Miss SAKE News/Blog

静岡の地酒【花の舞酒造】土田名誉杜氏の『新酒お披露目ライブ配信』に2020 Miss SAKE松井詩が参加をさせていただきました。

2020 Miss SAKE Japan, Shihori Matsui visited Hana-no-mai brewery, a sake brewery in Hamamatsu, Shizuoka prefecture, to attend a live streaming event to promote the newly brewed sake this season of the year.

[English follows]

皆様、こんにちは。2020 Miss SAKEの松井詩です。

10月25日、静岡の地酒を醸す【花の舞酒造様】にお招きいただき、土田名誉杜氏と共に『新酒お披露目ライブ配信』に参加をさせていただきました。

*こちら配信されたLIVE内容をご覧いただけます。

花の舞酒造 名誉杜氏 土田一仁様とともに。

毎年、花の舞酒造様の新酒お披露目会は、8000人ものお客様をお迎えし、酒蔵開放・新酒味見会を通して今年の新酒を皆様で味わう、大盛況のイベントです。
ですが、今年度はコロナウイルスの影響により、酒蔵開放の開催を自粛されました経緯から、この度は、花の舞様の公式フェイスブックとMiss SAKE Channelにてライブ配信を行いました。

花の舞酒造様の外観

この日は、雲一つない晴天で、暖かな秋の日差しの中、土田名誉杜氏と共に配信をスタート致しました。初めは、花の舞本社工場の隣にある、庚申寺(こうしんじ)にて参拝を。庚申寺は名前に申(猿)の漢字が使われていることから、猿の石像が祀られております。

庚申寺からまっすぐ伸びる参道に、花の舞酒造様本店、お隣には笛屋工房【雷華様】、そして真向かいには染物屋さん【山口屋染房様】がございます。
土田名誉杜氏の仰る『昔と何一つ変わらない景色』がそこには広がっており、赴き深い街の景観を私も楽しませていただきました。

一週間前に新しくされた、杉玉のお写真

参道からまっすぐ伸びる石畳。

色が五色に変化するライト。

花の舞酒造様は創業元治元年。
その伝統技術と、新たな価値の創出を目指し、静岡県産米を100%使用した酒造りをされております。

静岡県産米の価値を存分に活かすため蔵の設備の充実に加え、杜氏と蔵人の技能の研鑽による卓越した技術が最高の静岡県の地酒を造り出します。

この日は、花の舞ロゴ入り冷酒グラスで三種の新酒を試飲させて頂きました。
こちらの冷酒グラスは10月25日から12月31日までの期間中、ご来店された方全員にプレゼントされているそうです。

試飲させていただいた日本酒三種。

花の舞酒造様で販売されている日本酒の一部。

ご紹介した新酒

金の特別純米しぼりたて

まず試飲させていただいたのは、金の特別純米しぼりたて。
麹米に、静岡県産山田錦を使用し、コクがあり、味わい深い飲み口がその特徴です。
新酒シーズンの到来を感じさせるフレッシュな風味に、山田錦の力強い深いコクが見事に調和された日本酒でした。

金の特別純米しぼりたてhttps://hananomai.co.jp/product/genteishu/tokubetsujunmaishiboritate.html

銀の純米しぼりたて

続いて銀の純米しぼりたてを頂きました。
静岡県産の一般米を使用した、香りが穏やかで上品な飲み口でした。
まろやかで大変飲み易く、様々なお食事との調和により表情を変える楽お酒であると感じました。

銀の純米しぼりたて:https://hananomai.co.jp/product/genteishu/junmaishiboritate.html

本醸造初しぼり

最後に、本醸造初しぼり。
こちらは、銀の純米しぼりたてに醸造アルコールを添加し、味わいを調整したものです。

土田名誉杜氏曰く、『アルコール添加と聞くと、マイナスイメージを持つ方もいますが、昔と今では、アルコール添加の意味合いも違っていて、味わいの調整のために、アルコールを少量添加。実際に、アルコールを添加した本醸造の方が、すっきりした飲み口に仕上がっている』とお話をいただきました。

