Miss SAKE News/Blog

2019 ミス日本酒 大阪代表 豊川栞那が、G20 大阪サミット 2019にて國酒をPRして参りました。

2019 Miss SAKE Osaka, Kanna Toyokawa, promoted “Japanese liquors” to the media from various countries in G20 Osaka Summit.

(English follows)

皆様こんにちは。2019 MissSAKE 大阪代表 豊川栞那です。

6月27日〜29日にG20大阪サミットの国税庁ブースにて、主に各国のメディアの方々に、日本酒をはじめとした「國酒」をPRする活動をお手伝いさせていただきました。

2016年に行われたG7伊勢志摩サミットは記憶に新しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。そちらで振舞われたお酒もいまだに話題に上がっていますね。

今回は日本が議長国となる初めてのG20サミットということで、メディアの注目度もかなり高まっておりました。

G20サミットとは、G7(フランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダ・欧州連合(EU))のほか、アルゼンチン・オーストラリア・ブラジル・中国・インド・インドネシア・メキシコ・韓国・ロシア・サウジアラビア・南アフリカ・トルコ(アルファベット順)の首脳や国際機関など、37の国や機関が年に一度一箇所に集まり、主に経済分野について議論される国際会議です。

そんなG20大阪サミットの開催を契機に、大阪・関西の魅力を発信しようという取り組みがなされており、我々国税庁ブースの他に、大阪名物である「たこ焼き」や「串カツ」などが振舞われるブースもございました。

国税庁ブースでは「國酒」として、日本酒50種類、焼酎30種類、泡盛6種類、日本ワイン36種類、日本のクラフトビール20種類、日本ウイスキー3種類、日本のクラフトジン3種類、梅酒2種類を3日間に渡り提供させていただきました。

地元大阪で醸されたお酒をはじめ、震災復興の想いが詰まった東北のお酒まで数々の銘酒が取り揃えられており、それらを見ているだけで心踊るものがありました。

実際にお客様からもご質問いただいたのですが、「なぜ国税局がお酒をアピールしているの?」といった疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

Miss SAKEのナデシコプログラムで学ぶまで私も知らなかったことなのですが、国税庁は酒税の管理だけではなく、お酒の品質の管理、味の評価、造りに対するアドバイスなどもされており、国税庁とお酒業界とは切っても切れないほど深い関係にあります。

私たちが美味しくお酒をいただけるのも、国税庁と酒蔵の関係があってこそなのですね。

実際に國酒のPRをさせていただく中で、ロシアの方が泡盛を好んで飲まれていたり、日本ワインがこんなに美味しいと知らなかったと言ってくださる方がいたり、スペインの方が初めて日本酒を飲まれる瞬間に立ち会わせていただいたりしました。

普段の日本酒イベントでは、日本酒が好きな方や普段飲んでおられる方ばかりを拝見しますので、先に述べたような体験は本当に新鮮で、今とてもありがたい経験をさせていただいているのだ、と何度も思いました。

また、今回は日本酒以外の酒類についても学ぶ機会となり、大変勉強になりました。

日本酒とワインは「醸造酒」であるのに対し、焼酎や泡盛はそれらを蒸留して造られる「蒸留酒」であります。

それぞれの味わいが原料や造られ方の微妙な違いで変わってくるのは日本酒も他の酒類も同じ。
他の酒類と比較することによってまた、それぞれを楽しむことができると思いましたので、これからも広げた世界をもう少し探求して参りたいです。

そして、世界各国から来たみなさまが、美味しい食事とお酒を楽しまれる姿をみて、やはり「食」の素晴らしさは万国共通のものであると実感するとともに、日本の食文化は世界に誇れる素晴らしいものであると確信いたしました。

これからもミス日本酒として、日本人として日本の食文化を発信していきたいです。

最後になりましたが、国を代表して世界各国の方々にお酒を振る舞うという大役に、はじめは少し緊張していました。
しかし国税庁の皆様が暖かい心でたくさんお気遣いくださり、またいらっしゃった方々のお酒を飲んだ笑顔に癒され、楽しい3日間を過ごさせていただきました。

今回のサミットでお世話になった方々、皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

2019 MissSAKE 大阪代表 豊川栞那

[for English Speakers]

Hello.everyone. This is 2019 MissSAKE Osaka, Kanna Toyokawa.

I promoted “Japanese liquors” to the media from various countries in G20 Osaka Summit.

In addition to the liquors, the local Kansai food such as “Takoyaki” or “Kushikatsu” was served for feasting people working in the media

I worked in the promotion area of the National Tax Agency. the National Tax Agency is deeply related to liquors. They not only collect brewery tax, but also evaluate the liquors or support the breweries. They have much knowledge of the liquors and I could learn a lot from them. 

We served 50 kinds of sake, 30 kinds of shochu, 6 kinds of awamori, 36 kinds of Japanese wine, 20 kinds of Japanese craft beer, 3 kinds of Japanese whiskey, 3kinds of Japanese craft jin, 2 kinds of plum wine. Some of them were brewed in the Kansai region which includes Osaka or others were made wishing the restoration of the Tohoku region.  Even just looking at their labels was really interesting.

I had a wonderful experience at this summit. I could watch the scene when foreign guests tried sake for the first time or the scene when a group of foreign guests enjoyed awamori or etcetrera. These scenes would never happen in my daily life. And I was very happy to have conversations with many people about Japanese liquors. I hope they like Japanese liquors and enjoy them in their countries,too

Also, I could have the experience of knowing other Japanese liquors because I had never learned about shochu or other distilled alcohol. I would like to enjoy them from now on. 

To be honest, This opportunity was a very big deal to me. And I was very nervous at first. However, I could feel better soon because people of National Tax Agency did very nice to me and I was very happy to see guests’ smile enjoying Japanese alcohol.

I will never and cannot forget this opportunity.

Thank you for coming, all the guests. 

Thank you for your kindness, all the people I worked with.

I wish many foreign people enjoy sake in 2020, Tokyo Olympic year, too!

2019 MissSAKE Osaka, Kanna Toyokawa.

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