Miss SAKE News/Blog

「今後を見据えて」2023 Miss SAKE 静岡 古橋花菜

皆様こんにちは。
2023 Miss SAKE 静岡 古橋花菜です。

5月7日日曜日、第14回ナデシコプログラムを受講いたしましたので、ご報告します。

<講義内容>

1、国民の義務 税理士による租税教室 (uc&i税理士事務所 代表 税理士 小池俊様)
2、愛葉氏、中村事務局長による講義

〜租税教室〜

uc&i税理士事務所 代表 税理士 小池俊様より、租税教室を行っていただきました。

普段は租税教室を中学校・高校・大学で行っているそうですが、大人になってから改めて税について学ぶ機会というのは多くないため、大変勉強になりました。

税理士は年々減少しているそうです。なんと平均年齢は65歳だそうです。
会社員であれば定年を迎えてる歳であるにもかかわらず、税理士では平均年齢ということで驚きました。
小池様は24歳で税理士に登録されたそうですが、20代の税理士は千葉県で3人しかいなかったそうです。

毎年受験者も10%ずつ減少しているそうです。

税理士は、約7万8千人おり、その内東京都には2万5千人ということなので地方では税理士がさらに不足していることがわかります。

私たちにとって、税金は必要不可欠です。
税金が必要な理由を小池様は以下のようにご教授くださいました。

  • 豊かな生活のため
  • 健康に生きるため
  • 文化的に生きるため
  • 安心して生きるため

公立学校の児童生徒1人が、高校を卒業するまでには約3千万円以上の年間公費負担教育費がかかるといいます。

その他、道路、公園、警察・消防、年金・介護等身近な様々なところで税金は使われています。

シャウプ博士によって日本の税制度は確立されました。申告納税制度の水準を図るための青色申告制度も、シャウプ博士によって導入されました。

一方で、日本の税制度で優れていたものもありました。
それは「源泉徴収制度」です。

これは、海外では施行されていなかったため優れた日本の制度として認められたそうです。

日本は申告納税制度を採用しております。
納税者自らが正しい知識を持って申告する制度であり、あくまでも税務署は申告された内容を確認する機関なのです。
税務署は、申告の仕方を教えることが役割ではありません。

それにもかかわらず、税についての教育が少ないことを小池様は指摘されておりました。

また、税理士の業務である税務代理・税務書類の作成・税務相談は税理士の独占業務であるそうです。

Instagramなどでよく見かける税金についての知識を載せているアカウントは、税理士法違反であるということです。
近年は誰もが利用しているSNSですが、便利であると同時に簡単に法を犯してしまいやすい媒体であると感じました。

日本の税金は、約50種類あると言います。

それらの税金を組み合わせることで、できるだけ「公平」と感じられるような仕組みになっているのだそうです。ただ、平等≠ 公平であると言います。立場や収入の違いによって平等が必ずしも公平にはならないという当たり前のことを忘れてはいけないと思います。

また、講義の終盤では今後の日本についてファイナリストの皆さんとディスカッションを行いました。

将来のために、今後を担う子供たちの教育に投資するべきであるという意見が多数ありました。

私も同じように思います。少子高齢化社会とはいえ、だからこそ子供達への投資をすることによってより良い社会を築くことができるからです。

歳入を増やすことばかりに注目するのではなく、使い方を見直して本当に必要なところに必要な分だけをかけるべきであると感じました。

最後に、小池様よりいただいたメッセージを皆様にも共有したいと思います。

「税について知るだけで、世界が広がります。興味を持って自ら学び、より良い国にしていってください。」

この言葉を心に留めて自ら勉強するよう心がけたいと思いました。

小池先生、ありがとうございました。


〜これまでのナデシコプログラムを通して〜

愛葉様、中村事務局長より、大変貴重なお話を聞かせていただきました。

講義の前半には、中村事務局長より最終選考会についてのご説明をいただきました。
ナデシコプログラムも今回で14回目です。気が付けば最終選考会も目前に迫ってきました。

不安が募る私たちに中村様は何度も「心配しなくても大丈夫」というお言葉をかけてくださいます。
ここまで順調に活動に取り組めて来れたのは、他でもなく中村様をはじめとする事務局の方々が手厚くサポートしてくださっているおかげです。

改めて感謝を申し上げると共に、最後まで全力を尽くしたいと思います。

愛葉様からは、最終選考会までの残りの期間に意識することや今後の人生において大切にしたいお言葉をいただきました。

その中でも最も私の心に残ったお言葉は、

「答えは自分の中にある。他の人の中にはない!ネット上にもない!」

ということです。

素晴らしい人に囲まれていると、他人と比較したり他人の価値観が正しいという錯覚を起こしてしまいがちです。
また、ネットが便利で切り離せないこの社会で、すぐにネット上に答えを求めたくなってしまいます。

愛葉様のお言葉に、忘れてしまいがちな大切なことに改めて気付かされました。

私は今まで現状維持はマイナスという意識を常に持って生きてきました。
今もそれが自分の中の当たり前であると思っています。

平凡な生活を送れることがどれだけ幸せなことかを噛み締めて周りに感謝した上で、貪欲にさらに上を目指していきたいというのが私のスタイルです。

ありがたいことに、「花菜が頑張っている姿を見て、自分も頑張らないといけないと感じた。」という言葉をよくかけていただきますが、私が成長を求めて頑張ることで誰かが何かを頑張りたいと思うきっかけになれたらうれしく存じます。

戦う相手は他人ではなく、自分であるということを念頭に置きながら改めて自分の価値観や理想の姿を目指せるよう尽力いたします。

また、人間関係の大切さも自身のご経験をもとにお話しくださいました。

「お金」か「人」どちらか一方をとるなら必ず人間関係を取りなさい。
お金は無くなったとしても後から稼げる。
自分が幸せになることを考えた時、人間関係は必ず財産になるのだから、人付き合いを学び、人を大切にしなさい。

このようなお話に大変感動いたしました。
成功するには必ず貧乏な時期がつきものだとおっしゃっておりましたが、私も経験や夢のために投資して周りの人を大切にすることで、幸せを手に入れられる人になりたいと強く感じました。

貴重なお話をいただきありがとうございました。

残りのナデシコプログラムも、学んだことを生かしながらさらに成長できるよう努めてまいります。

引き続きよろしくお願いいたします。

2023 Miss SAKE 静岡 古橋花菜

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