皆さまこんにちは、2023 Miss SAKE 岡山 中島咲希です。
ナデシコプログラム第17回目は、私たちの一日を思い出深い体験とともにお届けします。
5月27日、神奈川県三浦市にある三崎マリンで、素晴らしい冒険を体験しました。
快晴の中、ヨットに乗り、海を駆け抜ける興奮と、帰港後には美味しい日本酒とBBQの楽しみが待っていました!
午前中、私たちは神奈川県三崎口駅に集合しました。そこからタクシーで10分ほどのところに三崎マリンはあります。
向かう途中、タクシーの車窓から富士山が見えました。
運転士さんから、「昔の船乗りの方たちは、富士山の見え方によって天候を判断していた」と言うことを教えて頂きました。
三崎マリンに到着すると、たくさんのヨットが陸と港に並んでいました!
この”MISAKI MARINE”と書かれた大きな構造物はなんだろうと思っていたら、なんと陸から海へヨットを下ろすクレーンでした!まさにヨットが海に運ばれているところです!
ヨットに初めて乗る私は、心躍る気持ちで船に乗り込みました。船長さんからの説明と安全ルールの確認後、いよいよ出港です!
私達が出港した油壺湾は、名前のごとく油のツボのように入江以外を囲われており、天然の避難港となっています。
台風が来る前にはたくさんの船がこの油壺湾に集まるそうです。湾の中を見渡すと新緑が美しく、たくさん浮かぶヨットと合わせて絵のような景色でした。
ヨットは港を出るとエンジンを切って帆を張り、風の力だけで動きます。
フェリーやクルーザーなど、エンジンで動く船をイメージしていた私は、風が爽やかに吹き、波が穏やかな海上をヨットが静かに進んでいく感覚に驚きました。
船上ではMiss SAKEの皆と笑顔で風を感じながら、心地よい時間が過ぎていきました。
また、ヨットから見る海の景色は圧巻で、美しい風景に心が奪われました。青い空と広がる海、陸からは見えない絶景が広がっていました。
遠くには富士山、箱根、伊豆、江ノ島など、雄大な景色を堪能することができました。
1時間弱の航海の後、私たちは帰港しました。
次はみんなで魚さばき体験です!
出張料理人の山下様の指導のもと、Miss SAKEの皆と協力して魚アジとタイをさばきました。
まずは魚の鱗を取ります。次に頭をおとして内臓を取り出します。背と腹からそれぞれ包丁を入れ、最後に骨から切り離すと三枚おろしの完成です!
身をきれいに取り出したりする作業は手先の技術が必要でしたが、みんなで協力し合いながら楽しく進めることができました。
さばき終えた魚は、なめろうとお刺身になりました。
さらに、BBQの時間は私たちの絆を深める素晴らしい場となりました。
調理器具を準備する人、火をおこす人、具材を準備する人など、一人ひとりが役割を持ち、皆が協力して準備を進める中で、チームワークの大切さを感じました。
お肉や野菜が美味しく焼き上がるのを待つ間、恒例の各メンバーが持ち寄った日本酒で乾杯し、楽しみました。氷を入れて冷たい日本酒を楽しんだり、BBQコンロの上で燗酒を作ったり、各々がそれぞれの方法で日本酒を楽しみました。
日本酒とBBQは相性抜群です。なぜなら、日本酒は多様な温度帯で楽しむことができるお酒だからです。
熱燗は、BBQをコンロでつくることができるのでアウトドアイベントにぴったりです。燗をつけることで、酒の温度が上がることで酒の旨みや風味が引き立ちます。アツアツの燗酒を楽しみながら、焼きたての肉や野菜を味わうと、身も心も温まることでしょう。
一方、氷で冷やした日本酒は暑い季節に最適です。炭火で焼き上げた食材と合わせると、冷たい酒の清涼感と食材の旨味が相乗効果を生み出し、リフレッシュできる絶妙な味わいを楽しむことができます。
日本酒とBBQは、それぞれの特性や温度帯を考慮しながら組み合わせることで、食材の旨味や調理のアクセントを引き立てることができます。是非、日本酒の多彩な魅力をBBQの楽しみに取り入れて、より一層贅沢なひとときを過ごしてみてください。美味しい料理と美味しい酒が織り成す絶妙な組み合わせは、心も満たしてくれることでしょう。
これまでのナデシコプログラムでMiss SAKEの皆と何度も食事をしてきましたが、外で食べる食事はまた一味違います。みんなで協力して料理したというのもあり、笑い声と会話が絶えず、とても楽しい特別な時間を過ごすことができました。
長かったように思えたナデシコプログラムもあと3回、最終選考会まであと1ヶ月を切りました。皆のチームワークで、最終選考会では最高のステージを作り上げたいと思います。そして、これまで切磋琢磨しながら学んできたことをすべて出し切り、それぞれが最高のパフォーマンスが出来るように気を抜かずに頑張っていきたいと思います。
本日のナデシコプログラムを設定いただき誠にありがとうございました。
2023 Miss SAKE 岡山 中島咲希