皆さま、こんにちは。2025 Miss SAKE Japan 館農知里です。
10月24日(金)、東京国際フォーラム前広場（東京都千代田区）にて開催された「東京味わいフェスタ2025」にて「日本地酒協同組合ブース」に参加させていただきました。
「東京味わいフェスタ2025」について
「東京味わいフェスタ2025（TASTE of TOKYO）」は、東京産の農林水産物を使った料理や郷土料理を味わいながら、「農」や「食」の魅力を体感できる都市型イベントです。10月24日(金)～26日(日)における3日間、丸の内・日比谷・有楽町・豊洲の4会場で開催され、キッチンカーやマルシェでは東京産の新鮮な食材を使ったメニューや特産品が並びました。さらに、農林水産業の魅力を体験できるワークショップや、ステージパフォーマンスも実施され、都会の中心地である東京の「食の豊かさ」と「地域の魅力」を再発見できるイベントとなりました。
【イベント概要】
名称：東京味わいフェスタ2025（TASTE of TOKYO）
開催日：2025年10月24日（金）〜26日（日）
時間：11:00〜20:00（※会場により異なる）
会場エリア：丸の内・有楽町・日比谷・豊洲の4会場
①丸の内（行幸通り・仲通り・丸ビル1階マルキューブ・丸ビル外構）
「東京産食材の魅力をふんだんに味わえるエリア」
②有楽町（東京国際フォーラム 地上広場）
「東京の農業の魅力と日本各地の名産品に出会えるエリア」
③日比谷（日比谷仲通り 等）
「東京産食材を味わう新たな食体験が楽しめるエリア」
④豊洲（「がすてなーに ガスの科学館」海側特設会場）
「東京の豊かな農林水産業を体験できるエリア」
日本各地の地酒に出会う
「日本地酒協同組合ブース」では、北は北海道から南は宮崎県まで、日本全国各地の銘酒の数々が一同に会しました。初日から雨模様が続いたものの、国内外から多くの方々に訪れていただきました。私もMiss SAKEとして、現場にいらした晴雲酒造(埼玉県)・木戸泉酒造(千葉県)・飯沼本家(千葉県)・本家松浦酒造場(徳島県)・瑞鷹(熊本県)の皆様とともに、お客様一人一人のお好みに合う日本酒の提案や振る舞いををさせていただきました。
お客様は、一杯500円で味わえるグラス日本酒の他、ご家族やご友人へのお土産や贈り物として、季節限定「ひやおろし」をはじめとする日本酒ボトルの購入を楽しまれていました。また、ブース内にはセルフ熱燗器が設置されており、温度による日本酒の味わいの変化を体験することもできました。今回出店された酒蔵様と各銘柄は、以下の通りです。
高砂酒造(北海道)「純米吟醸酒 えぞ乃熊」
紫波酒造店(岩手県)「廣喜 特別純米 磨き六割」
外池酒造店(栃木県)「燦爛 山廃純米」
晴雲酒造(埼玉県)「純米吟醸 ひやおろし」「純米 晴雲」「純米大吟醸 善祥」
木戸泉酒造(千葉県)「AFS Zero」「K Zero」「Kの旋律 移調」
飯沼本家(千葉県)「甲子 純米吟醸 はなやか 匠の香」「甲子 生ゆず酒」
加賀の井酒造(新潟県)「加賀の井 純米吟醸 たかね錦」
吉田酒造(福井県)「永平寺白龍 水てきてき」
鳳鳴酒造(兵庫県)「鳳鳴 純米吟醸」
神戸酒心館(兵庫県)「福寿 純米吟醸」
利守酒造(岡山県)「酒一筋 時代おくれ」
山岡酒造(広島県)「瑞冠 純米吟醸 きもと」
本家松浦酒造場(徳島県)「鳴門鯛 LED」「鳴門鯛 吟醸しぼりたて生原酒」「鳴門鯛 純米ひやおろし」
栄光酒造(愛媛県)「酒仙栄光Laugh with SAKE 純米吟醸 伊予しずく媛」
瑞鷹(熊本県)「純米吟醸酒 崇薫」
古澤醸造(宮崎県)「YAEZAKURA-SEN-」
また昼過ぎには、特設ステージ上でのブース紹介にも参加させていただきました。会場を訪れた皆様に、旨味豊かな純米酒からフルーティな純米吟醸酒、個性的な味わいのゆず酒まで、幅広い味わいの日本酒を紹介させていただきました。
日本酒との一期一会の出会い
ブースには、日本各地を旅行中というアメリカ、フランス、スウェーデン、スイス、カナダ…など、海外出身のお客様も多く訪れてくださりました。英語を用いて、「日本酒とは何か？」を説明した上で、おすすめの銘柄をご紹介させていただきました。
スウェーデンからお越しの男性は、今まで日本酒を一度も飲んだことがないということで、香りのお好みを伺いながら、フルーティでバナナのような香りが特徴の「甲子 純米吟醸 はなやか 匠の香(飯沼本家)」をグラスでお試しになることに。飲んだ瞬間に感動の表情とともに「美味しい！」というお言葉をいただきました。帰国してからも是非飲みたいとのことで、同銘柄をボトルで追加購入していただきました。
アメリカからお越しの男性は、帰国前夜とのこと。夕方で気温が低くなってきたことから初めての「ぬる燗」に挑戦。蔵元さま直々のおすすめで「鳴門鯛 純米ひやおろし(本家松浦酒造場)」を40℃程のぬる燗で召し上がりました。その豊かな味わいを気に入ってくださり、ゆっくりと味わいながら、蔵元さまとのコミュニケーションを楽しまれていました。
海外からお越しのお客様の中には、日本酒を初めて口にされる方も多くいらっしゃいました。それぞれの日本酒経験やお好みの味わいを伺いながら、その方に合った銘柄をご紹介できたことを大変嬉しく思います。また、日本酒が持つ「地酒」としての魅力を通じて、日本ならではの体験をより深く感じていただくお手伝いができたことに心より感謝しております。これからも、一期一会の日本酒との出会い「酒縁」を、より多くの方々へとつなげていけるよう、精一杯活動を続けてまいります。
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今回の「東京味わいフェスタ2025」を通して、改めて日本酒が持つ「人と人をつなぐ力」を強く感じました。国や言葉の違いを超えて、一杯の日本酒を通じて笑顔が広がり、会話が生まれ、文化が交わる瞬間に数多く立ち会うことができました。日本各地で丹精込めて造られた地酒には、その土地の風土や気候、そして造り手の想いが息づいており、まさに地域の「物語」そのものです。
多くの方々にとって日本酒との出会いが新たな発見や感動につながるよう、これからもMiss SAKEとして、その魅力と奥深さを国内外へ発信してまいります。そして、日本各地の伝統や文化が未来へと受け継がれていくよう、心を込めて活動を続けてまいりたいと思います。
2025 Miss SAKE Japan 館農知里
