皆様、こんにちは。2024 Miss SAKE Japan南侑里です。
2025年2月17日、仙台局酒税課を訪問し、ユネスコ無形文化遺産「伝統的酒造り」登録記念イベント in 仙台の打ち合わせを行いました。このイベントは、日本酒の伝統的な醸造技術がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを祝うとともに、その価値を広く発信する貴重な機会となります。
ユネスコ無形文化遺産「伝統的酒造り」登録記念イベント in 仙台 打ち合わせ
打ち合わせには、ナデシコプログラムでお世話になった仙台国税局 課税第二部 酒類監理官 武藤彰宣様をはじめ、仙台国税局 課税第二部 酒類業調整官 菅原久様、仙台国税局 課税第二部 酒税課長 川井範是様とお話をさせていただき、また古川税務署長 坂本光一様にもご同行いただきました。オープニングセレモニーの進行や内容について詳細を確認し、日本酒文化の魅力をどのように伝えていくか意見を交わしました。
今回のユネスコ無形文化遺産「伝統的酒造り」登録記念イベント in 仙台は、3月28日から30日までの3日間にわたり開催されます。私は、3月28日15:00からダテリウムで行われるオープニングセレモニーに参加し、さらに16:00と17:00に開催されるトークイベントにも登壇させていただくこととなりました。トークイベントでは、出羽桜酒造の蔵元であり、日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会副会長 仲野益美様、南部杜氏協会 副会長 熊谷利夫様、山内杜氏組合 組合長 石沢繁昌様とともに、日本酒の伝統を守り未来へつなぐ「伝統的酒造り」への思いをお話しさせていただく予定です。このような歴史的な場で、日本を代表する酒造りの匠の皆様とご一緒できることは大変光栄であり、日本酒のアンバサダーとしてしっかりとその魅力をお伝えしたいと思っております。
その後、仙台国税局 課税第二部 部長 田村英好様にご挨拶させていただき、これまでの活動についてお話をさせていただきました。日本酒の国内外への発信や文化継承の取り組みについて関心を寄せていただき、非常に有意義な時間となりました。ユネスコ無形文化遺産として登録された「伝統的酒造り」が今後どのように受け継がれ、世界に広がっていくのかを考える中で、私自身も日本酒のアンバサダーとしてできることを改めて考える機会となりました。
最後に、仙台国税局長 中村広樹様を表敬訪問し、Miss SAKEの活動をはじめナデシコプログラムの研修で宮城県を訪問させていただいたことなどをお話しさせていただきました。宮城研修の中で牡蠣小屋を訪問し、養殖場を見学させていただいた経験についてもお伝えいたしました。我々Miss SAKEは、日本酒を取り囲む文化も発信しており、その中でも食文化は欠かせない要素の一つです。実際に生産現場を訪れ、環境や漁師の方々のこだわりを知ることが、食文化と日本酒の関係を深く知るうえでいかに大切であるかを活動を通して実感しています。このような現場での学びを通じて、日本酒の魅力をさらに伝えていくことの重要性を再認識いたしました。
今回の訪問を通じて、改めて日本酒の魅力を広めることの大切さを実感するとともに、3月28日のオープニングセレモニーではこの学びを活かし、多くの方々に日本酒の素晴らしさを伝えられるよう努めてまいりたいと強く感じました。
最後に
宮城県は、日本酒と海産物の宝庫です。清らかな水と豊かな自然環境が育む宮城の日本酒は、繊細な旨味と芳醇な香りが特徴であり、新鮮な牡蠣や魚介類との相性は格別です。これらが織りなす味わいのハーモニーをより多くの方々に知っていただくことが、日本酒の魅力を伝えるうえで重要な役割を果たすと考えております。これからも宮城県の日本酒と食文化の魅力を国内外に発信し、その素晴らしさを多くの方々と共有していきたいと思っております。
貴重なお時間を頂戴いたしました皆さま、誠にありがとうございました。
2024 Miss SAKE Japan南侑里