Miss SAKE News/Blog

静岡県富士宮の名所を巡るプレミアム酒蔵ツアーに、2018 ミス日本酒 準グランプリ 児玉アメリア彩が参加してまいりました。

Aya Amelia Kodama, 2018 Miss SAKE runner up, joined the Premium Sake Brewery Bus Tour to Shizuoka prefecture.

[English follows]

皆さま、こんにちは。2018 ミス日本酒 準グランプリ 児玉アメリア彩です。この度、3月2日に開催されたプレミアム酒蔵ツアーに同行させていただきました。

 

今回のツアーでは静岡県富士宮市の2酒蔵と富士山本宮浅間大社を巡り、さらにはご当地B級グルメの富士宮やきそばと地酒のマリアージュも楽しめる日帰り酒蔵ツアーとなりました。

バス走行中は、日本酒学講師・中国酒ナビゲーターでいらっしゃり世界100ヶ国以上でお酒を飲み、且つ約40万キロ(地球10週)をなんとバスで走破されたという名物ガイドの二村忍様が「旅と酒」をテーマにわかりやすく日本酒を解説してくださり、私もミス日本酒として進行のお手伝いをさせていただきました。今回訪れた酒蔵は日本最高峰の富士山の麓にある富士錦酒造様、そして富士高砂酒造様の2蔵で、それぞれに蔵元様が蔵見学のご案内をしてくださいました。

1688年創業の富士錦酒造様は現在18代目、当初は「地域の団結を深めるため」、祭事等に用いる目的で酒造りを始められたそうで、今では年間20万本のお取扱いをされています。

富士錦酒造様では自社敷地内で米作りにも携わっており、そこには社員全員が携わるそう。全体のうち4%が自社の米を使用しており、なかでも自社の「誉富士」という酒米の出来は素晴らしく、それを100%使用した特別純米酒「ほまれふじ」は、2014年純米酒大賞にて最高金賞を受賞されました。

富士錦酒造様は現在、国内でそれぞれ最も標高の高い場所と低い場所である富士山脈と駿河湾に自社醸造酒を貯蔵されており、毎年限定酒としてお取扱されているそう。そんなわくわくするような素晴らしいチャレンジができるのもこの地ならではだと感じました。誉富士のほか、山田錦、雄町、愛山と、酒ごとに細かに酒米を変えていらっしゃり、自社で米作りも一貫されているからこその酒米へのこだわりを強く感じられました。

続いて訪れた富士高砂酒造様は1830年・天保元年に創業、仕込み水には富士山の天然伏流水を使用していらっしゃいます。その伏流水は100年以上ゆっくりと時間をかけて降りてくるそうで、その丁寧に濾過された軟水を使用することで、酒質は口当たり優しく、飲みやすく洗練された味わいになるそう。

能登杜氏による山廃仕込が特徴である富士高砂酒造様のお酒には、歴史と伝統の酒造りの技とこだわりが見られ、そんなこだわりや酒造工程をより多くの方に身近に感じていただけるようにと蔵見学専用のルートをご用意されており、背丈をゆうに越える大きなタンクが並ぶ様子は圧巻でした。

さすがご自慢の山廃のお酒、濃醇で旨味も深く、燗でも楽しめる飲み飽きない味わいで、且つその豊富なバラエティにも驚かされました。最近では富士宮やきそばに合わせた町おこし酒や、山廃本醸造に地元朝霧高原のヨーグルトをブレンドした地産地消のヨーグルト酒造りに挑戦されたりと、新しいチャレンジを続ける富士高砂酒造様の姿勢の素晴らしさに感激いたしました。

 

富士宮焼きそばで有名な「じねん坊」様では、ご当地グルメの富士宮やきそばに、富士錦様の純米酒を合わせていただきました。富士宮やきそばは、B1グランプリ優勝の常連で総理大臣賞にも輝いており、ご当地グルメと地酒のマリアージュが楽しむことができ、且つその喜びを同じ酒好きの仲間と語らうことができるのはこのツアーならではだと感じました。

最後に訪れたのは富士山本宮浅間大社でした。こちらは、全国に1300社ある浅間神社の総本宮であり、東海地方最古の社です。「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されているそう。説明によると、「愛情運と家庭円満、対人関係の運気を上昇させる神社で、富士山の「陽」の気がみなぎるパワースポット」とのことで、この日も多くの観光客が訪れ賑わいを見せておりました。

