皆様こんにちは。
2022 Miss SAKE 岡山 安藤恵です。
2022年8月30日(火)、東京文京区にあるホテル椿山荘東京にて『第13回雄町サミット』が開催されました。
雄町サミットとは、岡山県産酒造好適米「雄町」を使用した日本酒が日本全国から集まるイベントです。
開催内容
第一部
・唎き酒会
一回目 / 12:30~14:00
二回目 / 14:20~15:50(完全入れ替え制)
・鑑評会審査発表/講評 / 16:00~17:20
第二部
・懇親会 / 18:00~20:30
私は2022 Miss SAKE 岡山として、「第一部 鑑評会審査発表/講評」「第二部 懇親会」にて司会進行を務めさせていただきました。
杉原未来は2022 Miss SAKE 岡山 準グランプリとして、「第二部 懇親会」にて蔵元様・農家様インタビューのインタビュアーを務めさせていただきました。
【第一部 鑑評会審査発表/講評】
雄町サミットでは毎年、日本酒専門家の先生方による「鑑評会」を開催し、出品された日本酒の中から優等賞が選定されます。
今回の『第13回雄町サミット』では、岡山県産酒造好適米「雄町」を100%使用した日本酒が全国36都道府県124の酒蔵から209点出品され、8月17日に岡山県にて行われた予審を経て、当日午前の最終結審にて49点の日本酒が優等賞に選定されました。
結審には9名の日本酒専門家の審査員の先生方があたられました。
《審査にあたられた先生方》
〇日本酒造組合中央会 理事
宇都宮 仁 様
〇日本酒輸出協会 会長
松崎 晴雄 様
〇広島国税局 鑑定官室 室長
江村 隆幸 様
〇独立行政法人 酒類総合研究所
醸造微生物研究部門 部門長 赤尾 健 様
〇株式会社はせがわ酒店 代表取締役社長
長谷川 浩一 様
〇レストランRangitoto Tokyo オーナー
ウェイン・シェネン 様
〇日本名門酒会 本部 株式会社岡永 顧問
森 晃一郎 様
〇日本酒ライター
市田 真紀 様
〇大阪国税局 鑑定官室 室長
遠山 亮 様
審査講評には遠山先生を除く8名の先生方がご登壇くださり、審査講評が行われました。
それぞれの先生方には、審査にあたられた講評と、どのような点に雄町の魅力を感じられたかをお話いただいたのですが、関わられている分野の違う先生方が「雄町」についてそれぞれの視点で話される内容はどれも素晴らしく熱がこもっており、改めて雄町は一言で語ることができない魅力溢れる酒造好適米であることを知る貴重な機会となりました。
入賞された酒蔵の皆様、おめでとうございました。
受賞酒一覧はこちらから↓
雄町サミットHP:https://omachi.marumaru-okayama.jp/
【第二部 懇親会】
2019年以来、3年ぶりに一般のお客様を入れての開催となった懇親会。
愛飲家、流通・販売、飲食関係など様々な方にご来場いただき岡山県産雄町で醸された日本酒を存分に味わっていただく時間となりました。
会場内には、
当日の出品酒が出品酒リストの順番で、全て並んだ『きき酒コーナー』
お酒の温度帯による味わいの違いを楽しめる『熱燗コーナー』
が設けられており、ご来場の皆様がお好みの逸品探しに何度も足を運ばれており、大盛況の模様でした。
また、ステージ上では、雄町の生産者の皆様や・受賞蔵の関係者の皆様にそれぞれご登壇いただき。
2022 Miss SAKE 岡山 準グランプリ 杉原未来がインタビュアーとして米作りや酒造りについてインタビューさせていただきました。
生産者様のインタビューでは、
- 赤坂特産雄町米研究会 藤原会長様
- 高島雄町米振興会 西崎会長様
- 西大寺雄町研究会 岩本様
- 藤田雄町部会 国定部会長様
- 興除雄町研究会 坪井会長様
- JA岡山 御津雄町米生産部会 藤元部会長様
- 瀬戸町雄町部会 岡本様
以上7名の生産者様がご登壇くださいました。
雄町の生産者の皆さんに直接お会いし、お話を聞く機会がなかなかない中、今回は栽培時の苦労や、雄町に対する思いなどじっくりお話を聞く貴重な機会となりました。
中でも印象に残ったのは、『扱いにくく栽培が難しい雄町を育てていくなかでの原動力は、雄町を扱う酒蔵や、飲み手の方の“笑顔”』というお話。
ご登壇なさっている生産者の皆様が深く頷きながら、最高の笑顔を見せてくださった瞬間でした。
私は皆様の笑顔をみて、改めて2022 Miss SAKE Okayamaとして生産者の方にも皆様の笑顔が沢山届くような活動・発信をしていきたいと思いました。
岡山県の雄町の“今”についての情報は酒造好適米協議会様のInstagramにて随時発信なさっています。貴重な出穂の様子など、ご覧いただけますので、是非フォローしてみてください!
酒造好適米協議会 インスタグラム:https://www.instagram.com/okayama_omachist/
最後に…
今回の雄町サミットにご後援を頂いた日本酒造組合中央会様、岡山県様、広島国税局様、株式会社アスク様、新中野工業株式会社様、株式会社フジワラテクノアート様、
運営をしてくださったJA全農おかやま様、岡山県酒造好適米協議会様、岡山県酒造組合様、椿山荘のスタッフの皆様、
会場にお越し下さった皆様、本当にありがとうございました。
私は今回、人生で初めて司会進行というお役目をいただき、不慣れさが出ることもありましたが、審査員の先生方やご来場くださった皆様スタッフの皆様、岡山の蔵元の皆様の温かさに支えて頂き、最後まで滞りなく務めさせていただくことができました。
この場をお借りして深く感謝申し上げます。
今後とも雄町や雄町で醸された地酒の魅力発信に努めてまいります。
2022 Miss SAKE 岡山 安藤 恵