皆さんこんにちは。2024 Miss SAKE 岡山 小野愛理佐です。
秋風の候、京王プラザホテルで行われました「第15回雄町サミット」へ、2024 Miss SAKE 岡山 小野愛理佐が参加して参りました。
雄町サミットとは
“幻の酒米”と言われる「雄町」の主産地である岡山県の酒米生産者と酒蔵が、「雄町」を原料にした日本酒をより多くの方に、知ってもらい、好きになってもらいたい。という思いから開催されているイベントです。
岡山県産酒造好適米「雄町」を使用した日本酒が全国各地の蔵元から集まり、「唎き酒会」(飲食店・酒販店・酒造会社等限定)と歓評会の審査発表を開催します。
(雄町サミットHPより雄町サミット|JA全農おかやま https://omachi.marumaru-okayama.jp/)
【開催内容】
第一部
唎き酒会(完全入替制:酒販店、飲食店、酒造会社対象)
1回目:12:30〜14:00
2回目:14:20〜15:50
第二部
歓評会審査発表/講演会16:00〜17:30
第三部
懇親会(立食形式) 18:00〜20:30(受付開始17:30〜)
【第一部 唎き酒会】
【第二部 歓評会審査発表/講演会】
第15回雄町サミットでは、岡山県産酒造好適米「雄町」を100%使用した日本酒が、全国35都道府県、125の酒蔵から、221点出品されました。
また、本年は8月22日に予審を行い入賞酒を決定した後、翌23日に実施した決審にて、入賞酒の中から優等賞受賞酒を決定しています。
【審査委員長】
日本酒造組合中央会 理事 宇都宮 仁様
【決審 審査員の皆様】
国税庁 鑑定企画官 岩田 知子様
日本酒造組合中央会 理事 宇都宮 仁様
山形県産酒スーパーアドバイザー 小関敏彦様
Sake World, Inc. 代表取締役 ジョン・ゴントナー様
西麻布 EUREKA! オーナー 千葉 麻里絵様
株式会社はせがわ酒店 代表取締役社長 長谷川浩一様
日本酒輸出協会 会長 松崎晴雄様
岡山県工業技術センター 専門研究員 三宅剛史様
審査は3つの区分に分けて行われました。
区分Ⅰ: 吟醸酒の部(純米吟醸を含む)
出品点数:137点
区分Ⅱ:純米酒の部(精米歩合60%以下)
出品点数:44点
区分Ⅱ:純米酒の部(精米歩合60%超)
出品点数:39点
『 第15回雄町サミット 』 歓評会 にて優等賞受賞を受賞されましたお酒の一覧はこちらから確認できます。受賞されました酒蔵の皆様、誠におめでとうございます!
『 第15回雄町サミット 』 歓評会 優等賞受賞酒 https://omachi.marumaru-okayama.jp/file/omachi/2024/awardlist.pdf?v=1
【第三部 懇親会】
懇親会は乾杯と共に開宴され、全国各地のオマチストの皆様、酒蔵様、生産者様、飲食店の関係の方々など、さまざまな方が集まり、雄町米を使った日本酒と岡山県の特産の料理などを味わっていただく時間となりました。
私はMiss SAKE岡山として、懇親会の場で岡山の特産品をPRさせていただき、またインタビュアーとしても壇上に立たせていただきました。
まずは、岡山市産の特産品のPRを行いました。会場内には、岡山県特産の「ニューピオーネ」と「シャインマスカット」、「海苔」が用意されており、試食させていただいた感想とともにPRさせていただきました。
多くのお客様に、日本酒とのペアリングも楽しんでいただけたのではないでしょうか。
次に、この「雄町サミット」のために特別にメニューを考案してくださいました、千葉麻里絵様より考案いただいたメニューの紹介をいただきました。
千葉様は、西麻布にあります日本酒バー「EUREKA」のオーナーをされています。
岡山市のPRでも取り扱いました、「シャインマスカットと生ハムの白和え」や、「黄ニラの黄身醤油漬け」などのポイントを説明していただき、来場者の方々はより食事を楽しまれておりました。
最後に、全農岡山県本部 農産・園芸部 小原部長より、会場でも提供されている「晴れ寿司」のPRをいただきました。
晴れ寿司とはハレの日のおもてなし料理として岡山県民に愛され続けてきたばら寿司を現代風にアレンジした新しい郷土料理です。
いろんなスタイルで愉しんでよい郷土の味。|令和のばら寿司 晴寿司 (harezushi.jp)
晴れ寿司は上に載っている具材は、旬や好みに合わせて創ります。今回は近年岡山での漁獲量が増えているとされるチヌを使用しておりました。その昔は、上の具をつまみに日本酒を飲み、下のシャリをシメとしていただく楽しみ方を多くの方がされていたと教えて頂きました。
次に、岡山県酒造好適米協議会の各生産部会の代表の方々8名に登壇いただき、来場者の方からの質問に答えて頂きました。
高島雄町米振興会 西崎会長様
JA岡山中央雄町米生産部会 大森部会長様
西大寺雄町研究会 岩本様
藤田雄町部会 国定部会長様
興除雄町研究会 坪井部会長様
JA岡山 御津雄町米生産部会 藤元 部会長様
赤坂特産雄町米研究会 片山副会長様
瀬戸町雄町部会 岡本様
背が高く倒れやすいという特徴を持つ「雄町米」の栽培で気をつけているポイントや、雄町米の農家になった理由など、普段は聞けない貴重なお話しをいただく時間となりました。
岡山県の雄町の“今”についての情報は酒造好適米協議会様のInstagramにて随時発信なさっています。貴重な出穂の様子など、ご覧いただけますので、是非フォローしてみてください!
酒造好適米協議会 インスタグラム:https://www.instagram.com/okayama_omachist/
雄町サミットの最後には、優等賞を受賞された酒造会社の皆様の紹介、最優等賞酒の発表が行われました。
結果は以下になります。
審査区分I「吟醸酒の部」
栃木県 外池酒造店 「望bo :純米大吟醸 雄町」
審査区分II「純米酒(精米歩合60%以下)の部」
佐賀県 富久 千代酒造 「鍋島 特別純米酒 Classic 赤磐雄町米」
審査区分Ⅲ「純米酒(精米歩合60%超)」
栃木県 杉田酒造 「雄東 純米無濾過原酒」
改めまして、受賞された酒造会社の皆様誠におめでとうございます!
最後になりましたが、この第15回雄町サミットを主催・運営いただきましたJA全農おかやま様、岡山県酒造好適米協議会様、岡山県酒造組合様、第15回雄町サミットの開催誠におめでとうございます。
また、ご後援いただきました国税庁様、岡山県様、日本酒造組合中央会様、(株)アスク様、新中野工業(株)様、(株)フジワラテクノアート様、会場にお越しくださった皆様、誠にありがとうございました。
そしてこの度はMiss SAKEに素晴らしい機会を与えて頂き、ありがとうございました。今後も岡山県の魅力の発信、岡山県の酒米、日本酒の魅力発信に努めて参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
2024 Miss SAKE 岡山 小野愛理佐