皆様こんにちは。
2024 Miss SAKE Japan 南侑里です。
2025年4月6日に横浜BAYSISにて開催されました「KIMIJIMA & BAYSIS presents YOKOHAMA SAKE ROCK FES. vol.20」に、初代Miss SAKE 森田真衣さんにご同行の元、参加いたしました。
全国からの選りすぐりの蔵元と音楽アーティストが一堂に会し、“日本酒と音楽の融合”をテーマに繰り広げられるこのフェスは、酒と音の力を通じて人々の心をつなぐ、特別な一日となりました。
このフェスを主催されたのは、老舗酒販店「横浜君嶋屋」代表取締役社長 君嶋哲至様。日本酒業界の第一線で長年にわたりご活躍されているだけでなく、バンド「Mystic Waters」のメンバーとしても自らステージに立たれ、日本酒と音楽、その両方に真摯に、そして情熱をもって向き合ってこられた、まさに唯一無二の存在です。
業界を牽引する立場でありながら、造り手の想いや文化を深く理解し、それを“音”というもう一つの表現手段で伝えてくださるそのお姿に、私は心から敬意を抱いております。このフェスは、君嶋社長と横浜のライブハウス「BAYSIS」がともに創り上げた、“日本酒と音楽の融合”を体現する特別なフェス。今年で記念すべき第20回を迎えました。
会場には、和歌山「紀土」、神奈川「いづみ橋」、岡山「御前酒」、奈良「睡龍」、兵庫「龍力」、愛知「三河みりん」、広島「神雷」、長崎「福海」、石川「菊姫」、高知「酔鯨」など、全国各地から選りすぐりの酒蔵が集結しました。
それぞれの一杯には、その土地の風土と蔵元の想いが詰まっており、日本酒の奥深さと多様性を五感で楽しむことができました。
出演アーティストは、Mystic Watersをはじめ、ザ・マスミサイル、Empty Black Box、シゲオリアン流星群、佐賀優喜さん、郛(くるわ)、サマンサとバスを待つ(from END&ODDS)、ヒューマンロストといった個性豊かな面々が勢揃い。それぞれのステージからあふれる情熱と音が、会場全体に響き渡っていました。
私自身、シンガーとしても活動していることから、今回のフェスは非常に特別な時間となりました。改めて感じたのは、日本酒と音楽はいずれも“物語を届ける表現”であるということです。
自然と人との営みから生まれる日本酒。感情や記憶を旋律にのせて届ける音楽。どちらも、つくり手の想いや背景が込められ、受け手の心にそっと寄り添うものです。人と人の間に、静かに、でも確かに“絆”を育んでくれる──それが酒であり、音楽なのだと深く実感しました。
そしてイベントの大トリを飾ったのは、もちろんMystic Waters。ステージに立つ君嶋社長の姿からは、「酒」への愛、「音楽」への信念、「人」への敬意が、魂の叫びとなってあふれていました。そのエネルギーと熱量に、私自身、胸が熱くなりました。
ラストナンバーは、君嶋社長と私南侑里がYouTubeでコラボさせていただいた「ぽん酒が最高」。
初代Miss SAKE・森田真衣さん、そしてご参加の酒蔵の皆さまとともに、ステージでご一緒に歌わせていただきました。
酒と音楽。つくる人、届ける人、受け取る人が一体となって生まれる“物語”が、確かにそこにありました。
日本酒と音楽が出会うとき、そこには感情と記憶と絆が生まれる。それを体感させていただけた、このYOKOHAMA SAKE ROCK FES.は、私にとってかけがえのない一日となりました。
君嶋社長、BAYSISの皆さま、出演者の皆様、酒蔵の皆様、素晴らしい空間と機会を本当にありがとうございました。
そして、この日会場でともに感動を共有してくださったすべての皆さまに、心から感謝申し上げます。
2024 Miss SAKE Japan南侑里