皆さま、こんにちは。
2023 Miss SAKE 鳥取の都田亜衣莉です。
先日、一般社団法人日本キャビアソムリエ協会代表理事の出口様が日本キャビアとAWA SAKEの新たな可能性について考えるべく、千代むすび酒造様(鳥取県境港市)にお越しくださいました。
一般社団法人日本キャビアソムリエ協会とは、世界三大珍味と称される「キャビア」に対して、正しいリテラシーを身につけていただこうと、キャビアソムリエ認定試験を開催したり、生産者様との交流やキャビア料理の開発を行なっていらっしゃいます。
今回、島根県邑南町で生産されたキャビアを、島根県の地酒で香りづけし「島根キャビアSAKE」を生産者様と共に開発されました。
キャビアといえばシャンパン!と言われるほど、この組み合わせが主流ですが、今回は日本のキャビアと和製シャンパンとも賞される「AWA SAKE」が織りなすマリアージュについて、千代むすび酒造様にご協力をいただき対談させていただきました。
千代むすび酒造様には、AWA SAKE認定*されているスパークリング日本酒が2種類ございます。
*「AWA SAKE」とは、世界で通用するスパークリング清酒の普及を目的として設立された「一般社団法人awa酒協会」の公式登録商標。同協会の検査と審査を受け、定められたいくつかの厳格な基準を満たしたものだけが認定を受けることが出来ます。ラベルといっしょに貼られているナンバリング付きのホログラム認定シールがその証明です。
今回はその2種類のAWA SAKEと日本キャビアをペアリングさせていただきました。
《 1本目: hour 星時雨(ほししぐれ) 》
「星が降り注ぐように 輝く時間が流れる 乾杯を彩るスパークリング日本酒」
特徴
・鳥取県がブランド化を進める食用米「星空舞(ほしぞらまい)」を100%使用
・シャンパンのように瓶内二次発酵による自然の炭酸、きめ細かい泡を作り出し、濁り無しを実現した、プレミアムスパークリング日本酒
・星が綺麗に見える星取県らしく、星が降り注ぐようなイメージをラベルとネーミングに表現
ペアリングの感想
食用米を使用して造っているからか、お米の香りと味わいをしっかりと感じ、キャビアと合わせるとまるでお米と食べているかのような感覚が!
星時雨とキャビアを合わせる際には、キャビア軍艦やお寿司にキャビアを乗せるなど、どちらかというと和食とよく合いそうだと感じました。
《 2本目:SORAH(そら)》
150年以上続く伝統的な酒造りの手法と革新的な手法の融合により誕生
特徴
【Kura Master2023 プラチナ賞 受賞】
フランスの一流ホテルのトップソムリエが選ぶ、品評会でトップのプラチナ賞を受賞
・鳥取県産の酒造好適米を中国山系の湧き水を使用
・瓶内二次発酵で酵母が自然につくり出した自然な泡、ほのかなお米の旨み、にごりのないクリアですっきりとした後味
・ラベルはオーロラをイメージし、SORAHに込められた「美しいオーロラ」「朝焼けの星」といった澄み切った幻想的な美しさを表現
ペアリングの感想
とっても華やかでフルーティーなSORAH。塩味のあるキャビアと合わせることでSORAHの甘みが引き立ち、キャビアの塩味を優しく包み込んでくれるような甘さを感じました。こちらはカルパッチョのような魚介やお野菜をさっぱりといただけるイタリアンと合わせる事で、両者の良さが引き立つ最高のマリアージュをお楽しみいただけると思います。
たった2種類のAWA SAKEとのペアリングでも味わいに大きな違いがあり、もっと他のお酒とも合わせて両者が織りなす様々なマリアージュを探求してみたいと思いました。
これがきっかけとなり、キャビアと合わせるお酒によって変化するキャビアや日本酒の味わいを、皆さまにもお楽しみいただけますと幸いです。
是非、ご自身のお気に入りの楽しみ方を見つけてみてください。
今回、こちらの対談の様子を動画にまとめました。
動画内ではキャビアの豆知識もご紹介しております。
是非ご覧ください。
一般社団法人日本キャビアソムリエ協会代表理事出口様
千代むすび酒造株式会社常務取締役岡空聡様
Miss SAKE 鳥取事務局・株式会社澤寿運輸代表取締役澤田様
ありがとうございました。
お三方が日本キャビアや日本酒を通しての地方創生について本気で語り合っていらっしゃるお姿は大変格好良かったです。
皆さまの熱い想いと共に、私もMiss SAKEとしての使命を全うできるよう、精進して参ります。
2023 Miss SAKE 鳥取 都田亜衣莉