皆様、こんにちは。
2023 Miss SAKE 準グランプリ 森川裕希恵です。
目に鮮やかな新緑の季節となりました5月19日(日)、三重県四日市市の近鉄四日市駅前商店街にて「三重の大酒蔵市」が開催され、2023 Miss SAKE 岐阜 高田蘭子さん、2024 Miss SAKE 愛知 準グランプリ 君島可帆さんと共に参加させていただきました。
「三重の大酒蔵市」は2014年にスタートした、三重の酒蔵様が一堂に会し、「御食つ国」と称される三重の食文化を堪能できる一大イベント。コロナ渦を経て、昨年3年越しに再開され、今年も訪れた多くのお客様で会場アーケードは大賑わいでした。
三重県の日本酒は、伊勢神宮の存在が大きく影響し、三重県で酒造りが始まったのは約2000年前という非常に古い歴史があります。また味わいは、甘口からスッキリとしたキレのある辛口、華やかな香りのフルーティーなものまでバラエティー豊か、山海の幸に恵まれた三重県の様々な食材と共に楽しむことができます。
1時間ごとに会場の皆様で「乾杯」のご発生をするのが「三重の大酒蔵市」の恒例行事。最初の乾杯の音頭は四日市市長の森智弘様がとられ、待っていましたとばかりに会場中に大きな「乾杯!」の声が響き渡りました。
また、四日市市民なら知らない方はいないという四日市市公式マスコットキャラクター「こにゅうどうくん」もご来場。モチーフとなっているのは、四日市名物からくり山車「大入道」だそう。伸ばしたい願い事をしながらこにゅうどうくんの伸びる舌に触ると願いが叶うということで、老若男女問わず大人気でした。
今回ご参加されていた20の酒蔵様の中で、津市の寒紅梅酒造様は、四日市農芸高校の学生さんがブースに立ちお酒を販売していらっしゃいました。学生さんが自分たちで、品質の良い酒米を育て、その酒米で日本酒を造り、ラベルデザインを考案し、商品化するまで、全ての工程に携わるという形を寒紅梅酒造様が実現した純米吟醸。
こちらは「夜明け」と名付けられ、コロナ渦で長く続いた暗い闇がやっと終わりを告げ、明るい兆しが見え始めたことを祝えるお酒になってほしいという想いが込められているそうです。夜の藍色に浮かぶ夜明けの文字、トンネルを抜けるようなイメージと朝日が昇るようなイメージで描かれたオレンジ色の半円が印象に残る美しいラベルデザイン。いただいてみると、口の中に爽やかなお米の甘みが広がり、同時に、学生さんの真摯な想いがお酒を通して伝わりました。「夜明け」是非皆様に味わっていただきたい一本です。
私たちは今回、三重県のイベントに初めて参加をさせていただきましたが、お客様からたくさんお声がけをいただき、ご一緒にお写真を撮ったり、談笑をしたり、あたたかく迎え入れていただき、地元の皆様の明るく朗らかなお人柄に感激いたしました。また、お客様が心の底からこのイベントを楽しんでいらっしゃる様子を拝見し、「三重の大酒蔵市」が、どれほど地元の皆様に根付き親しまれているかを感じることができました。
関係者の皆様、ご参加のお客様、この度は笑顔溢れるひとときを、誠にありがとうございました。
【ご出展酒蔵】
清水清三郎商店(作)/大田酒造(半蔵)/石川酒造(噴井)/井村屋(福和蔵)/早川酒造部(天一)/森喜酒造場(るみこの酒)/伊藤酒造(鈿女)/福持酒造場(天下錦)/中山酒造(白米城)/瀧自慢酒造(瀧自慢)/神楽酒造(神楽)/後藤酒造場(青雲)/宮崎本店(宮の雪)/若戎酒造(義左衛門)/丸彦酒造(三重の寒梅)/細川酒造(上げ馬)/早川酒造(田光)/寒紅梅酒造(寒紅梅)/河武酒造(鉾杉)/澤佐酒造(参宮)
【ご出展飲食店】
はごいた/がきんち/木村右兵衛門昌則/ふじまさ/嘉喜家/いまむら家/よいち/いっこん/酒とごはんの羽場/貝ばか一代/KOTETSU~虎鉄~/かちてば/酒初/IRON TIGER/きらく
(敬称略)