皆様こんにちは。2024 Miss SAKE Japan 南侑里です。
2025年4月6日(日)、2024 Miss SAKE 準グランプリの寺崎千波さんと共に、京浜急行電鉄(京急) 羽田空港第3ターミナル駅の駅ナカ商業施設「ウィングエアポート羽田」にて開催された「きもの文化ステーション オープンセレモニー」に参加し、テープカットに登壇させていただきました。この素晴らしい文化拠点の開設に、Miss SAKEとして立ち会わせていただけたことを、心より光栄に思っております。
一般財団法人民族衣裳文化普及協会様
今回の主催である一般財団法人民族衣裳文化普及協会の皆様には、私たちMiss SAKEは日頃より大変お世話になっております。Miss SAKEとして活動するにあたって必要不可欠な“自装”の技術も、協会様が実施するナデシコプログラムの中で丁寧にご指導いただきました。日々の活動を通して、日本文化の大切さを身をもって伝えることができるのは、こうして基礎から着物文化を教えてくださった協会の皆様のおかげです。
そして、今回のセレモニーでは、ナデシコプログラムの恩師であり、私たちが心から尊敬する山本まりこ先生とも再会することができ、胸がいっぱいになりました。先生の笑顔と温かな言葉に、初心を思い出し、改めて身の引き締まる思いでした。
オープニングセレモニー
オープニングセレモニー登壇者
当日は、以下の皆様がオープニングセレモニーにご登壇しました。
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一般財団法人民族衣裳文化普及協会 代表理事 原 茂利様
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一般財団法人民族衣裳文化普及協会 理事・総委員長 小川 喜代子様
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一般財団法人民族衣裳文化普及協会 本部委員長 鎌田 弘美様
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京浜急行電鉄株式会社 取締役社長 川俣 幸宏様
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京浜急行電鉄 羽田空港第3ターミナル駅長 井上 一様
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2024 Miss SAKE Japan グランプリ 南 侑里
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2024 Miss SAKE Japan 準グランプリ 寺崎 千波
また、民族衣裳文化普及協会の講師の先生方やご来賓の皆様、報道関係者など多くの方々がご列席され、晴れやかな式典となりました。オープニングセレモニーでは、原 茂利 代表理事(民族衣裳文化普及協会)と、川俣 幸宏 取締役社長(京浜急行電鉄)よりご挨拶がありました。
原代表理事は、私たちが担うべき“三つの責任”についてお話しされました。
1つ目は、着物の産地を広める責任。
2つ目は、着物を日本の皆様に、改めて「より良いもの」と実感してもらう責任。
3つ目は、未来の世代へ着物文化をつないでいく責任。
その一つ一つの言葉に、文化の重みと未来への希望が込められており、私自身も“伝える側”としての責任を再認識いたしました。
また、川俣社長は「羽田空港第3ターミナルを世界一“きものが似合う”場所にしたい」とお話しされ、その力強いお言葉に胸が熱くなりました。
日本の玄関口を、ただの通過点ではなく、“日本文化との出会いの場”に変えていくというビジョンに感動いたしました。
「きもの文化ステーション」とは
羽田空港第3ターミナル直結の駅ナカ商業施設「ウィングエアポート羽田」にオープンした「きもの文化ステーション」は、日本の伝統美であるきものを中心とした総合文化の発信拠点です。
この施設では、きものの展示や販売、着付けサービスを提供するだけでなく、羽田空港を訪れる国内外のすべての方々に向けて、日本文化の魅力を届ける“和のおもてなし”の場として機能しています。館内には、和の情緒が感じられるフォトスポットや、旅の合間にくつろげる休憩スペースも設けられており、出発前のスキマ時間やトランジット中でも気軽に日本の伝統に触れ、心に残る思い出を作ることができます。
また、京急羽田空港第3ターミナル駅構内には、訪れる方々が日本文化を体感できる魅力的な展示が数多くあります。そのひとつが、出発ロビーに再現された「はねだ日本橋」。江戸時代の日本橋をモチーフに、吉野産の総檜でつくられたこの橋は、現代的な空港内にありながらも、江戸の風情を感じられる特別な空間となっています。さらに、日本の祭り文化を象徴する神輿の展示も駅に設置されており、写真映えするスポットとしても注目を集めています。セレモニー当日は、外国人モニターの方々が振袖を試着され、各所にてご一緒に撮影会を行いました。
株式会社カヌチャベイリゾート様の取り組み
セレモニー当日には、株式会社カヌチャベイリゾート 常務取締役総支配人・瑞慶山勇一様もご来場されておられました。沖縄本島北部・名護市に広がるカヌチャリゾート沖縄は、美しい海と緑に囲まれた南国のリゾート。上質なホテルステイはもちろん、ゴルフ、スパ、マリンアクティビティ、レストラン、ウェディングまで、あらゆる“特別な時間”を叶えることができる贅沢な空間です。
さらに、一般財団法人民族衣裳文化普及協会のライセンスを持つスタッフによる着付け付き宿泊プランも用意されており、沖縄にいながら日本の伝統文化に触れる、特別なきもの体験を楽しむことができます。
海風と自然に抱かれながら、きものを纏う——そんなひとときは、旅をより深く、心豊かなものにしてくれるはずです。
着物を世界へ
羽田空港という世界との接点に生まれた「きもの文化ステーション」。その出発の瞬間に立ち会い、文化を次の世代・次の世界へ届ける責任を再確認できたことは、私にとってかけがえのない経験となりました。
これからもMiss SAKEとして、日本酒だけでなく、着物をはじめとする和の文化”全体の魅力を伝えていきたいと強く感じました。
日本文化は、誰かが守り、伝え続けることで、時代を越えて生き続けます。私たちもその一端を担えるよう、一つひとつの出会いやご縁に感謝しながら、心を込めて活動を続けてまいります。
羽田空港をご利用の際は、ぜひこの「きもの文化ステーション」に立ち寄り、日本の美と温もりに触れていただければ幸いです。
最後に、このような貴重な機会をいただき、きもの文化の素晴らしさを私たちに教え続けてくださる一般財団法人民族衣裳文化普及協会の皆様に、心より感謝申し上げます。
2024 Miss SAKE Japan 南侑里