皆様、こんにちは。2023 Miss SAKE 宮城 千田瑞穂です。
9月20日(水)に総合的な学習の一環で、日本酒に関する授業を実践しましたのでご報告させていただきます。
今年度、私は小学校3年生の担任をしております。
アラバマ大学の学生がオンラインで英語の読み聞かせを行ってくれたことをきっかけに、子どもたちが「お礼に日本のことを教えたい」という思いをもちました。
そして、ゴールは日本のことをアラバマの大学生に発信することになりました。そこで、まずは日本の伝統文化について理解を深めることを大切に取り組んでまいりました。
その中で、担任がMiss SAKEであることから「日本酒のことも知りたい」という声が子どもたちから上がり、この度、日本酒に関する授業を実践する運びとなりました。
今回、アラバマ大学の高宮教授の御協力のもと、留学生7名が来校しました。
初めに学生からアラバマについての説明がありました。
その後、いつもはオンラインでの英語の読み聞かせだったのですが、今回は何と目の前で英語による読み聞かせを行ってくださいました。
読み聞かせのタイトルは何と…
「やまたのおろち」
日本酒が出てくる神話です!
子どもたちはとても興味津々に聞いておりました。
その後、一般社団法人 Miss SAKE 大西代表より、神話の流れを汲んで、神様に捧げる飲み物が日本酒であることや、お酒の神様のお話、五穀豊穣、稲作のお話、麹菌、さらには世界から見た日本酒のお話をしてくださいました。
授業の最後は、二十歳の自分へ向けて手紙を書きました。手紙を読んでみると、ほとんどの子どもたちが二十歳になった自分に向けて「日本酒を飲んでいますか?」と問いかけておりました。
今回、アラバマの大学生が日本の神話を英語で読み聞かせてくれたことや、大西代表が話していた日本酒について学んだことを忘れないようにと書いている人、「将来Miss SAKEにチャレンジしてみたい!」と目標を書いている人、それぞれ様々な想いが綴られておりました。
このお手紙を将来、子どもたちが読んだときにまたどう感じるのだろうと今から楽しみです。
成人した子どもたちと、将来、日本酒で乾杯しながら、「12年前の授業、覚えてる?」と、私も話を聞いてみたいです。
アラバマ大学の学生との交流は、日本への留学中である12月まで続きます。
引き続き、教師としてもMiss SAKEとしても、子どもたちとともに日本の伝統文化について学び、その素晴らしさを国内外へ発信してまいりたいと思います。
高宮教授、大西代表、この度は子どもたちのために誠にありがとうございました。
2023 Miss SAKE 宮城 千田瑞穂