ヵ国42都市でも活動させていただいております。
この活動は、日本政府5省庁をはじめ、日本酒造組合中央会、日本酒造青年協議会、JETRO、JNTOなど、多くの団体と皆様の支援によって成り立っています。その中でも、佐浦社長にはMiss SAKEの顧問として長年にわたりご支援とご指導をいただき、大変お世話になっております。
今年、私たちMiss SAKEの各県代表は、研修プログラムである「ナデシコプログラム」の一環として宮城県を訪れ、佐浦社長のもとで酒蔵見学とテイスティング講習を体験させていただきました。蔵の中で杜氏の皆様が日本酒を仕込む姿を間近で見せていただく機会をいただき、その瞬間日本酒が単なる「お酒」ではなく、作り手の情熱と想いが込められた「文化・物語」であることを強く感じました。
佐浦社長のご指導は、私たちの活動に深い影響を与え、未来の世代へと日本酒を継承する大切さを私たちMiss SAKE全員の心に刻んでくださいました。佐浦様が300年もの間、日本酒文化を守り抜かれてきたそのご尽力に心からの敬意を表し、これからもその伝統を未来へと繋ぐ一助となれるよう精進していきたいと思います。
また、祝賀会では記念品として、佐浦様の「生酛 純米大吟醸 浦霞」と300周年を記念したクッキーを頂戴しました。「生酛 純米大吟醸」は、300周年を記念して造られたもので、精米歩合12%まで磨き上げた山田錦と「きょうかい12号酵母」という株式会社佐浦様発祥の酵母を使用し、高精白での製造は難しいと言われている生酛造りに挑戦した佐浦様の300年の歴史と技術の結晶ともいえるお酒なのです。そのひと口ひと口に込められた想いや技術に感動いたしました。記念クッキーは、デザインからも佐浦様の歴史への誇りが感じられ、大切に味わわせていただきました。
この日、ナデシコプログラムの宮城研修にてお世話になった鹽竈神社権宮司 大瀧博司様にも再びお目にかかることができ、2024 Miss SAKE Japanに選出いただいたご報告もさせていただくことができました。
そして同じくナデシコプログラムの宮城研修にてお世話になった佐浦様の3名の杜氏様にもご挨拶させていただくことができました。改めて、宮城という地の魅力と深いつながりを実感させていただける機会となりました。
改めまして祝賀会にご招待いただき、素晴らしい一日を過ごす機会をいただけたことに心より感謝いたします。株式会社佐浦様のさらなるご発展と、日本酒文化が未来永劫続きますことをお祈りいたします。
2024 Miss SAKE Japan南侑里