皆さま、こんにちは。
2021 Miss SAKEの松崎未侑です。
先日大阪にて開催された、「トビタテ!留学JAPAN 留学事後研修」パネルディスカッションに、パネリストとして参加いたしました。
トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム
文部科学省が中心となり、官民協働のもと社会総掛かりで若者支援に取り組む「留学促進キャンペーン」
トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム
2013年度から開始した本プロジェクトは留学生倍増計画と称し、
この8年間で約9,500名と1万人近くの高校生・大学生の留学奨学生、通称「トビタテ生」を世界中へ送り出しました。
ご支援をいただいた企業は260社・団体に及び、合計120億円以上の寄付を募る本プログラムは、
正にオールジャパンで次世代の若者に給付型留学奨学金や学習機会をはじめとした成長の場を提供しています。
私も、本奨学金を受給してポルトガルへ半年留学をさせていただきました。
ポルトガル現地での「国酒」との出会いが、Miss SAKEに応募をするきっかけをくれました。
世界的にコロナが収束に向かいつつある現在、
トビタテ!留学JAPANは第2ステージとして、新たに5,000人の留学生の支援を発表しました。
ご応募、ご支援の詳細は、オフィシャルサイトよりご確認いただけます。
今回は第1ステージでコロナ禍に留学を終えた「トビタテ!留学JAPAN 留学事後研修」パネルディスカッションに、パネリストとして参加いたしました。
「トビタテ!留学JAPAN 留学事後研修」パネルディスカッション
登壇は実力派のグローバルシェイパーズ 佐久間洋司さんと野村涼平さんと、
プロジェクトディレクター 荒畦様のファシリテーションのもとご一緒させていただきました。
グローバルシェイパーズ・コミュニティ
グローバルシェイパーズ・コミュニティとは、2011年に設立された世界経済フォーラム(WEF)の国際組織であり、政治、科学、経済などさまざまな分野で活躍している世界中の32歳以下の若者で構成されています。世界でおよそ3,000人がこのグローバルシェイパーズに選ばれており、日本からも約60名の若者が選ばれています。
バーチャルビーングの分野、デザインの分野でご活躍をされるお二方とのディスカッションはプラクティカルな学びに溢れた時間でした。
✔︎稼げるソリッドスキルの修行を通しての価値提供と利益追求
✔︎相手の役に立つかもしれない情報を会話の随所に散りばめるコミュニケーション
✔︎溢れる大量の情報のポートフォリオ化
✔︎葛藤をし続けて、進化していくこと などなど
パネルディスカッションで私は、自身の留学テーマである「外国にルーツを持つこどもの学習支援」から現在の活動、Miss SAKEとして日本文化の魅力を日本国内外の方々と分かち合うまでに至った経緯、また現在上場企業で会社の心臓部分である経営企画室にて仕事をしながら学ばせていただいていることをお話しさせていただきました。
質疑応答の中では、トビタテ生の前のめりな人生に対する姿勢と、率直に自身の葛藤を言語化して探究心に触れ、背筋が伸びる思いでした。
実際に「地方の工芸品「漆器」をいかにブランディングしていけるのか、何かアドバイスが欲しい」という質問や、「軸を持とうとする一方で、軸がブレるため葛藤が生じる」といった質問を受け、
伝統工芸品のブランディングにおいては日本酒業界のさまざまな取り組みや、新しい市場を生み出そうとするトレンドについてお話をさせていただきました。
トビタテ!留学JAPANの合言葉は「Challenge, Connect, Co-create」
学生生徒に挑戦の場を与え、1万人程度のトビタテ生と繋がり合い、新しい価値の創造に向けてのインサイトをもらえる環境。
多岐にわたる分野で世界各地に留学した、多才で視座の高いトビタテ生との交流を通して、
私も葛藤をし続けながらも、今後はイニシアティブをとって何か社会に価値創造をしていきたいと再認識する機会になりました。
これから新たに募集・派遣される高校生700名 大学生250名、これまでの1万人近くの日本の若者の活躍に乞うご期待です。
今後もより多くの方がトビタテに関わっていただけることを心からお祈り申し上げます。
トビタテ公式ウェブサイト:https://tobitate.mext.go.jp
支援企業・団体の方々、個人支援者の方々、トビタテ事務局の皆様、本報告会運営の皆様、トビタテ生、トビタテ生の世界中の友人や先生、関係者のご家族の皆様に心より感謝申し上げます。
2021 Miss SAKE
松崎未侑