皆様こんにちは。
2022 Miss SAKE 磯部里紗です。
10月21日に、白鶴酒造様の銀座天空農園にて、2022 Miss SAKE 埼玉 村田真悠さんと「白鶴錦」の稲刈りイベントに参加させて頂きましたのでご報告させて頂きます。
(2022 Miss SAKE 東京 川上千晶さん、埼玉 村田真悠さんが参加していた白鶴酒造「銀座天空農園田植えイベント」については、こちらのブログをご覧ください。)
- 稲刈りのやり方などをレクチャー
- 皆様の前でご挨拶もさせていただきました
- 埼玉代表の村田真悠さん
銀座の屋上で米作り、酒造で唯一無二のブランディング
銀座から日本酒文化の情報発信ができないだろうか?
それならば清酒の命であるお米から栽培してはどうか?
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このようにして2007年から白鶴銀座天空農園のプロジェクトは始まったとのことです。
まさか銀座のど真ん中にそびえ立つビルの屋上に田んぼがあるとは、しかもその田んぼで造られたお米が10年連続最高ランク(東京都の登録米ではない白鶴錦としては最高ランクの2等)を受賞し、毎年そのお米で醸された素晴らしい大吟醸が生まれているとは、とても驚きです。
2013年から天空農園で収穫した白鶴錦100%で仕込んだ酒「白鶴 銀座 天空農園の酒」は、毎年限定本数を三越、松屋、イマデヤで販売していらっしゃるそうです。
そして、都会でお米を育てるというのはとても大変な事だと思います。
例えば、屋上の限られたスペースでの稲作のため機械を使うことは難しく、すべて手作業です。また、一般的な稲作では約60cmもの土の深さが必要になりますが、屋上での栽培には重さの制限があるため、世界で一番高いと言われている土を使用し、15cmの深さでも育てられるように工夫されています。
さらに、無農薬で育てているので真夏の炎天下も毎日のように雑草を取って、丁寧に手入れをして、、その弛まない努力の上でこそ、都会でのお米作りが実現されています。
他には、2009年から近隣の小学生を対象に食育の授業として、田植え体験・稲刈り体験を行う食育授業をしていたり、海外の留学生に田植えや稲刈りだけでなく日本酒セミナーも開催していたり、日本酒文化を銀座から世界に発信する活動もされています。
日本の酒造メーカーとして唯一無二とも言える存在である白鶴銀座天空農園は、白鶴酒造様の強力なブランディングになっているなぁと感じました!
東京銀座にて、人生初稲刈り体験
銀座天空農園には、6月上旬にもナデシコプログラムでご訪問させて頂いたのですが、4カ月ぶりに屋上に上がると、立派に育ち豊かな黄金の穂を実らせた白鶴錦が広がっていて、大変感銘を受けました。
今年は隣にビルが建ったこと日当たりが心配というお話を伺っていたので、無事に大きく豊に育っている様子を見ることができ、とてもほっとしました。
約4カ月間、田植えから毎日お世話をしていらっしゃった社員さんの苦労を思い浮かべながら、丁寧に稲刈りをお手伝いさせて頂きました。
収穫した白鶴錦が来年どんな日本酒へと姿を変えるのか、今から大変楽しみです。
総勢20名ほどで稲刈りをしたので、あっという間に収穫が終わりました!稲刈りのビフォーアフターの写真も是非ご覧ください。
そして今回のイベントを通じ、白鶴酒造様の社風の素晴らしさも感じられました。
年齢問わず仲睦まじく、楽しそうにお話しされながら助け合いながら稲刈りをしていて、笑顔の絶えないお時間でした。
稲刈りという一部のお時間だけですが、皆さんとご一緒できて大変嬉しかったです。
白鶴酒造様をはじめとする関係者様、この度は素敵な経験を頂き誠にありがとうございました。
2022 Miss SAKE 磯部里紗