皆様こんにちは。2026 Miss SAKE Japan 長瀬志珠です。
2026年6月13日に京都で開催された2026 Miss SAKE Japan 最終選考会において、着物とみひさ様より振袖一式をご協賛いただきました。
最終選考会という人生の大切な節目となる舞台で、このような素晴らしいお着物を身にまとう機会をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
今回着用した振袖は、私の出身地である福島県いわき市の海をイメージした、青と白を基調とした手描きの振袖です。
私は最終選考会の自己PRにおいて、福島県の日本酒の魅力についてお話ししました。
福島県は会津・中通り・浜通りという異なる風土を持ち、それぞれの地域で個性豊かな日本酒が醸されています。
その中でも、私が生まれ育った浜通り・いわき市は、太平洋に面した豊かな自然に恵まれた地域です。
今回の振袖は、その海を思わせる爽やかな色彩で表現されており、故郷への想いを胸に最終選考会へ臨むことができました。
東日本大震災当時、浜通りは津波による甚大な被害を受け、多くの方々が困難な日々を経験しました。しかしその後、地域の方々が支え合いながら歩みを進め、今日の福島があります。
今回の振袖に表現された青と白の海の色は、私にとって故郷の美しい海を思い起こさせるだけでなく、震災を乗り越えながら前へ進んできた福島の姿とも重なりました。
故郷への感謝と復興への想いを胸に、この振袖とともに最終選考会の舞台へ立つことができたことを大変嬉しく思います。
また、帯には「流水文様」が用いられていました。
流水文様は、絶えず流れる水の姿を曲線や幾何学模様で表現した日本の伝統文様のひとつです。古くから水は清らかなものとされ、あらゆる穢れや災いを洗い流すことから、「厄除け」や「浄化」の意味を持つ縁起の良い吉祥文様として親しまれてきました。
流れ続ける水のように歩みを止めず、これからも挑戦を続けてほしいという想いが込められていると伺い、そのお心遣いに大変感銘を受けました。
この帯についても震災やさまざまな困難を経験しながらも前を向いて歩み続けてきた福島の姿とも重なり、強く心に残る意匠となりました。
さらに今回のコーディネートでは、日本酒と着物に共通する受け継がれる文化という視点も大切にしていただきました。
日本酒は、米・麹・水という自然の恵みを原料に、先人たちの知恵や技術が受け継がれながら発展してきた日本の伝統文化です。そして着物もまた、日本人の暮らしや美意識とともに受け継がれてきた文化の象徴です。
そのため今回の振袖には、長い年月を経て受け継がれてきたアンティーク着物をご用意いただきました。
日本酒文化の魅力を伝えるMiss SAKEの舞台にふさわしい一着であり、日本文化の奥深さを改めて感じる機会となりました。
小物は白の帯揚げと丸ぐけの帯締めを合わせたシンプルな装いでまとめられ、「引き算の美学」を大切にしたコーディネートとなっていました。華やかさの中にも品格があり、振袖の美しさと人物の魅力が自然に調和するよう細部までご配慮いただきました。
また、着物とみひさ様には、最終選考会当日のスピーチコンセプトや私の故郷への想いだけでなく、これまでの活動や人柄についても丁寧に汲み取っていただきながらコーディネートを考えていただきました。
一つひとつの意匠や色使いに込められた意味を知ることで、着物は単なる衣装ではなく、その人の想いや物語を表現するものなのだと改めて感じました。
この振袖とともに最終選考会の舞台に立てたことを大変光栄に思います。
素敵なお着物をご協賛くださった着物とみひさ様、そして心のこもったコーディネートをご提案くださった小野久美子様に、心より御礼申し上げます。
2026 Miss SAKE Japan 長瀬志珠



















