皆さま、ごきげんよう。
2024 Miss SAKE 秋田の広瀬香織です。
2025年6月17日(火)〜22日(日)の6日間、大阪・関西万博「関西パビリオン」にて、一般社団法人Miss SAKEと一般社団法人Luvtelli様の共催による「ウィメンズヘルスブース」が出展されました。私も6月18日(火)に参加させていただきましたので、その様子をご報告いたします。
この日は、私を含め以下のMiss SAKEメンバーがアテンドを担当いたしました。
(左から)2024 Miss SAKE 秋田 広瀬香織、2025 Miss SAKE 岡山 船戸相華さん、2025 Miss SAKE 大阪 荻野まどかさん、2024 Miss SAKE 鳥取 林原有香さんです。
また、前日17日に出演されていた2025 Miss SAKE 秋田 嶋宮里紗さん、2025 Miss SAKE 岐阜 中村由希さんも、朝から応援に駆けつけてくださいました。Miss SAKEの絆と連携の強さを実感した瞬間でした。
当日は猛暑が予想されており、来場者の減少も懸念されていましたが、実際には13万7,356人もの方々が万博を訪れ、大変な賑わいとなりました。
今回の万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
私たちが担当した「ウィメンズヘルスブース」では、日本の女性が直面する健康課題に関する展示とともに、体組成・ヘモグロビン・骨密度を痛みなく測定できる最新機器を活用した体験型ブースをご提供いたしました。
数値として“自分のからだ”を見つめ直すことで、「もっと食生活に気をつけよう」「運動を意識したい」と前向きな声をたくさんいただけたことが印象に残っています。
また、修学旅行や校外学習で訪れたティーンエイジャーの中には、ヘモグロビン値が低く、貧血傾向にあることがその場でわかり、驚きの声も聞かれました。
さらに、「わたしの美のものさし展」では、美の基準についてのアンケートも実施されました。
10代の多くがBMI値16〜18を理想と回答し、医療従事者の方々が険しい表情をされていたことも忘れられません。
実際、Miss SAKEが主催する第10回ナデシコプログラム「わたしのからだを知るいちにち」でも、20代女性の約2割がBMI18.5未満というデータが示されました。これは一部の途上国と同水準ともいわれており、「美しさ」の理想が、健康に悪影響を及ぼしている可能性があることに、私自身も衝撃を受けました。
これまで「痩せ=美しい」と無意識に捉えていた自分を省みる、そんな機会となりました。
ブース内で開催されたトークショーでは、トークテーマ 「日本初!! 30000人の生理白書から婦人科医のプレコントーク」ということで生理に関する悩みについての共有が行われました。
とくに印象的だったのは、男性の来場者さまが、「妻や娘のために知りたい」と聴講してくださったことです。
また、初潮を迎える年頃のお子さまを持つ親御さまからも、「これからはもっと寄り添っていきたい」といった声が寄せられ、人にはなかなか聞けないテーマであるからこそ、多くの方々の関心が寄せられていることを肌で感じました。
改めて、正しい知識を身につけることの難しさと、その重要性を実感した1日となりました。
最後に、このような貴重な機会をくださった一般社団法人Luvtelliさま、そして「あえて、」をご案内くださった味の素株式会社さま、猛暑の中で会場設営や運営にご尽力くださったすべての関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。
この取り組みが、皆さまの健康を考えるきっかけとなれば幸いです。
2024 Miss SAKE 秋田 広瀬 香織