Miss SAKE News/Blog

大阪・関西万博ORAパビリオン「JAPANESE SAKE SUMMIT」にて2024 Miss SAKE Japan南侑里が総合司会を務めました。

皆様こんにちは、2024 Miss SAKE Japan 南侑里です。

2025年4月26日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)ORAパビリオン2F宴ラボにて開催された「JAPANESE SAKE SUMMIT」において、総合司会を務めさせていただきました。

本イベントは、株式会社カンネツ様主催のもと、日本酒業界を牽引するジャーナリスト、専門家、インフルエンサーの皆様をお迎えし、以下の4つのテーマで熱い議論が展開されました。

さらに当日は、登壇者による瞬速冷凍、急速冷凍、緩慢冷凍、冷蔵の飲み比べ試飲も行われ、銘柄は玉乃光、小山本家 米治、狩場一酒造 秀月が提供されました。「それぞれの良さを残したまま、角が取れるのではないか」という意見が登壇者の皆様から語られ、技術が生み出す新たな可能性に、会場全体が大きな期待を寄せていました。


第1セッション「日本酒の今と未来を語る」

登壇者:甲斐 勇樹 氏(ジャパンテイスト株式会社 代表取締役)、藤川 智子 氏(TASTING ROOM F オーナー)

国内外の市場動向や消費者の価値観、伝統と挑戦のバランスについて語られ、業界の「今」を鮮やかに浮き彫りにする内容でした。特に印象的だったのは、「日本酒は単なる商品ではなく、日本の文化に深く根付いた存在である」という強いメッセージでした。


第2セッション「-30℃の世界が変える日本酒の未来」

登壇者:森田 真衣 氏(一般社団法人Miss SAKE/初代 Miss SAKE)、塚本 泰嗣 氏(有限会社塚本鑛吉商店 代表取締役)、荒木 努 氏(株式会社カンネツ 代表取締役社長)

このセッションでは、瞬速冷凍による日本酒の革新について、初めて冷凍の瞬間を捉えた映像が公開され、会場が大きな注目を集めました。

主催者である荒木様から、氷はある特定のポイントから凍り始め、まず「核」ができることで全体が氷結していくという、科学的かつ興味深いお話がありました。そのため、まさに凍る瞬間を映像で捉えることが非常に難しかったという裏話も共有され、会場の皆様の関心を引き込んでいました。

そしてこのセッションで心に残ったのは塚本様のお話。この冷凍技術はお酒の角を取り、まろやかな味わいを実現できるだけでなく、伝説の杜氏たちが仕込んだその時代の味を「味のタイムカプセル」として後世に残していけるのではないかという展望に、大きな感動を覚えました。技術と伝統が織りなす未来に、胸が高鳴りました。

また、近くで初代 Miss SAKE 森田真衣さんが登壇されているお姿を拝見し、先輩方が築いてこられた道の重みを改めて感じ、私自身もその背中を追い、より一層努めてまいりたいと強く心に刻みました。


第3セッション「日本酒ソムリエが語る、美酒のある輝く未来」

登壇者:友田 晶子 氏(一般社団法人日本のSAKEとWINEを愛する女性の会 代表理事)

友田様は、美酒コンクールを主催されておられ、その経験や活動を交えながら、日本酒やワインの新たな楽しみ方、そして女性の視点で捉える酒の未来についてお話しくださいました。私自身もこの美酒コンクールの表彰式に参加した経験があり、その素晴らしさや感動をこのセッション内で皆様と共有させていただきました。


第4セッション「日本酒の未来を創る!世界市場」

登壇者:松崎 晴雄 氏(株式会社SAKEマーケティングハウス 代表取締役)、リッキー・フォン 氏(香港貿易発展局 大阪事務所長)、森 隼人 氏(株式会社カンネツ 社外取締役)

国際市場に挑む上での課題や展望について、リアルな現場の声が飛び交い、世界に向けた日本酒戦略が語られました。特に印象的だったのは、「初めて日本で飲んだお酒を美味しいと海外の方に思ってもらうことが何より大切。そのために、品質を保てる冷凍酒は大きな可能性を持つのではないか」というお話でした。世界に届けるための技術と情熱の融合に、大きな期待が寄せられていました。


最後に

総合司会として、各登壇者の皆様の想いや知見をつなぎ、会場の皆様、そしてオンライン配信をご覧の皆様と共に、日本酒の未来について考える貴重なひとときを過ごせたことを、心より光栄に思います。

この素晴らしい機会を主催くださった株式会社カンネツ様、熱い議論を交わしてくださった登壇者の皆様、そして会場・配信で参加してくださったすべてのお客様に、心より感謝申し上げます。

また今回の訪問では、一般社団法人 Miss SAKEのブランドパートナーがいるフィリピンパビリオンやタイパビリオンも訪れました。それぞれの国の文化や熱意に触れる中で、日本文化を通じた国際交流の可能性を改めて実感し、大変貴重な経験となりました。こうした出会いや文化のつながりを感じられるのが、まさに万博ならではの魅力です。皆さまもぜひ会場に足を運んでみてください。

改めまして、この国際的な舞台で、日本酒が持つ無限の可能性と未来を発信できたことに、深い喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。今後も引き続き、日本酒文化の魅力を国内外に届ける活動に励んでまいります。

2024 Miss SAKE Japan南侑里

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