口の中に残るすっきりとした味わいが淡麗で、こちらもお食事と合わせることで相乗効果が楽しめる日本酒であると確信いたしました。三種三様、異なった味わいがどれも大変美味しく、心ゆくまで日本酒を堪能させていただきました。

本醸造初しぼり:https://hananomai.co.jp/product/genteishu/honjozohatsushibori.html

おすすめのペアリング

それぞれの日本酒とお勧めのペアリングをお聞きすると、本醸造酒には浜松産の餃子やメロン特別純米酒には浜名湖産の鰻とのお話が。

実際にお昼に浜名湖で養殖された鰻とメロンを私もいただきましたが、パリッと焼きあがった香ばしい鰻と甘辛いタレのハーモニーがまさに至福のひと時でした。

この日は浜名湖産の鰻を頂き、酒蔵見学をさせていただき、最後には三種三様の新酒の飲み比べもでき、素晴らしい体験をさせていただきました。

酒蔵見学は元旦を除いて毎日実施しているとのことですので、是非皆様も、静岡の地酒・花の舞酒造の酒蔵見学を楽しんでいただければと思います。

こうした状況下での中、どうしたら日本酒の魅力を多くの方々にお届けすることができるのか。
それを模索し探求される花の舞酒造様の思いに触れ、『日本酒の発展とは何か』について、私自身が多くの刺激・学びを得られた気がしております。

文化や伝統は守り受け継ぐのみならず、時に変容を含ませながら人々を魅了させ続けるものである。

そんな大切なこと改めて感じることができました。

静岡の地酒・花の舞酒造 土田一仁名誉杜氏、輸出部 髙田晋之介様、そして関係者の皆様、この度は大変貴重な経験を誠に有難うございました。

2020 Miss SAKE 松井詩

[for English Speakers]

On October 25th, I visited Hana-no-mai brewery, a sake brewery in Hamamatsu, Shizuoka prefecture, to attend a live streaming event to promote the newly brewed sake this season of the year.

Hana-no-mai brewery was founded in 1864, uses rice only made in Shizuoka prefecture.
Every year in October, Hana-no-mai brewery opens the brewery to customers to promote their newly made Sake, 8000 customers arrive from all over Japan and even overseas.

However, this year due to the pandemic of COVID-19, Hana-no-mai brewery has decided to cancel the event, instead hold a Live streaming Facebook Live plus YouTube, to promote their newly made Sake to customers.

This time I had chances to listen to their story, taste their sakes, and look inside the brewery.

Hana-no-mai brewery stands in an authentic town in Hamamatsu, Shizuoka prefecture, surrounded by Japanese traditional stores such as the Bamboo flute store and dye-works.

I was able to taste their newly made, which showed 3 distinct features. Their Tokubetsu Junmai-shu had a fuller, richer body and slight acidity. The nose was not as prominent as other types of sake.

Honjozo is sake wherein a small amount of distilled pure alcohol is added to smoothen and lighten the flavor, and to make the sake a bit more fragrant.
Their Honjozo sake was a bit lighter than other sake, due to the small amount of grain alcohol added at the end of the ferment. The flavor felt lighter, and the fragrance was prominent.

My visit to Hanano-mai-shuzou, allowed me to feel the strong passion the brewery holds.
Since they deeply respect the Japanese tradition of sake, they have all the stronger passions to convey the greatness of sake.
I was able to get a lot of stimulus and learnings on what the development of sake would be.

I extend my deep appreciation to Mr. Kazuhito Tsuchida, Honorary Touji of Hana-no-mai brewery, Mr. Shinnnosuke Takada, and everyone from the Hana-no-mai brewery involved in the Live streaming.

Thank you very much for your valuable experience.

Shihori Matsui, 2020 Miss SAKE Japan

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