皆さま、こんにちは。
2023 Miss SAKE 準グランプリ 齋藤ひかりです。
冬の寒気が身にしみる頃となりました12月1日(金)と2日(土)の2日間、新潟県中魚沼郡津南町にて「第25回 米・食味鑑定コンクール:国際大会」が開催され、2023 Miss SAKE Japan 山田琴子さんと2023 Miss SAKE 新潟 佐藤萌香さんと参加させていただきました。
米・食味分析鑑定コンクール:国際大会は、
国内外で生産されているお米の食味や安全性を審査し、優れたお米を生産する生産者や生産団体の努力を評価・奨励している国内外最大のお米のコンクールです。
食味分析計を用いた一次審査と、味度計を用いた二次審査の合計によって、各部門のノミネート者が選出されます。最終審査は、ノミネート者を対象に食味審査が行われ、コンクール会場にて行われます。出品数5000点以上の中から選ばれる金賞は、生産者の皆様の努力と情熱の結晶であり、特別な価値があります。
第25回目の開催地となった津南町は、新潟県の最南端に位置しており、日本有数の豪雪地帯としても有名です。会場となったニュー・グリーンピア津南にも一面の銀世界が広がり、国内外から集まったゲストを魅了しました。
初日には、国際総合部門などの官能審査のほか、歌手の小林幸子様が参加されたトークセッションなどが開催されました。また、夜には各地域の出品者の方が参加された懇親会も行われました。
詳細につきましては、2023 Miss SAKE 新潟 佐藤萌香さんの活動報告をご覧ください。(https://www.misssake.org/kome-syokumi-tsunan-misssake2023/)
表彰式・大会旗引継式
2日目は、初日に行われた各部門の官能審査の結果が正式に発表され、表彰式と次期開催地である山梨県北杜市への大会旗引継式が執り行われました。大変光栄なことに私たちも表彰式のお手伝いをさせていただきました。
今年の夏は全国的に記録的な猛暑となり、生産者の多くが苦労を強いられました。気候変動により、年々天候に関する悩みが増えていく厳しい状況にもかかわらず、皆様の研究と努力により国内のお米の品質が年々向上しています。このことに、米・食味分析鑑定協会 会長の鈴木秀之様も、生産者の皆様を激励されました。
今年度の各部門の審査結果は、公式ホームページよりご覧いただけます。
(第25回 米・食味分析鑑定コンクール 国際大会 in つなん 審査結果発表:https://www.syokumikanteisi.gr.jp/kon-25/kekka25.html )
また、当日は表彰式のほか、全国農業高校 お米甲子園や、私たちMiss SAKEも出演させて頂いたステージイベントなども開催されました。
展示・販売ブース
会場内には一年に一回の大イベントを盛り上げるべく、様々な企業や学校の展示や、地元の名産品を楽しむことができるブースがございました。
金芽米(東洋ライス様)
胚芽の基底部をのこした、栄養と旨みが豊富な無洗米です。胚芽の規定部分が金色に輝いていることから、金芽米と名付けられています。
少ないお米でもいつもと同じ量のご飯を炊くことができ、カロリー・糖質をオフしながら、玄米にも含まれている栄養を摂取することができます。また、無洗米のため、環境にもやさしいお米です。
スマート農業(クボタ様)
ロボット技術やICTを利用したスマート農業をご紹介していました。自動・無人運転が叶う最新の農業機器に来場された皆様も興味津々でした。
ご飯のお供選手権
津南町の佃煮やお漬物をはじめ、様々な地域から集まったご飯に合うおかずが集まり、参加された皆様からの人気投票が行われておりました。
第26回目となる来年度のコンクールは、八ヶ岳や南アルプスなどの豊かな自然と水の恵みに溢れ、山梨県最大のお米の産地でもある、山梨県北杜市にて開催されます。
北杜市は独自で開催している「名水の里」米食味コンクールなど、市内の水稲栽培の技術向上と意識向上も図っております。今回津南町で開催されたコンクールと同様に、北杜市の魅力を多くの方に知っていただけるのではないかと願っています。
微力ではございますが、私たちMiss SAKEも日本の米食文化を発信するべく、生産者の皆様の想いや情熱をより多くの方にお伝えできるよう、精一杯活動してまいります。
2023 Miss SAKE 準グランプリ齋藤ひかり