皆様、こんにちは!2021 Miss SAKEの松崎未侑です。
先日、WSETの SAKE Level 3 <Advanced Course>第1回講義を受講させていただきました。
WSETとは?
WSET(ダブリュー・エス・イー・ティー)はWine & Spirit Education Trustの略称で、1969年にロンドンで設立された世界最大のワイン教育機関です。
その歴史は遡ること1363年に設立されたワイン商組合。その後、ワイン業界において最も権威のある資格「マスター・オブ・ワイン」の認定機関マスター・オブ・ワイン協会に代わり、1969年にその教育機関としてWSETが創立されました。
WSET SAKE Level 3 <Advanced Course>
上記のようなワインの世界的な教育機関において、SAKE部門が開講されています。
SAKE部門は二つのコースに分かれており、
一般消費者向けの基礎を学べるのが、Level 1(日本語、英語で受講可能)。
一方で、日本酒エキスパート向けで専門的な造りやテイスティングについて学べるのがLevel 3(英語で受講)です。
WSET SAKE Level 3 <Advanced Course>の詳細(ウェブサイトより引用)
日本酒について十分な知識、テイスティング能力をお持ちの方を対象に、日本酒の主要成分と生産技術の違いがもたらす酒のスタイルや品質評価について「なぜその結論になったのか?」を理論的に導き出せる力を養います。本質を見分ける力をつけ、グローバルな日本酒の「今」を知る講座です。
2021 Miss SAKE、第一回授業の受講
私2021 Miss SAKE 松崎未侑は、大変光栄なことに2021 Miss SAKE受賞の副賞として、WSETの SAKE Level 3 <Advanced Course>を受講する権利を拝受いたしました。
第一回目はテイスティングについて教えていただきました!
それぞれの日本酒の香り、味わいを果物などの具体的な食べ物で表現する練習、日本酒の特徴を酸、アルコール、味わい深さ、旨味等から分析する練習をしました。
WSET様独自の世界スタンダードに合わせたテイスティング分析シートを頂戴し、それに合わせた分析方法を学びました。
ご用意いただいたのは、6種類の日本酒。
これまでマスカットやメロンの香りや味と聞いても、どんな日本酒の味わいがなぜその果物に例えられているのか分からないでいたのですが、鈴木先生の明快な説明と多様な日本酒を飲み比べることで、それぞれの香りの違いを感じることができました。
鈴木先生から、週に一回以上は日本酒のテイスティングノートを作ることと宿題をいただきました。
今後、インスタグラム等でご紹介していきます!
次回以降の授業では、日本酒業界を包括的に根本的な米作りから、消費者のもとに渡るまでの流通・輸出までを丁寧に学んでいきます。
授業は全て英語。
日常会話とは異なる専門用語も多数出てくるため、私も辞書を使いながら学んでいきます。イギリス留学で勉強した私にもチャレンジングな環境です!
しかし、WSET SAKE Level3 で日本酒をマスターすれば、世界に通用する知識となるということ。
日々の学びを大切にしながら、このような専門的な講義を通して日本酒を楽しく、より詳細に学んでいく機会を頂けたことに大変有り難い気持ちです。
今回は鈴木更紗先生にご指導をいただきました。
ロールモデルがいらっしゃると、勉強の意欲もスピードも抜群にアップします!
今学期は鈴木先生とクリストファー・ヒューズ先生の下で勉強させていただく予定です。
WSET、キャプラン・ワインアカデミーの関係者の皆様に、このような学びの機会をいただけることを心より感謝申し上げます。
2021 Miss SAKE 松崎未侑