皆さま、こんにちは!
2021 Miss SAKEの松崎未侑です。
増田徳兵衛商店様主催の田植えに、2021 Miss SAKEと2022 Miss SAKE Hyogoが参加いたしました。
増田徳兵衛商店
日本酒といえば「男酒の灘と女酒の伏見」と言われますが、上質な水を用いて22軒の酒蔵が現在でもひしめく京都の南部に位置する伏見。
そんな伏見で最古の酒蔵、増田徳兵衛商店様。
【月の桂】がブランド商品で、にごり発泡酒の元祖です。
増田徳兵衛商店様はMiss SAKEの設立当初からお力添えをいただいており、顧問もしていただいております。
田植え体験
今回の田植え体験は京都北部に位置する「京丹波町」で開催されました。
京都駅に集合しバスを貸切、満員御礼でのイベントスタートです!
趣のある古都京都の街並みを出ると、そこに広がっていたのは青々とした新緑。
バスの中から望む美しい山の輪郭に、期待で胸を膨らませているとあっという間に自然豊かな京丹波町に到着しました。
京丹波町は栗や黒豆、お米、出汁、味噌などが盛んで、「食のまち」として有名です。
6月には蛍が飛び交い、鮎、ヤマメも生息する澄んだ水のまちの中にある、田んぼに到着しました。
今回の田植えは酒米の「五百万石」。
育つのが早い品種なので、8月末に稲刈、10月仕込み、年内に新酒として販売をする予定です。
新酒を仕込む際には、参加者からこんなイメージの日本酒を造ってほしいという酒質の聞き取りもしてくださるそうです!
「特徴があって高品質な日本酒」の完成が楽しみです!
京丹波町長 畠中源一様も田圃にお出でになり、徳兵衛社長からのご挨拶で開会。
いざ田んぼに足を一歩踏み入れると「ぬるっ」と冷たく柔らかい土に足が取られました。
泥の感触は慣れると気持ちよく、大地からのパワーを受けて、自然と参加者全員の笑顔が輝いて見えました。
前後左右がなるべく均等に直線になるように紐と印を用いて、参加者全員で田植えをしました。今回の田んぼは川が近いから浅めなのだとか。
黙々と田植えをすること、数十分。尻もちをつく人や、田んぼに飛び込む人、蛙やアメンボなども出現!
楽しい時間はあっという間で、田植えが終わると川で各自が泥を落としました。清烈な水が冷たくも心地よく、心も洗われるような感覚が今でも思い出せます。
一仕事終えたら、ご褒美のBBQが待っていました!
京都市内にお店を構える鉄板焼き屋ゾロンパの皆様が出張をして、美味しい炭焼きBBQとピザを振る舞ってくださいました。
ご飯は炊き立ての「コシヒカリ」。
今回の田植えでもお世話になった農家の山口様が丹精込めて育てたお米でした!
ふかふかで香りと味わい豊かなコシヒカリが絶品で、あっという間に完食されていました。
素材や手作業での丁寧な造りにこだわるだけでなく、日本酒を飲むまでを体験として楽しませようとさまざまな企画をされる増田徳兵衛商店様。
日本酒業界の歴史を創ってきた酒蔵であり、未来を創造する酒蔵です。
京都新聞や、NHK、地元京丹波町のメディア、京都のSDGsメディア TUMUGINO KYOTO様など多くの取材が来ていらっしゃいました。
世界的な人気を誇る日本を代表するアーティスト「雅 – Miyavi-」様も今回の田植え体験に参加していらっしゃり、大変爽やかな飲み口のオリジナル日本酒を試飲させていただきました。
酒造りには欠かせない「米づくり」。
今回の体験を通して、自然の美しさと、農家様が込める米作りへの思いに触れられ、参加者全員がより一層日本酒に愛着を感じるようになりました。
貴重な体験の機会に感謝申し上げ、今後の酒文化と京丹波町、農業等の発展を祈念致します。
2021 Miss SAKE
松崎未侑