Miss SAKE News/Blog

「SAKE COMPETITION 2025 表彰式」に2025 Miss SAKE 北海道 館農知里が参加しました

 皆さま、こんにちは。2025 Miss SAKE 北海道 館農知里です。この度、6/10(火)TAKANAWA GATEWAY CITYにて開催された「SAKE COMPETITION 2025 表彰式」に登壇させていただきました。

 「消費者が本当に美味しい日本酒にもっと巡り会えるように」―そんな想いからスタートした「SAKE COMPETITION」は、2012年に始まった日本酒の品評会です。特徴的なのは、市販されている日本酒のみを対象に、銘柄やブランド名を完全に伏せたブラインド審査を行っていること。つまり、有名・無名を問わず“酒そのものの質”だけで評価される「公平さ」を重視したコンテストなのです。2025年には、「純米酒」「純米吟醸」「純米大吟醸」「Super Premium」「海外出品酒」に加え、新設された「モダンナチュラル」の計6部門でエントリーを募集。全国から集まった1163点もの出品酒が、5月上旬に行われた審査会で評価されました。その結果が、このたびの表彰式で発表されました。

 今回は、ステージアシスタントとしてこの表彰式に参加させていただき、受賞された蔵元の方々へトロフィーや盾をお渡しするという重要な役目を務めさせていただきました。Miss SAKEとしての立場で臨む中、250名ほどの観客の方々が見守る会場で、緊張しながらも一つひとつの瞬間を大切に務めさせていただきました。

 中でも心を打たれたのは、蔵元の方々が日本酒造りに注がれている深い情熱と想いです。結果は当日まで公表されなかったため、表彰式前には多くの蔵元の方々が「今年はどうかな…」と不安や期待を口にされていました。そして、迎えた表彰式。受賞が発表されると、感情がこみ上げ涙を浮かべる方、喜びを静かに噛みしめる方など、それぞれの表情にこれまでの努力と想いがにじみ出ており、私自身も胸が熱くなりました。

 また、受賞後のコメントでは、「蔵で共に働く仲間たちに感謝したい」とお話しされる杜氏さんや、「より良い酒を追い求める姿勢をこれからも大切にしたい」と語る姿に、日本酒に真摯に向き合う職人の方々の姿勢と信念を感じ、深く感銘を受けました。

 今回の表彰式を通して、「SAKE COMPETITION」は単なる品評の場ではなく、日本酒に人生を懸けてきた方々の歩みや信念が一堂に集い、互いを認め合う尊い場であることを実感いたしました。そこにMiss SAKEとして関わらせていただいたことに、改めて身の引き締まる思いがいたしました。今後もMiss SAKEとして、作り手の皆さまの想いや、日本酒が持つ文化的な価値を、丁寧に、誠実に伝えていけるよう努めてまいります。そして、一人でも多くの方が日本酒と出会い、その魅力に触れるきっかけとなれるよう、日本酒と人を繋ぐ「架け橋」になれたらと願っています。

 

◆イベント概要

名称:SAKE COMPETITION 2025 表彰式
日時:2025年6月10日(火) 18:30~20:00
会場:TAKANAWA GATEWAY CITY THE LINKPILLAR1 SOUTH コンベンションセンター 地下2F LINKPILLAR Hall A・B(東京都港区高輪2丁目21-1)

 

◆受賞結果

【純米酒部門】
第1位 磯自慢酒造株式会社 「磯自慢 雄町 特別純米53」
第2位 株式会社中勇酒造店 「天上夢幻 旨口 特別純米」
第3位 松屋酒造株式会社 「流輝 純米DRY」

【純米吟醸部門】
第1位 寒紅梅酒造株式会社 「寒紅梅 純米吟醸 山田錦50%」
第2位 木屋正酒造株式会社 「而今 純米吟醸 三重山田錦」
第3位 株式会社澄川酒造場 「東洋美人 限定純米吟醸 愛山 醇道一途」

【純米大吟醸部門】
第1位 黄金井酒造株式会社 「盛升 純米大吟醸」
第2位 株式会社外池酒造店 「望bo: 純米大吟醸 雄町」
第3位 株式会社南部美人 「南部美人 純米大吟醸」

【SUPER PREMIUM部門】
第1位 宮下酒造株式会社 「極聖 純米大吟醸 天下至聖」
第2位 株式会社西田酒造店 「田酒 純米大吟醸 PREMIUM」
第3位 亀の井酒造株式会社 「くどき上手 命 斗瓶囲大吟醸」

【海外出品酒部門】
第1位 DASSAI USA INC. 「DASSAI BLUE TYPE23」

【モダンナチュラル部門】
第1位 株式会社西田酒造店 「田酒 純米大吟醸 山廃」
第2位 吉川醸造株式会社 「雨降 MIZUMOTO 愛山」
第3位 松瀬酒造株式会社 「松の司 純米大吟醸 AZOLLA50」

【特別賞】

◆ ダイナースクラブ若手奨励賞
次世代の造り手を応援するために創設。各部門GOLD受賞酒蔵の40歳以下の若手醸造責任者・杜氏から選考、授与。
純米大吟醸部門 第3位:「南部美人 純米大吟醸」 株式会社南部美人(岩手県) 杜氏 林 敬宏氏

◆ JAL空飛ぶSAKE賞
その勢いとは裏腹に出荷量に限りがあり国内でも希少性の高いお酒に対して海外の方にも是非知ってもらいたいという視点で選ばれます。
モダンナチュラル部門 第3位:「松の司 純米大吟醸 AZOLLA50」 松瀬酒造株式会社(滋賀県)

◆ TAKANAWA GATEWAY CITY まちびらき記念 最優秀蔵元賞
磯自慢酒造株式会社(静岡県) 代表銘柄:磯自慢

◆ 実行委員長賞
SAKE COMPETITION実行委員長の長谷川浩一氏が、審査中に最も素晴らしいと評価したお酒に授与されます。
純米吟醸部門:「御慶事 純米吟醸 ひたち錦」 青木酒造株式会社(茨城県)

2025 Miss SAKE 北海道 館農知里

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[Brief summary in English]

Hello everyone, I’m Chisato Tateno, 2025 Miss SAKE Hokkaido.

On June 10th, I had the honor of participating as a stage assistant at the “SAKE COMPETITION 2025 Award Ceremony” held at TAKANAWA GATEWAY CITY.

This competition is a fair contest that focuses on the quality of the sake itself through blind tasting, evaluating only commercially available sake. In 2025, there were 1,163 entries across six categories, including a newly established division.

At the award ceremony, I had the valuable role of presenting trophies to the winning brewers. Hearing comments like “I want to express my gratitude to everyone at the brewery” and “I always strive to create even better sake” conveyed their pride and determination as artisans, which deeply moved me. I was once again reminded of the profound passion and the weight and significance involved in sake brewing.

Moving forward, I hope to continue serving as a bridge connecting people and sake, conveying its culture and spirit with care and sincerity.

Chisato Tateno, 2025 Miss SAKE Hokkaido.

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