Miss SAKE News/Blog

Miss SAKE Internationalとともに学ぶ京都 日本酒・日本文化体験ツアーを開催いたしました

皆さまこんにちは。

2023 Miss SAKE Japanの山田琴子です。
先日、2025 Miss SAKE Japanを決定する最終選考会が開催され、国内外から多くの方々にご参加いただきました。

この特別な機会にあわせ、Miss SAKE Internationalとして世界各国で活躍されている海外のMiss SAKEメンバーや、ブランドパートナーの皆さまも日本に集結いたしました。

このブログでは、そんなMiss SAKE Internationalのファミリーの皆さまと2025 Miss SAKE 最終選考会の翌日に行いました、「日本文化と日本酒への理解を深める京都文化体験ツアー」についてご紹介させていただきます。

Miss SAKE Internationalとは

一般社団法人Miss SAKEでは、日本国内にて日本産酒類や日本文化のアンバサダーとなる日本女性を毎年1名Miss SAKE Japanとして選出し、アンバサダー活動を行っております。

そんな私たちMiss SAKE Japanと一緒に世界中にて日本文化と日本産酒類の魅力を発信するアンバサダーとしてMiss SAKE Internationalが世界中のさまざまな国にてアンバサダー活動を行っております。

2025年度は、2025 Miss SAKE IndiaにインドのAakanshaさんが、2025 Miss SAKE PhilippineにフィリピンのSayuriさんが選出されました。また、今年8月には2025 Miss SAKE Thailandがタイにて選出される予定です。

今回は、そんなMiss SAKE Internationalのチームインド、フィリピン、タイのファミリーと一緒に京都市内にて日本文化と日本酒について学ぶ研修を実施いたしました。

未生流笹岡家元によるいけばな体験

この日の研修の始まりは、華道未生流笹岡の笹岡隆甫家元より、いけばなの歴史や美意識についてご講義いただきました。笹岡様は、Miss SAKEの研修プログラムナデシコプログラムでの講師や、Miss SAKE最終選考会にて会場で毎年美しいいけばなにて会場を彩ってくださっております。

また、Miss SAKE Japanの最終選考会では、笹岡様よりグランプリと準グランプリに美しい花つつみを毎年作成いただいており、私も当時笹岡様の花つつみを受け取れるように頑張りたいと願いながら最終選考会に臨んだ思い出があります。

この日の講義は、まず笹岡様よりいけばなを考える上で大切な和室の床の間や、光の考え方、また、光と地面を繋ぐアシンメトリーの考え方を和室で教わりました。その後、先ほど見学をした床の間に飾るためのいけばなの作成をとても初心者でもわかりやすい見せ方のルールと一緒に教えていただき、いけばなの作品を目の前で作成いただきました。

自然の移り変わる姿を尊ぶ日本独自の感性や、花一輪に心を込める精神に、海外からのMiss SAKEメンバーも深く感銘を受けておりました。

その後、実際にいけばなを体験させていただきました。笹岡様の丁寧なご指導のもと、それぞれが心をこめた作品を生ける時間は、日本の“静”の美に向き合う、かけがえのないひとときとなりました。

ご多忙の中、私たちのために貴重な学びの場を設けてくださった笹岡家元、そして関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。

南禅寺 八千代にて湯豆腐会席を堪能

お昼には、南禅寺のほど近くにある老舗料理旅館「八千代」様にて、湯豆腐を中心とした京会席料理をいただきました。

日本の四季や素材への敬意を感じる、繊細で美しいお料理の数々に、海外メンバーも「まるで芸術作品のよう」と感嘆の声を上げていました。とても面白いなと感じたのが、Miss SAKE Indiaのメンバーが、湯豆腐を食べ、「最高級のインドのパニールのようだ!」と感銘を受けていたことです。インドのパニールとは、インドでよく使われる食材で、四角い弾力のあるフレッシュチーズです。Miss SAKE Indiaのメンバー曰く、パニールは高級なほど滑らかで、京都でいただいた湯豆腐はまさにその味わいだったそうです。

日本とインドでは、一見食文化が大きく違うように感じますが、他にもどんなに多様な食材をいただいているのか共通点を探していきたいなと思いました。

おもてなしの心が詰まったひと皿ひと皿に、京都の食文化の奥深さを国を超えてMiss SAKE Family 一同で改めて感じる素晴らしいひとときとなりました。

My SAKE World 御池別邸にて「世界に一つだけの日本酒」づくり

午後は「My SAKE World 御池別邸」様にて、日本酒のブレンド体験を行いました。複数の異なる酒米や仕込みの異なる日本酒を試飲しながら、自分好みの一本を創り上げるこの体験は、まさに“世界にひとつだけの日本酒”づくりです。ここでは、私に代わり、2024 Mr Sake上山賢司さんよりMiss SAKE Internationalのメンバーが体験をいただきました。

香りや味わいのバランスを考えながら、皆で真剣に、そして楽しみながら試行錯誤する姿が印象的でした。

「日本酒は難しいと思っていたけれど、自分でつくることで親しみが湧いた」や「さまざまな日本酒の味わいの違いに集中する時間をいただいたことで、日本酒の味わいの違いをしっかりとわかるようになった!」とMiss SAKE InternationalのメンバーもMiss SAKE Familyの一員として、日本酒についての知識をより深める非常に意義深い時間となりました。

温かくご指導くださったスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。

My SAKE Worldの詳細はこちら:https://sakeworld.jp/special/2411-kyoto-mysakeworld-oike/

佐々木酒造様にて酒蔵見学ときき酒体験

最後は、明治26年創業の老舗酒蔵「佐々木酒造」様を訪問いたしました。この日は大変光栄なことに、社長の佐々木様より、酒造りの哲学や歴史、また酒米・水・気候が与える影響など、酒蔵を実際に見学しながら、専門的なお話を直々に伺うことができました。

酒蔵見学の後には、数種類の日本酒をきき酒させていただき、それぞれの個性や味わいの違いを体感しました。海外メンバーがきき酒をしながら「私はこの辛口の味わいが好み」や「私はこの香りが高いものが疲れた日のご褒美として飲みたい」など議論を交わす姿を拝見し、Miss SAKEの活動を通して、日本酒と日本文化への理解と興味を深めてくれているMiss SAKE Internationalのメンバーに日本人として大好きな日本の文化を知っていただけ、とても誇らしかったです。

貴重な蔵の内部をご案内いただき、また丁寧にご対応いただいた佐々木社長をはじめ、佐々木酒造の皆様に深く感謝申し上げます。

このたびの京都文化体験ツアーは、海外のMiss SAKEメンバーにとって、日本文化と日本酒への理解を一層深める貴重な機会となりました。そして私にとっても、改めて日本の美と心の奥深さを再認識する、かけがえのない一日となりました。

この度、いただきました学びを生かして、今後もMiss SAKE Family一同、として、日本酒を通じて日本文化を国内外へ発信してまいります。

ご協力いただいたすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。

 

2023 Miss SAKE Japan

山田琴子

 

 

 

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