静岡県富士宮地域の日本酒文化をまるごと楽しめる特別な企画となった本ツアーには多くの日本酒愛を持つ参加者様との出会いがあり、たくさんの語らいの中で私自身も日本酒を楽しむ時間の楽しさ、素晴らしさを再確認いたしました。

今回お世話になりました皆々様、この度はこのような素晴らしい機会にご一緒させていただきありがとうございました。

2018 ミス日本酒 準グランプリ・長野代表、児玉アメリア彩

 

[for English speakers]

Hello everyone. This is Aya Amelia Kodama, 2018 Miss SAKE runner up. I joined a sake brewery tour held on March 2nd.

This tour was a day trip to sake breweries in Fujinomiya City, Shizuoka Prefecture; the Fuji-nishiki Brewery, and Fuji-Takasago Brewery; with the chance to experience the Fujiyama Asama Taisha, and the local cuisine, “Fujinomiya Yakisoba.” While on the bus, Mr. Shinobu Nimura, the especially sake-experienced bus tour conductor, explained us about sake in an easy-to-understand manner based on the theme of “travel and sake.”

First of all, we visited the Fuji-nishiki Brewery, founded in 1688, first began for use in festivals. Now they handle over 200,000 bottles a year. They are involved in making rice in their own premises, and 4% of whole use are their own rice. Their original sake “Tokubetsu Jyunmai Homarefuji” which uses 100% of their own sake rice ‘Homarefuji,’ received the highest gold award in a sake competition in 2014.

Besides Homarefuji, they carefully consider which sake rice to use, such as Yamadanishiki, Omachi, Aiyama for each sake, which I found interesting how they are specially concious about sake rice.

We next visited the Fuji-Takasago Shuzo, founded in 1830, which uses the natural underflowing water of Mt. Fuji for the water for sake brewing. The water comes down slowly from the top of the mountain carefully filtered for over 100 years, which helps the sake to become gentle in taste. Their sake, characterized by their ‘Yamahai’ style brewing, is filled of history, tradition, and techniques.

I was stunned when I tasted them; with their sensational fragrance and the deep flavor; and was surprised of their abundant variety, such as sake which pairs with their local food Fujinomiya Yakisoba, and a new-type sake made from Yogurt.

At “Jinenbo”, famous for local cuisine, we got to try Fujinomiya Yakisoba, which won the gold medal and the Prime Minister’s Prize in the B-1 gourmet competition. We enjoyed local gourmet together with local sake, and it was a great pleasure to get to experience this special activity.

Last but not least, we visited the Fujiyama Honmiya Asama Taisha. This is the main shrine of all 1,300 Asama Shrines across the country, and the oldest in the Tokai region. It is registered as a World Cultural Heritage as one of the components of “Mt. Fuji-Objects of Faith and Sources of Art.” Surrounded by the grand scenery, we took a walk through the precincts of the shrine.

This tour was a special planning to enjoy the whole sake culture in the Fujinomiya area in Shizuoka Prefecture. I felt grateful to have had many participants, every one of them as ‘sake lovers,’ to enjoy the tour. Thank you very much for everyone involved in this tour, for this splendidly wonderful opportunity.

2018 Miss SAKE runner up, Aya Amelia Kodama

関連記事

  1. 文部科学省 岩渕 泰晶様、トビタテ!留学JAPAN様に、2021 Miss SA…

  2. 第13回ナデシコプログラム「キャビアとワインと環境問題」

  3. 2022 おかやま「雄町と地酒の祭典」に、2022 Miss SAKE 岡山 グ…

  4. 2023 Miss SAKE 岡山 中島咲希が岡山高島屋様開店50周年記念イベン…

  5. 滋賀県政広報誌「滋賀プラスワン」巻頭インタビュー取材と、1万人乾杯イベントリリー…

  6. インド最多購読数を誇る飲料産業総合専門誌『SPIRITZ』に2018 ミス日本酒…

2024 Miss SAKE Japan ファイナリスト

2024 Miss SAKE 最終選考会 Full Movie

2023 Miss SAKE 最終選考会 ダイジェスト

Miss SAKE 応募詳細はこちら

Miss SAKE出演・講演・取材依頼

Mrs SAKE

Mr SAKE

Mr SAKE

最近の記事

PAGE TOP
Translate »