皆様、こんにちは。2024 Miss SAKE Japan南侑里です。
12月9日にナデシコプログラムにてお世話になりました江戸切子の工房「華硝」様、和傘の老舗「小宮商店」様に伺いました。
華硝での年末のご挨拶
江戸切子の工房「華硝(はなしょう)」は、伝統的な技術を守りながらも、現代的なデザインを取り入れた作品を数多く生み出している素晴らしい工房です。その繊細なカット技術と美しいデザインは国内外で高く評価され、特にオリジナルの「米つなぎ」紋様は、五穀豊穣や繁栄への願いが込められた象徴的なデザインとして知られています。
以前、ナデシコプログラムを通じて華硝様を訪れた際には、江戸切子の制作体験をさせていただきました。その時に自分で作った作品は、今でも特別な思い出となっています。光を透かした際に美しく輝くカットの繊細さに感動した体験でした。
今回の訪問では、年末のご挨拶をさせていただくとともに、来年のナデシコプログラムへのお願いをいたしました。二代目の熊倉隆一様が今年の春の叙勲で旭日単光章を受章されたというお話をお聞きし大変貴重なお時間を過ごさせていただきました。華硝様の作品は、単なる工芸品にとどまらず、日本の美意識や精神を形にした文化の結晶です。その伝統と価値をこれからも広めていきたいという思いを新たにしました。
和傘の伝統を受け継ぐ小宮商店
その後、私は東京都中央区東日本橋にある「小宮商店」を訪れました。小宮商店様は昭和5年創業の老舗で、甲州織を使った洋傘製作を手掛けています。その甲州織は、山梨県富士吉田周辺で昔ながらの分業工程を経て織られるもので、手触りや光沢が美しく、日本の伝統技術の結晶ともいえるものです。
こちらにて弊社団大西美香 代表理事より振袖に合う甲州織の和傘をクリスマスプレゼントとして頂戴いたしました。いただいた和傘は、赤が基調となっており持つだけで晴れやかな気持ちになる美しいデザインです。これから雨の日には、この傘を大切に使わせていただきたいと思います。
小宮宏之代表取締役との貴重な時間
そして小宮商店様では、代表取締役の小宮宏之様とお話しする貴重な機会をいただきました。小宮商店様の所在地は、東京都中央区東日本橋3-9-7。この歴史ある場所で、伝統を守りながらも時代に合わせて進化しておられ、改めて日本の伝統文化の素晴らしさを感じました。
日本の伝統と未来
この日の訪問を通じて、私は日本の伝統工芸に携わる方々の熱意と技術に触れ、大きな刺激を受けました。江戸切子や和傘といった伝統工芸は、長い歴史の中で磨かれてきたものでありながら、現代にもしっかりと息づいています。これらの文化を次世代に伝えるために、私自身も微力ながら力を尽くしたいと思っています。
華硝様と小宮商店様での学びと感動を胸に、2025年も日本酒と伝統文化の魅力を広める活動に取り組んでまいります。このような素晴らしいご縁をいただいたことに、心から感謝申し上げます。
2024 Miss SAKE Japan南侑里
【English summary】
On December 9, Yuri Minami visited the Edo faceted glass studio “Hanagatou” and the long-established Japanese umbrella shop “Komiya Shoten”.
Visit at Hanashyo
Hanagatsu is a workshop known for its works that fuse traditional techniques with modern design. On a previous visit, we had a hands-on experience of Edo faceting production, and the piece we made by ourselves has become a special memory. This time, we discussed year-end greetings and next year’s program with Mr. Ryuichi Kumakura, the second generation of the workshop and recipient of the Order of the Rising Sun, Gold Rays with Neck Ribbon.
Visit at Komiya Shoten
At Komiya Shoten, founded in 1930, we received as a Christmas gift a Koshu wagasa (Japanese umbrella) made of Koshu woven fabric in red that goes well with furisode (long-sleeved kimono). We also had a conversation with Mr. Hiroyuki Komiya, representative director, and learned about their efforts to evolve while preserving tradition.
Future Resolutions
Through our visit, we have reaffirmed the splendor of traditional Japanese culture and the importance of passing it on, and we will continue to make efforts in 2025 to promote the appeal of Japanese sake and traditional culture both in Japan and abroad.
2024 Miss SAKE Japan Yuri Minami