*2018年8月のインタビューになります。
「Miss SAKEに応募したきっかけは?」
私は現在の大学に入学する前に別の大学を卒業しており、長い学生生活を過ごして参りました。
そしてその間ずっと飲食店でのアルバイト、お仕事に携わり、「飲・食」を通じて人々がつながりを深め合う空間づくりに愉しさを感じながら、私自身も「飲・食」の魅力に魅せられて参りました。
そんな中、たまたま友人と酒蔵を訪れる機会があり、そこでその地の自然を感じ、その地の食を味わい、造り手の方々の想いを伺いながら口にする日本酒に、言葉にならない感動を覚えました。
そして同時に、日本酒や地域の伝統文化等、日本人である自分がその魅力の大きさに気づいていなかったことに、ある種の恥ずかしさや「もったいなさ」を感じるようになりました。
この魅力をもっと多くの方々に知ってもらいたい。ちょうどそう感じていた時にミス日本酒の存在を知り、応募を決意致しました。
「何が魅力で応募しましたか?」
私はもともといわゆる “ミスコンテスト”のようなものとは全く無縁の、一学生でありました。
ミス日本酒でなかったら、こうしたコンテストに応募することはおそらくなかったであろうと思っております。
ミス日本酒は、『日本酒を通じて、日本の文化の魅力を国内外に発信するアンバサダー』であり、“ミス”という冠を伴ってはおりますが、その実はアンバサダー事業、文化貢献活動に他なりません。
2013年より活動が始まり6年目を迎えた現在では、国税庁様、観光庁様、外務省様、農林水産省様等の七つの省庁様、日本貿易振興機構(JETRO)様や日本酒造組合中央会様等からもご後援をいただき、一年間に国内外で400件を超える活動を行なっております。
名実ともに日本酒・日本文化のアンバサダーとしてこれ程の活動をさせて頂けること。
そして、これまで表に出る活動とは無縁だった自分にも、こうした活動に携われるチャンスがあること。
そこに大きな魅力と可能性を感じ、応募を決意致しました。
「ファイナリストになってどんな変化あったのか?」
ミス日本酒 神奈川代表に選んでいただいて、まずは何より、各地域を代表する素晴らしい女性達と出会えたこと、そして彼女達と励んだ二ヶ月間の研修での学びは私にとって大変大きな財産であると感じています。
「日本酒」への共通する思いを通じて出会うことができた、生まれ育った環境も職種もキャラクターも全く異なる各地域代表のメンバーは、皆それぞれに魅力溢れ、志高い女性達ばかりです。きっとこの先もそれぞれの領域での活躍を通して、互いにたくさん刺激し合い、助け合っていけるのだろう。
そう感じられる彼女達と出会えたご縁を、本当に嬉しく、有難く感じております。
そして二ヶ月間の研修の中で、日本酒に関してはもちろんのこと、お着物の着付けや和髮の結い方、日本文化・伝統芸術、農業、国際マナー、海外から見た日本酒・日本について等、多岐にわたる多くの学びを得られたことは、一日本人女性として今後の私自身の人生の糧となるものであると感じております。
また、自身の生まれ育った神奈川県の魅力を再認識できたことも、ファイナリストとして得ることができた財産の一つであると感じています。
正直なところ、私は神奈川で生まれ育った身ではありますが、都内にも程近い土地柄ゆえ、これまで、”地元としての神奈川県”というものをあまり意識したことはなかったように思っております。
しかし神奈川代表に選んでいただき、「神奈川」にまつわる情報にこれまで以上に意識を向けるようになり、また神奈川県のお酒について学びを深める中で、神奈川県と自分自身との繋がりをこれまでの何倍も強く感じるようになりました。
生まれ育った地域への感謝の思いを、ミス日本酒の活動を通して地域への貢献として還元することができたらと感じております。
「応募する前の自分と、今の自分との違い」
「ミス日本酒としてふさわしい人とはどんな人であるのか?」そこには絶対的な基準はありません。
いわゆる『外見的な美』だけが求められるわけではなく、『日本酒を通じて、日本の文化の魅力を国内外に発信するアンバサダーとしてふさわしい人』。
それがミス日本酒に求められていることです。
だからこそ、一ファイナリストとして自分にしかできないことは何であるのか、自分らしさとは何であるのかを模索する中で、自身のこれまでの歩みを改めて見つめ直し、一つ一つの経験に新たな意義や価値を見出すことができた気がしております。
そして同時に、自身がこれまで本当に多くの方に支えられてきたのだということを改めて実感することができました。
家族や友人、生まれ育った地域や環境、母国としての日本への思いを、ミス日本酒への挑戦を通して深めることができたと感じております。
そして現在2018 ミス日本酒として活動をさせて頂く中で、本当に多くの刺激と学びに満ちた日々を送らせていただいております。
ミス日本酒として、様々な方々と出会い、様々な地を訪れ、数々の責務ある大切な活動をさせて頂いているこの経験は、間違いなく私自身を成長させ、価値観の多様性を広げ、今後の自身の可能性を何倍にも広げてくれている、そう感じております。
そしてもちろん、もともと大好きだった日本酒への想いは、『日本酒』というものと真摯に向き合う多くの方々との出会いを通じ、ますます深く強くなっているのを実感しております。
ミス日本酒としてのこの貴重な経験をどのように社会に還元していけるか、私なりにしっかりと模索しながら残りの2018 ミス日本酒としての活動に励んで参りたいと思っております。
「あなたから見たMiss SAKEとは」
日本酒は日本の誇る文化の表れ。
それは古くから、祭り事や神事、私達の社会生活と深く結びついてきた伝統の表れでもあり、同時に革新、創造性を伴ったモダンアートでもあります。
だからこそ、ミス日本酒の活動は極めて多岐にわたっており、日本酒の魅力を伝える活動を主軸に据えつつも、日本の伝統文化、食文化、農業、漁業、環境保護、観光誘致、女性の社会進出等に関わる活動、そして国内外での様々な催しでの日本文化発信等、本当に多様な活動をさせて頂いております。
ミス日本酒としての活動は、日本人として日本文化への誇りを再認識させてくれ、日々様々な経験を通して自分自身を成長させてくれる、生涯の財産、糧となる活動であると強く実感しております。
そして何より去年の今頃、一学生として日々実習に励んでいた自分が、現在は日本酒・日本文化のアンバサダーとして、振袖に身を包み国内外で活動をさせていただいている。
こんな夢のような経験は、ミス日本酒でなければあり得なかったと確信しております。
ミス日本酒は、「勇気を出し挑戦する一歩が自分の可能性を広げてくれること」を教えてくれた存在です。
だからこそ、是非多くの方々に、2019 ミス日本酒に挑戦してもらいたと願っております。日本酒・日本文化の魅力を伝えるアンバサダーとして、共に励んで行ける素晴らしい仲間に出会えますことを、心より楽しみにしております。
Miss SAKE 応募ページ
「Miss SAKE Application / 募集要項」はこちら。
一言ではミス日本酒の魅力を言い表すことが難しいほどに、様々な理由でMiss SAKE ファイナリストは応募いただきました。
「日本酒・日本文化のアンバサダーとしての魅力」「水着審査なし、身長制限なしの魅力」などそれぞれのきっかけがあります。
”故郷と世界、日本と世界の架け橋となるアンバサダー”であるミス日本酒(Miss SAKE)にあなたの応募をお待ちしております。