皆さま、こんにちは。
2023 Miss SAKE Japan 山田琴子です。
青葉若葉を渡る風に夏の気配を感じる頃となりました5月30日、愛知県名古屋市にございます日本料理 濱の季様にて開催されました能登半島地震復興応援イベント「石川のお酒を楽しむ会」に2023 Miss SAKE 山田琴子、2024 Miss SAKE 愛知 山内誠子が参加させていただきました。
日本料理 濱の季様
日本料理 濱の季様は、名古屋駅からすぐ目の前にございます旬の素材で料理された本格和食や、名物である魚しゃぶを掘りこたつの趣のある空間にて楽しむことができるお料理屋さんです。
こちらでは、日本酒ファンを魅了したいという濱の季様の想いから数量限定のプレミアム日本酒も揃えられており日本酒好きにはたまらないラインアップを揃えていらっしゃいます。
また、店内には美しいカウンター席もあり、日本酒の唎酒師の資格をお持ちの方がお酒を紹介してくださいます。
また、器好きな岡山出身のオーナーが備前焼作家石田和也様の器や、備前焼、各地の作家さんの器で料理を提供されております。
今回のイベントは、この素晴らしい会場にて開催されました。
濱匠グループの想い
会の開催にあたり、主催者である濱匠グループ 代表取締役 新濱宏之様に想いを伺いました。
新濱様は、濱匠グループにて今年元旦に起きました能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県能登地方を応援するために、お店にて石川のお酒を飲んで応援しようとおすすめをされていたそうです。
ですが、5月頭に濱の季店長様と仕入れのために現地に伺ったところ、能登地方だけでなく金沢市郊外でも被害が酷く復興には程遠い現状に衝撃を受けたそうです。
地震の発生から時間が経ち、多くの人の記憶が薄れている中、被災地がもう復興できていると思っている方も多いのではないでしょうか。
新濱社長曰く、能登地震の被害にあった方々はまだまだ継続した支援を必要とされており、復興には年単位の時間がかかるそうです。
このイベントを通して、参加者の方々が改めて石川県能登地方の現状に目を向け、継続して支援が必要だという情報を発信していただきたいと新濱社長はおっしゃっておりました。
この日のお食事とお酒は全て能登地方のものを新濱社長が揃えられ、名古屋にいながらも石川を感じる素晴らしいラインアップとなっていました。
イベントの参加費の一部を能登半島地震災害義援金に寄付されるとのことでした。
石川県酒造組合企画の復興応援プロジェクト
石川県酒造組合では、復興応援プロジェクトといたしまして能登の復興応援酒18銘柄を全国に向けて「つなぐ石川の酒」ーTSUNAGU ISHIKAWAーを販売されております。
https://www.ishikawa-sake.jp/c2.html
こちらの日本酒は、商品の売上金から1本につき200円を石川県と被災した蔵元に見舞金として送ることができるそうで、まさに「飲んで応援」ができるお酒となっております。
イベントでは、この「つなぐ石川の酒」が振舞われました。
イベントの様子
能登半島地震復興応援イベント「石川のお酒を楽しむ会」は、約50名ほどの方がお越しになり始まりました。
まず初めに、新濱よりこのイベントを開催した経緯と想いを伺いました。
その後、イベント開催にご尽力くださった株式会社 シープロジェクト 徳木近鷗様よりご挨拶をいただきました。
また、名古屋市立大学整形外科 主任教授 村上英樹様より石川県の現状や継続した支援の必要性についてお話を伺いました。
最後に、この日石川県加賀市よりいらしておりました鹿野酒造株式会社 杜氏 木谷太津男様から石川県の酒蔵の現状と、この日鹿野酒造様よりお持ちいただいたお酒についてお話をいただきました。
この日の乾杯は、木谷杜氏のご発声のもと「限定蔵出 涼純 純米吟醸原酒」をいただきました。夏酒らしい爽やかな味わいに、メロンのようなフルーティーな華やかさとほのかな甘味があり、初夏を感じたこの日にぴったりの乾杯となりました。
鹿野酒造様からは、もうひとつ「純米大吟醸 常きげん」もふるまわれました。
この日のメニューは以下の通り。
特に、石川十二豆皿膳は12の石川の有名な食材にてつくられたお料理が大変美しく、新濱様の想いを感じました。
私の大好きなかぶら寿司もあり、参加者の皆様はそれぞれ石川での思い出をお話になりながら楽しまれていらっしゃいました。
会の途中、お酒と一緒に私も皆様にご挨拶をさせていただきました。
皆様とお話をする中で、今までの1年間の活動にて伺った愛知県や岐阜県のお話や石川のお酒についてご紹介ができ、1年間お世話になった皆様に感謝の気持ちが沸きあがりました。
雰囲気のあるカウンターのお席では、名古屋市立大学整形外科 主任教授 村上英樹様と、整形外科の皆様がいらっしゃり一緒にお写真もいただきました。皆さま職業や関わり方は違えど、石川の酒蔵を応援したいという気持ちは同じで、このイベントを通して改めて支援を呼びかけていきたいとおっしゃっておりました。
ご一緒させていただきまして、ありがとうございます。
その後、抽選会のお手伝いもさせていただき、笑顔と温かさ溢れる会となりました。
美味しいお食事を通して、能登地震の被災地への意識を継続させ続けるためのこの素晴らしい催しに私達も参加させていただきまして誠にありがとうございます。
この日、いただきました支援への温かい想いを胸により一層Miss SAKEとしても被災された方々への継続して支援を呼びかけてまいりたいと思います。
ありがとうございました。
2023 Miss SAKE Japan
山田琴子