Miss SAKE News/Blog

日本酒造組合中央会 創立70周年式典 講演会を2023 Miss SAKE 5名が参加させていただきました

皆様、こんにちは。

2023 Miss SAKE 山梨 宍戸美憂です。

今回、大変光栄なことに「日本酒造組合中央会 創立70周年式典」にお呼びいただき、今年のMiss SAKEのファイナリスト5名で参加させていただきました。

また、日本酒造組合中央会様の創立70周年に際した記念講演及び記念式典が明治記念館にて行われました。記念講演を行っていただいたのは、民俗学者・東京農業大学客員教授の神崎宣武様。講演内容は「無形文化としての日本の酒ー世界に誇る秀逸の醸造技術であり、酒は伝統行事における最上の神饟である」というものでした。

神崎先生のプロフィールを簡単にご紹介すると、1944年、岡山県産まれ。民俗学者。国士審議会専門委員、文化審議会委員、公益財団法人伝統文化活性化国民協会理事、旅の文化研究所所長などを歴任し、現在、東京農業大学客員教授、公益財団法人伊勢文化会議所五十鈴塾塾長、岡山県文化新興審議会委員などをつとめ、岡山県宇佐八幡神社宮司でもあります。

内容も大変興味深いものばかりでした。

特にお酒にまつわる歴史や知識を幅広く教えていただきました。「ご馳走」という文化の中でも「ご飯」や「お米」など「ご」や「お」をつけるということはそれだけ食べ物に対して敬意を払っているということ。

他にも、「お酒」は日本は特に全て行事(祭事)に関係してきて、他の国と同じお酒といえど大きく違いが出てくるのだと仰っておりました。話の中で、「どのように正統に伝えて行かないといけないのか」という問題提起が上がった際、「白酒(しろき)」と「黒酒(くろき)」の話をしてくださいました。

白酒は濁り酒、どぶろくのことを指し、黒酒は清酒を指します。どういうことを伝えたいのかというと、日本は「対(つい)」を意識して生活しています。その中で、清酒ばかりに目を向けるのではなく、濁り酒にも注目していくことが必要であるということでした。簡単に意識をさせていくのには、日本は偶数の文化を大切にしていることから、白と黒でお祝いの時などに合わせてプレゼントをすることが良いということでした。すぐに使える知識ですよね。

こうした酒に関する技術を伝えていくこと、私たちもMiss SAKEとして活動するにあたって正しい情報を適切な形で伝えていくことがこれからの日本に大切なことであると感じます。

今後、ユネスコ無形文化遺産に登録されていくにあたり、益々国内外に注目されていく「日本酒」を正しく伝えていこうと背筋が伸びるお話を聞くことができました。

この度は大変貴重な学びの場に私たちMiss SAKEをお招きくださり、誠にありがとうございました。

2023 Miss SAKE 山梨

宍戸美憂

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