Miss SAKE News/Blog

第43回 全国きき酒選手権大会 神奈川県予選会 に2023 Miss SAKE 山田琴子が参加いたしました

皆さま、こんにちは。

2023 Miss SAKE Japan 山田琴子です。

日差しも暑くなり、本格的な夏を感じました7月21日、第43回 全国きき酒選手権大会 神奈川県予選会 に2023 Miss SAKE 山田琴子が参加いたしました。

第43回 全国きき酒選手権大会 神奈川県予選会

 

全国きき酒選手権大会は、今年で開催が43回目になる大変歴史のある大会です。この大会では、全国の「日本酒好き」のアマチュアの方を対象に、日本酒に関する筆記試験ときき酒を実施し、きき酒日本一の座を目指します

「「全国きき酒選手権大会」は、日本酒文化の普及・振興を目的に1981年にスタートし、今年で41回目を迎える歴史ある大会です。
アマチュアを対象に、各県予選を突破した代表者などが、日本酒に関する筆記試験と、7種類の日本酒について味や香りを確かめながら判別する“きき酒”を実施し、きき酒日本一を競います。

2013年に開催された第33回大会からは、日本酒好き大学生が1組2名の大学対抗で特別枠として参加し、さらなる熱戦を繰り広げています。
2021年に開催された第40回大会では、オンライン名人戦と銘打ち新型コロナウィルス感染症対策としてきき酒競技と日本酒実力テストを初のオンラインで実施しました。
2022年は2019年以来3年ぶりのリアル開催を実施。全国32都道府県から選抜された代表選手66名が参加し熱い戦いを繰り広げました。

(日本酒造組合中央会HPより引用 https://japansake.or.jp/sake/kikisake/guide/index.html)

 

神奈川県での予選会は、今年で開催が5回目となりました。

会場は、神奈川県酒造組合もございます本厚木の厚木商工会議所の大会議室にて開催されました。

神奈川県予選会では、抽選により選ばれました28名の神奈川県民の方が今回神奈川県代表を目指し、きき酒を行いました。

予選会の始まりは、神奈川県酒造組合会長の黄金井康巳様のご挨拶より始まりました。黄金井様は、このきき酒選手権がより多くの方に日本酒を飲み比べて楽しんでいただくきっかけになっていただきたいという思いを述べられました。

その後、この日いらしていた7蔵の蔵元のご紹介と、私も出場者の皆様にご挨拶をさせていただきました。

いつもの試飲会とは違い、会場は大変緊迫した雰囲気に包まれており、出場者も皆さま真剣な面持ちで蔵元のお話を聞かれていらっしゃいました。

 

ご挨拶ののち、大矢孝酒造の八代目蔵元 大矢俊介様より、きき酒の方法の説明がございました。

きき酒選手権でのきき酒では、大吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒、本醸造酒、普通酒、生酒、低アルコール酒の7種類をきき酒をします。

まず、1回目のきき酒にて7種類の日本酒をきき酒したのち、それぞれを自分の好みであった順位に順位をつけます。

その後、2回目のきき酒にて同じように自分の好みの順番に順位をつけ、1回目と2回目で安定して同じ順位に好きなお酒を並べることができたかを競います。

それぞれの回の制限時間は7分で、この短時間の間に7つの味や香りを確認します。

この日、大変光栄なことに私もオブザーバーとして出場者の皆さまと一緒にきき酒を体験させていただきました。

私も今回体験させていただくにあたり、自宅にて練習を重ねていたのですが、7分間で7つのお酒の違いを確認し、メモを書き切るのは至難の業でした。

2回のきき酒にて、お酒の味わいの違いを一度で正確に確認できることが正答率をあげるために大変重要だなと実感いたしました。

 

この日、きき酒に出た神奈川のお酒は以下の通り。

  • 純米大吟醸:巌乃泉(清水酒造)
  • 純米吟醸:隆・白ラベル・若水(川西屋酒造店)
  • 純米酒:白笹鼓・純米酒(金井酒造店)
  • 本醸造:相模灘・特別本醸造(久保田酒造)
  • 普通酒:盛升・赤ラベル(黄金井酒造)
  • 生酒:残草蓬莱・槽場直詰生原酒(大矢孝酒造)
  • 低アルコール酒:雨降・水酛・純米(13℃)(吉川醸造)

 

2回のきき酒ののち、採点を待っている間に、私からMiss SAKEのご紹介と、1年間Miss SAKE Japanとして活動をした中での特に、海外での日本酒の普及についての体感や、7月19日より始まりました神奈川県の酒蔵スタンプラリーについてもお話をさせていただきました。

NETFLIXなどのオンラインでの日本のコンテンツ配信により、海外では時差なく、新作の日本のアニメを見ることができます。このことにより、より一層海外の方が日本への憧れを強めており、そのアニメの中で見られる「お酒」に挑戦したいという方が増えているということ、日本酒の海外輸出が大きく伸びており、特に私が訪問したアジア圏では大きく販売が伸びており、日常的に日本酒を楽しむ方が増えているということを共有させていただきました。

最後に、清水酒造 代表 清水圭太様より閉会のご挨拶をいただき、会は終了となりました。

神奈川県代表は白石浩気さん

採点の結果、今年度の全国きき酒選手権大会 神奈川県予選会の神奈川県の優勝者は、白石浩気さんに決まりました

白石さんは、なんと7種類の日本酒を全問正解で優勝されており、参加者の中では若手であったにも関わらず全問正解と大変素晴らしいきき酒スキルの持ち主でした。

お話を伺うと、白石さんはなんと今回のきき酒選手権が初めてではなかったそうで、諦めずに再度チャレンジして勝ち取った全問正解だったそうです。

優勝された白石さんには、会長の黄金井様より表彰状と中沢酒造様の松みどり純米大吟醸と、吉川醸造様の雨降 水酛が送られました。

会場では、来場者同士の交流もございました。また、来場者のかたに感想を伺ったのですが、「難しかったが、大好きなこの銘柄だけは当てることができて嬉しかった」や、「大好きなこの銘柄の蔵元と今日はお話ができてとても嬉しかった」などの普段より贔屓にしている銘柄への愛を再確認された方や、「ここの銘柄の日本酒は飲んだことがなかったけれど、美味しいことに気づいた」など新しい神奈川の日本酒の魅力に気づかれる方もいらっしゃいました。

今回、神奈川県の代表に選ばれました白石さんと、2位の方は秋にございます全国大会に神奈川代表として出場いただきます。

神奈川県民として、お二人が全国大会にて実力を名いっぱい発揮されますこと、応援して参りたいと思います。

 

当日の様子は、神奈川県のホームページにも掲載がございますので、よかったらご覧ください。

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u5r/cnt/f550/osake_kikizake06.html

 

神奈川県酒造組合の皆さま、この度は、大変貴重な経験に参加をさせていただきまして、誠にありがとうございました。

今後とも、大好きな地元神奈川のお酒をより多くの方に知っていただけますよう発信を続けて参ります。

 

2023 Miss SAKE Japan / 神奈川

山田琴子

 

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