Asami Sudo, 2018 Miss SAKE, joined the 34th Space Symposium at the Broadmoor in Colorado Springs, Colorado, USA.
[English Follows]皆様、こんにちは。
2018 ミス日本酒の須藤亜紗実です。
4月16日から19日までアメリカ、コロラド州コロラドスプリングスにて、米国最大の宇宙関連シンポジウム兼展示会 “the 34th Space Symposium” が開催され、4月17日に私も参加して参りました。
今年で34回目を迎えたthe Space Symposiumは、1984年、当初参加者250人程での開催に始まりました。以降年々その規模を増し、現在では世界の宇宙産業を牽引する企業同士の情報交換、ネットワーキングの場として約一万四千人の方が来場する米国最大の宇宙関連シンポジウム兼展示会となっています。
日本からは日本貿易振興機構 Japan External Trade Organization (JETRO)様、宇宙航空研究開発機構 Japan Aerospace Exploration Agency(JAXA)様が会場内に日本企業による『ジャパン・パビリオン』を設置しておられ、日本の宇宙産業を紹介すると共に各社の商談支援をしていらっしゃいます。
そんなジャパン・パビリオン内で、例年来場者の方に日本の魅力を感じて頂くイベントとして、”木升で日本酒を振る舞う” 催しが行われています。そして例年ミス日本酒が振袖に身を包み、そのお手伝いをさせていただいています。日本酒を片手に日本の文化を感じていただきながら、世界の宇宙産業企業と日本の宇宙産業とが繋がるためのお手伝いができることを私自身大変楽しみにしておりました。
しかし残念ながら今年は強風のため会場であるExhibit Center Pavilionが一部損傷してしまい、さらにコロラドスプリング空港の火災による空路の乱れも重なり、ミス日本酒として振る舞い酒のイベントに参加することは叶いませんでした。
けれども、一来場者としてSpace Symposium内を拝見させて頂き、振袖に身を包みミス日本酒として会場内を歩かせて頂くことができました。
会場内の宇宙関連企業様のブースには各企業様の製品や研究成果の展示がされており、来場者の皆様は各ブースで足を止め、担当者の方と積極的にお話をされていました。このシンポジウムが重要な情報交換、ネットワーキングの場となっていることを改めて感じることができました。
そしてMiss SAKEのサッシュをつけ振袖姿で会場を歩いていると、本当にたくさんの方に
「Miss SAKEとはどんな活動をしているの?」「日本から来たんだね!」「とっても素敵な着物だね。」
などと、お声がけをして頂きました。
私からは、ミス日本酒の活動について、そして今回は日本企業様が集まる『ジャパン・パビリオン』でのお手伝いのために参加していることを、お声がけいただいた皆様にお話しさせて頂きました。
“Space Symposium” と一聞すると、どうしても「日本酒」や「日本文化」という一国の文化領域とはかけ離れた、国際的な開発領域の催しであるように感じらる方が多いと思います。
しかし、世界から多くの方が集まるこうしたイベントであるからこそ、「日本酒」や「お着物」等、五感で認識できる日本の文化が、日本の技術や事業への注目を集める一助となることができるのではないか。
今回の経験を通して、そんな可能性を強く感じることができました。
そしてきっとそれは宇宙関連領域に限ることではなく、『日本酒』という一つの文化体験が、世界の方に日本の産業、学術、文化などを知って頂くきっかけとなれば大変喜ばしいことであると思います。
世界各国から多くの方が集まる、宇宙関連シンポジウム兼展示会 “space symposium” にて、日本酒や日本文化の持つ可能性を改めて感じて来ることができました。
JETRO様、JAXA様、そして関係者の皆様、この度はこのような素晴らしい会に参加させて頂き誠に有難うございました。
2018 ミス日本酒 須藤亜紗実
[for English Speakers]
Hello, everyone. This is Asami Sudo, 2018 Miss SAKE.
From April 16th to 19th, the 34th Space Symposium was held at The Broadmoor in Colorado Springs, Colorado, USA, and I joined it.
The Space Symposium has brought together space leaders from around the world to discuss, address and plan for the future of space since the inaugural event in 1984. Attendees at that original event numbered barely 250 space enthusiasts, while participants in recent years have surpassed 14,000.
The Space Symposium has become widely known as the premier U.S. space policy and program forum and as the “must attend” opportunity for information on and interaction among all sectors of space.
As for Japanese companies, JETRO, Japan External Trade Organization, and JAXA, Japan Aerospace Exploration Agency, set “THE JAPANESE PAVILION” where Japanese companies introduced their technologies and projects.
At the JAPANESE PAVILION, Miss SAKEs have joined an event every year to serve sake for visitors to get interested in Japanese technologies and projects.
Unfortunately, because of a strong wind, which made the pavilion close on the first day, and a fire at the airport, which made some flight troubles, I could not attend the sake-serving event this year. But I could join the Space Symposium and look inside the exhibition space, which made me realize that it’s a big and important opportunity for interaction among all sectors of space.
And while I was walking, so many people spoke to me, saying, “Wow, you came from Japan, how nice!” and “I like your kimono. It’s so beautiful.” To them, I introduced my mission as Miss SAKE to join the symposium.
“The Space Symposium” may sound like a completely global field where a notion of one nation has little important meaning. But, exactly as it’s an international event, sake and kimono as apparently recognizable Japanese culture can contribute to the introduction of Japanese “work”.
By joining the space symposium, I could strongly feel such possibility.
I extend my deep appreciation to people from JETRO and JAXA and all the people involved in the event.
Asami Sudo, 2018 Miss SAKE