皆様、こんにちは。2024 Miss SAKE Japan 南侑里です。
2025年3月11日〜14日まで開催されている日本最大級の国際食品・飲料展 「FOODEX JAPAN 2025」 の初日に参加してまいりました。
世界中から食品業界のプロフェッショナルが集うこのイベントでは、日本酒をはじめとする多様な食文化が発信されており、改めて日本酒の可能性を実感する貴重な機会となりました。
日本酒造組合中央会様のブース
FOODEXでは、日本酒造組合中央会様のブースが設置され、焼酎や泡盛の展示がされておりました。日本の伝統的なお酒が一堂に会し、国内外の来場者へ向けて日本の酒文化を発信する場となっておりました。
酒蔵のブース巡り
全国各地の酒蔵が出展されており、各地域ごとの個性を感じることができました。
会場では、全国各地の酒蔵や関連企業のブースを訪れ、それぞれのこだわりや新たな取り組みについて学ぶことができました。
まず、ヤエガキ酒造株式会社様では、日本酒の振る舞いのお手伝いをさせていただき、多くの来場者の皆様に日本酒の魅力をお伝えする機会をいただきました。日本酒に初めて触れる方も多く、丁寧に説明をしながら試飲していただく中で、日本酒の奥深さや味わいの違いに驚かれる様子が印象的でした。
三重県のブースでは、伊藤酒造様の日本酒をはじめ、酒粕ジャムや甘味噌風酒粕、赤酢、にごり酢といった発酵食品も展示されていました。日本酒の醸造過程で生まれる副産物が、こうした形で活用されていることに改めて感銘を受け、発酵文化の多様な可能性を感じました。
岩手県のブースでは、桜顔酒造様、紫波酒造店様」、上閉伊酒造様の各ブースを訪問し、それぞれの酒造りに対するこだわりや特徴について直接お話を伺いました。同じ地域にある蔵元でも、使用する米や水、醸造方法によって大きく異なる個性が生まれることを改めて実感しました。
また、兵庫の酒ブースでは、県内の多くの酒蔵が出展し、地域ごとの個性や造りのこだわりを知ることができました。
さらに、名城酒造株式会社様、秋田銘醸株式会社様、丸彦酒造株式会社様、株式会社北岡本店様、嘉美心酒造株式会社様、澤田酒造株式会社様、日本酒需要創造会議様、越つか酒造様、苗場酒造様、明利酒類様、福羅酒造様、中井酒造様、千曲錦酒造様、花の舞酒造様、菊の司酒造様、やちや酒造様、白嶺酒造様、パンクチュアル様、右田本店様、一気様、CORTESE様、みしま焼酎 無垢の蔵様のブースも訪問し、さまざまな酒造りの取り組みを学ばせていただきました。
また、駐フィリピン日本国大使館主催の天皇誕生日レセプションでご一緒したチョーヤ様のブース、日本酒とともに日本の発酵文化を支えるKIOKE SYOYUのブースも訪問いたしました。
また、会場では多くの著名な蔵元が参加する日本酒セミナーも開催されていました。直接お話を伺うことはできませんでしたが、こうした場を通じて、日本酒の魅力が広く発信されていることを改めて感じました。
この場をお借りして、訪問させていただいた皆様に心より感謝申し上げます。
SAKE × 海外伝統食ペアリング体験
特に興味深かったのが、「SAKE × 海外伝統食ペアリング体験コーナー」。
日本酒とキムチ、ピザ、トムヤムクン、ナチョスなど、世界の様々な料理との組み合わせを試せるブースで皆様に楽しんでおられる様子でした。
中国酒・白酒ブースも出展
日本酒だけでなく、中国の伝統的な酒白酒(パイチュウ)のブースもありました。
提供されていたのは
- 濃香型「五粮液(ゴリョウエキ)」
- 醤香型「貴州茅台酒(キシュウマオタイシュ)」
- 清香型「汾酒(フンシュ)」
それぞれ香りや味わいの特徴が異なり、日本酒とはまた違った魅力を持つお酒に触れることができました。
FOODEX JAPAN 2025を通して感じたこと
今回のFOODEXでは、日本酒だけでなく、日本の発酵食品や海外の食文化との融合、そして他国のお酒との比較など、さまざまな視点から日本酒の魅力を再発見することができました。
日本酒は単なるお酒ではなく、日本文化そのもの。これからも、国内外の皆様にその魅力を伝えられるよう、活動を続けてまいります。
2024 Miss SAKE Japan 南 侑里