Miss SAKE News/Blog

『酒ミュージアム(公益法人 白鹿記念酒造博物館 )』に、2021 Miss SAKE がお伺いいたしました。

皆さま、こんにちは。
2021 Miss SAKEの松崎未侑です。

先日、日本一の酒どころ「灘五郷」のひとつである西宮郷(兵庫県西宮市)にございます『酒ミュージアム(公益法人 白鹿記念酒造博物館 )』にお伺いいたしました。
日本にただひとつの日本酒とさくらの博物館です。

「生活文化遺産である酒造りの歴史を後世に正しく伝える」ことを目的に、昭和57(1982)年に清酒「白鹿」の醸造元である辰馬本家酒造株式会社様によって設立されました。

現在は公益財団法人として運営されており、銘柄に限定されず、日本酒全体の歴史や文化を保存・継承する役目を果たしているのが本ミュージアムです。

 

『酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館 )』

酒ミュージアム(白鹿記念博物館)は、酒蔵館と記念館の二棟で構成されています。

酒蔵館は、明治2(1869)年建築の辰馬本家酒造旧様本蔵の中で、伝統的な酒造工程をご紹介しています。大桶の中に入ったり、もろみ泡の映像を見ることができる展示、解説付きの酒造り映像や酒造り唄、クイズなどを通して、酒造りについて学んでいただけます。
現在はアニメとのコラボレーションイベント、『この素晴らしい世界に祝福 を!×酒ミュージアム』を開催中で、クイズラリーや、宴会好きなキャラクター として登場する水の女神アクアによる酒造りの解説を聞くことができます。

体験的に日本酒造りに触れられるので、大人の社会見学としてはもちろん、
子供の自由研究や社会科見学でも十分に楽しく学んでいただける展示となっております。

平成7(1995)年の阪神・淡路大震災で倒壊した当時の酒蔵館の写真や、壊れた酒造道具なども展示されており、地域社会の歴史保存的意義を持っております。

   

一方で記念館は企画展示室、酒資料室、笹部さくら資料室の3つの展示室があります。
企画展示室では、辰馬家が収集した美術品や節句の人形をはじめ、西宮神社で有名な福神「えべっさん」や郷土資料を集めた「堀内ゑびすコレクション」など、季節に合わせた展覧会を開催しています。

酒資料室は、年に2回、日本酒に関するさまざまなテーマを取り上げ、古文書や古写真といった歴史資料から、日本画や酒器といった美術品まで幅広くご紹介しています。

私がお伺いした際には、西宮神社の祭典「十日えびす」に合わせた、毎年恒例開催『堀内ゑびすコレクション展』と、清酒の海外展開の歴史を辿る『酒からSAKEへ』という展示がございました。

季節ごとに展示内容が変わることから、何度行っても新たな発見に出会える環境が整っています。

酒ミュージアムのすぐ横には白鹿クラッシックスショップ・レストランが併設されているため、酒造りを学んだ後にはお食事と日本酒のペアリングを楽しみながらひと休憩できるのがいいですね。

政府が日本酒や焼酎全体をはじめとした日本のアルコール類の「ユネスコ無形文化遺産」登録を目指すと表明したことを受け、国税庁も令和3年度補正予算(酒類業振興関係)を捻出し、機運醸成のためのシンポジウム開催等の指針を打ち出しています。

今後益々注目が集まるであろう「生活文化遺産としての日本酒」
Miss SAKEも力を共にして、文化の繁栄に寄与できるよう精進して参ります。

この度、お時間を取ってミュージアムのご案内・ご紹介をいただきました、酒ミュージアム(公益財団法人 白鹿記念酒造博物館)理事長 辰馬 健仁(たつうま けんじ)様、館長 弾正原 佐和(だんじょうはら さわ)様のご厚情に心より御礼申し上げます。

2021 Miss SAKE
松崎未侑

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