皆さんこんにちは、2025 Miss SAKE 千葉 弭間花菜です。
今回もナデシコプログラムを受講して参りましたので、皆さんに共有させていただきます。
今回の講義はご覧の通りです。
・「手ぬぐい講座」株式会社かまわぬ専務取締役 高橋基朗 様
・「グローバルな感覚を養うための1day講義、異文化理解」 グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社 創業者 布留川 勝 様、代表取締役 福田聡子 様
「手ぬぐい講座」
株式会社かまわぬ 専務取締役 高橋基朗様を講師にお迎えし、この講座では、手拭いの歴史から、注染という伝統技法による製作工程、そして日本酒の瓶を包む方法や、日常生活でのさまざまな活用法について、幅広く学ばせていただきました。
講座の中で心に残ったのは、手ぬぐいが、職人さんたちの丁寧な手仕事によって生み出されているということです。やはりどの業界にも、日本文化を守っていく、物語をつないでいくために、たくさんの方々の力と想いがあることを文化を学ぶ度、実感致します。
また、さらに 日本の伝統を守りながらも、現代の暮らしにも取り入れやすいデザインや使い方を工夫されているというお話に、深い感銘を受けました。
時代を超えて受け継がれる文化には、こうして柔軟な進化があるのだと気づかされます。
かまわぬさんでは500種類以上もの手拭いを展開していると伺い、その豊かなバリエーションにも驚かされました。
季節を彩るもの、伝統的な柄、そしてモダンなデザインまで、実に多彩です。
こんなにも自由に、そして多様に表現できる手拭いは、日本が世界に誇れる素晴らしい文化のひとつだと改めて感じました。
これまで「手拭いは素敵だけれど、どう使ったらよいのだろう」と思っていた私にとって、「何にでも自由に使ってよい」という言葉は大きな気づきでした。
スカーフにしたり、バンダナにしたり、飾ったり、これまでの私は考えが凝り固まってしまっていました。
特に印象に残ったのは、日本酒を包む方法を教えていただいた場面です。
手拭い一枚で、贈る心をより一層豊かに表現できることを知り、これから大切な方に日本酒を贈る際には、ぜひ取り入れてみたいと思いました。
講座の後は、実際に「かまわぬ」さんの直営店にも伺いました。
趣のある店内には、色とりどりの手拭いが美しく並び、まるで宝探しのようなひとときを過ごしました。
お店には海外からのお客様もたくさん訪れており、手ぬぐいが日本文化を代表するアイテムとして、世界中の方々に親しまれている様子を目の当たりにしました。
その人気ぶりに嬉しさが込み上げ、私自身も手拭いの魅力をもっと多くの方に広めていきたいという想いが自然と芽生えました。
柄を選ぶときには、「この手ぬぐいはあの人に似合うかな」「この模様ならこんなふうに使えそう」と、相手や活用シーンを思い浮かべながら、じっくりと時間をかけて選びました。
そんな時間もまた、手ぬぐいならではの楽しさだと感じています。
これから私も、これから、もっと自由に、もっと身近に、もっと日常に、手ぬぐいを取り入れ、大切な方への贈り物にも活用しながら、この素敵な日本文化を発信していきたいと思います。
「グローバルな感覚を養うための1day講義、異文化理解」
続いては、グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社の布留川 勝様、福田 聡子様より「グローバル人材になるために必要なこと」についてご教授いただきました。
まず驚いたのは、日本の社会人の学習時間が世界の中でも非常に少ないという現状です。
今後、日本が世界の中で価値を発揮していくためには、個々の意識と学びに対する姿勢の転換が必要だと強く感じました。
講義では、グローバル人材とは単に語学力がある人ではなく、「リーダーシップ(この人についていきたい!)」「共感性(この人と一緒に働きたい!)」のある人であると学びました。その資質を育むために必要なのが、セルフエンパワーメントすなわち「常に自分を最高の状態に保つこと」だという言葉が胸に残りました。
また、悪性安心感にとどまるのではなく、良性危機感を持って行動することの大切さについてもお話がありました。
社会や技術が急速に変化する中、いつでも・どこでも・誰とでも働ける柔軟さを持ち続けるためには、安心に甘んじるのではなく、自己変革の必要性を感じ取り、進化し続けることが求められると痛感しました。
またアサーティブネス(Assertiveness)という言葉も印象に残りました。
これは自分の意見や感情、考えを正直に、率直に、かつ相手を尊重しながら伝えるコミュニケーションの姿勢のことです。
私はこれまで、「言いすぎることで周囲の空気を乱してしまうのではないか」と思い、自分の意見を控えてしまう場面がありました。しかし今回のお話を通じて、自分の意見を“冷静かつ建設的に伝える力”こそが、真の共感と信頼を生むことに繋がると気づきました。
私は現在、酒蔵の方々の思いや地域の魅力を伝える役割を担う者として、改めて「聞く力」「伝える力」「共感する力」「非言語での表現力」など、アナウンサーとしてもこれまで意識してきたコミュニケーションの本質を大切にし、より丁寧に高めていきたいと強く感じました。
これからLAD人間(Local・Analog・Dinosaur)ではく
GAD人間「Global どこでも誰とでも働ける自分に Agile 変化はチャンス。迷わず動ける自分に Digital AIと組め。未来を加速する自分に」になるよう意識してまいります。
自分が「何者で」「何をしたくて」「なぜそれをするのか」核となる軸をしっかりと持ち、日々の行動に意志を込めて取り組みます。
そして、謙虚さを大切にしながらも、しなやかに世界と向き合える人間でありたいです。
今回このMiss SAKEの活動を通してグローバル人材になるためにとても良いきっかけと、チャンスをいただいたなと思っております。
この機会を逃さぬよう、20年後後悔しないよう努めてまいります。