～日本酒を通した日本のファン作り～ 第20回ナデシコプログラムレポート
皆さま、こんにちは。
6月2日（日）に第20回ナデシコプログラムを受講して参りましたので、ご報告いたします。
第20回ナデシコプログラムの講義内容は以下の通りです。
- 「メディアの役割と責任」産経新聞 一般社団法人JAPAN Forward推進機構 編集長 内藤泰朗様
- 「最終選考会リハーサル」一般社団法人Miss SAKE 事務局 愛葉宣明様、大西美香様、中村信次郎様、初代 Miss SAKE 森田真衣様、2023 Miss SAKE 山田琴子様
メディアの役割と責任
午前中は般社団法人JAPAN Forward推進機構 編集長 内藤泰朗様に、私たちが日々触れている「メディア」の変遷とあるべき姿についてご教授いただきました。
内藤様が勤務していらっしゃる産経新聞様はかつてかなりドメスティックで日本語記事のみで構成されていたようですが、世界への発信も始めようという内藤様の提案によってJAPAN Forwardが始動したそうだす。
日本は以前より「ジャパンバッシング」（＝米国や欧州諸国による日本たたき。 袋だたきのように日本を経済面・政治面で攻撃すること。）を受けていたことも多く、その都度日本が間違った報道によってイメージが悪くなっていることに対して課題感を持っていらっしゃいました。加えて、内藤様は長年の海外生活から外から見た日本の良さにも気づいていたため、なんとかしてメディアを通して日本の本来の良さを体現できるような取り組みを行いたいという思いもあったそうです。
日本人の考え方、日本の隠された魅力や文化、日本に関連する国際政治などを国際言語である「英語」で情報発信し、世界と日本を結ぶことで双方向性のメディア作りに挑戦し続けていらっしゃる姿に大変感銘を受けました。
更にはメディアを通して、ユニークな日本へのファンを増やし、日本の存在こそが世界にとって希望の光であるという認識を高めるミッションを実現している最中です。
私もまさに最終選考会にて皆様にシェアさせていただきたい自身の思いとして
「世界中で日本のファンを作りたい」と掲げています。
日本の価値を世界に発信する担い手として、僭越ながらJAPAN Forward様の理念に大変共感しました。現在はInstagramやYouTubeでの発信を継続していますが、メディアのパワーを活用してより多くの方にMiss SAKEの活動を知っていただきたいです。いつか機会に恵まれましたら、Miss SAKEとして影響力のメディア様ともコラボレーションさせていただき、日本酒や日本文化に焦点を当てたいという新たな目標もできました。
内藤様、貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございました。
最終選考会リハーサル
とうとうナデシコプログラムも最後の講義。
来週に控えた本番の準備として、事務局の愛葉宣明様、大西美香様、中村信次郎様、初代 Miss SAKE 森田真衣様、2023 Miss SAKE 山田琴子様にご指導いただきながらリハーサルを行いました。
当日のステージ登壇のタイミングを練習したり、全体通しを行ったり、この日のリハーサルを通してついに最終選考会が迫っているということを実感いたしました。
しかし、歴代の先輩方のステージの様子を動画で拝見していたためイメージトレーニングは出来ておりましたが、実際に自分自身がステージに立つ練習は想像通りにはいきませんでした。
セリフが飛ばないようにと意識しすぎていたせいか、表情が堅く、所作にも気が回っておらず、大変お見苦しい姿を披露してしまいました。リハーサルでもこれほど緊張することを痛感したため、本番はその１００倍緊張するに違いありません。当日には本来持っている力をすべて発揮できるように、頂いたアドバイスを胸に練習を重ねたいと思います。
Miss SAKE 事務局の皆様、最後までファイナリスト一人一人に的確なアドバイスをしていただきまして、誠にありがとうございました。
最後に…
初日はどのようなことが待ち受けているのかという不安と期待いっぱいであまり眠れないまま迎えた最初のナデシコプログラム。第1回目の自分と、最終回の自分を比較すると、内面・外見の変化に驚きます。
特に内面の変化。日本酒業界、そして日本を盛り上げていきたいという熱い想いの元、日々自分と向き合うことで、日本人女性として、そして次世代のリーダーとして、成長することができました。そのような心情の変化が、顔つきに表れているのではないかと思います。
この３ヶ月間、Miss SAKEとして活動するために日本酒をはじめとした日本文化への理解を深め、身だしなみや教養を身につけ、「私らしいMiss SAKEとしての姿はなにか」、「少しでも多くの方に日本酒の存在を知っていただける方法」について考える続けた日々でした。ナデシコプログラムでの学びを通して今やっと、この問いの答えが出てきたように感じます。最終選考会では、私なりの「解答」をシェアさせていただきたく存じます。
私たち2024 Miss SAKE ファイナリストのために
貴重なお時間を割いてくださった講師の皆様、
毎週末学びの場や美味しいお食事を提供してくださった石川酒造様と酒坊様、
日々サポートしてくださったMiss SAKE運営事務局の皆様、
Miss SAKE関係者の皆様に
この場をお借りして感謝申し上げます。
更には素敵なファイナリスト同期にも出会うことができ、生涯大切にしていきたい友情にも恵まれました。
この３か月間関わってくださった皆様との「酒縁」は、今後のMiss SAKEの活動のみならず、私の人生においても貴重な財産になりました。最終回になってもまだまだ至らぬ点が多いですが、全２０回のナデシコプログラムを通して得た学びを糧に今後のMiss SAKEの活動に邁進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2024 Miss SAKE 千葉 寺崎千波
Summary in English
Day 20 of the Nadeshiko Program was held on June 2nd, 2024.
Here, I would like to briefly list the contents of the program. I am planning to explain the details of each lesson in both English and Japanese on my Instagram account, so please stay tuned!
Contents of Day 20
- “The Role and Responsibility of the Media” by Mr. Yasuro Naito, Editor-in-Chief, JAPAN Forward Organization, Sankei Shimbun
- “Rehearsal for the Final Round” by Miss SAKE Mr. Nobuaki Aiba, Ms. Mika Onishi, Mr. Shinjiro Nakamura, Ms. Mai Morita, the first Miss SAKE, and Ms. Kotoko Yamada, 2023 Miss SAKE
Today was the last day of the Nadeshiko Program. Through the 3 months of this intensive training, I was able to grow not only as a Japanese culture advocate but also as a woman. I am grateful for all of the learnings I gained and the people I have met through the program.
I will continue to work diligently as one of the members of 2024 Miss SAKE Finalists to spread the charm of sake to give back to the sake community.
Thank you for your continuous support and please keep an eye out for my future endeavors!
2024 Miss SAKE Chiba Chinami Terasaki
