2月28日(火)、日本酒造組合中央会の会議室にて開催されました、日本酒蔵ツーリズム推進協議会主催、令和4年度 酒蔵ツーリズムセミナー「発酵文化としての酒蔵ツーリズム」、および懇親会に参加致しました。
日本観光振興協会では平成29年度より、テーマ別観光による地方誘客を目指し、酒蔵ツーリズムの推進事業に取り組んでいらっしゃいます。
その中で、各地の事例や酒の特色などを知り、情報交換・検討を行う場として「酒蔵ツーリズムセミナー」が開催されています。
今回は『酒』を発酵文化の視点で再考し、イタリアで最も著名な発酵食専門家であり、ローマ郊外で味噌や醤油を製造しているカルロ・ネスラー氏と、文化庁食文化担当参事官の野添氏、千葉県の酒蔵 鍋店の社長であり、道の駅 「発酵の里こうざき」の駅長 大塚氏よりお話を伺いました。
さらには、細野助博 日本酒蔵ツーリズム推進協議会会長、表尚志 内閣官房内閣審議官、久保田穣 日本観光振興協会理事長、杉野正弘 日本観光振興協会審議役、門司健次郎元ユネスコ大使、浦霞蔵元 佐浦弘一社長と、錚々たる方々からお言葉を頂戴しました。
こちらは手島麻記子様とカルロ様とのお写真です。
手島先生は、日本酒スタイリスト/彩食絢美流ダイニングデザイン 代表/食文化研究家を務めていらっしゃいます。SAKE Madame としてMiss SAKEを日頃よりご支援くださっていて、大変感謝の気持ちでいっぱいです。
カルロ様は、実際にイタリアで作っている味噌を3種類、醤油を2種類持ってきてくださいました。
大豆ではなく、ヘーゼルナッツやひよこ豆、レンズ豆を使っていて、それぞれの良さがあって、どれも大変美味しかったです。
味噌や醤油というと日本のイメージですが、カルロ様の作った味噌と醤油は、日本とイタリアの要素が融合したような味わいで、イタリア料理の調味料としても美味しく活用できるだろうなと感じました。
他にもたくさんの日本酒業界でご活躍されている方々が行政・民間を問わずいらっしゃっていて、懇親会では様々な方とお話しでき、酒蔵ツーリズムの推進に向けた熱い想いを感じました。
コロナ前はオーバーツーリズムの文脈からインバウンドの地方誘客が話題に上がっていましたが、私自身Miss SAKEとして地方にも足を運ばせて頂くことが増えた中で、色んな地方の魅力を発見し、インバウンドには有名観光地だけでなく地方にも訪れて欲しいと強く思うようになりました。
特に酒蔵・日本酒については、全国津々浦々どの都道府県に行ってもその土地の日本酒に出会えます。地域ごとに気候も風土も食文化も違うので、地方の酒蔵を巡ることで、たっぷりとその土地の魅力を味わえることと思います。そんな酒蔵ツーリズムの魅力をもっと発信していけるよう、微力ながらもMiss SAKEとして貢献させていただきたいと感じます。
この度は、参加させていただき、ありがとうございました。
引き続きよろしくお願い致します。
2022 Miss SAKE 磯部里紗