皆さま、こんにちは。
2024 Miss SAKE Japan南侑里です。朝夕はめっきり涼しくなってまいりました頃、2024年9月26日(木)から9月29日(日)までの4日間東京ビッグサイトにて「ツーリズムEXPO Japan 2024」が開催され、2024年9月26日に2024 Miss SAKE 長崎 横山みなみさんともに参加してまいりましたのでご報告いたします。
ツーリズムEXPOジャパンは、2014年に始まった世界最大級の旅の総合イベントで、世界中の国と地域の観光地が集結します。
26日・27日は業界関係者やプレス向け、28日・29日は一般公開のイベントでございました。
私は今回日本酒蔵ツーリズム推進協議会 事務局様のブースにてお手伝いをさせていただき、ご来場された皆様に酒蔵ツーリズムの取り組みについてのご紹介をさせていただきました。
【酒蔵ツーリズムとは】
酒蔵ツーリズムとは、日本酒・焼酎・泡盛・ワイン・ビールなどの酒蔵を巡り、地域の方々と交流しながらお酒を味わい、そのお酒が育まれた土地を散策しながら、その土地ならではの郷土料理や伝統文化を楽しむ旅行のことです。
現在インバウンド観光客は、日本の酒への関心度と満足度が高い傾向にあるそうです。酒蔵見学は、インバウンド観光客の関心度が高い「日本食、ショッピング、自然・景勝地観光」との関連性も高いため、酒蔵は、食や観光資源を繋げ、ツーリズムの需要を創出できる可能性を秘めた存在なのだそうです。
つまり酒蔵ツーリズムは、「地域活性化」へと繋がっていく大きな一歩となるのです!
日本酒蔵ツーリズム推進協議会加盟蔵は、それぞれが様々なプランを考えておられます。
その日本酒蔵ツーリズム推進協議会加盟蔵の中から岩手 南部美人様・埼玉 やまね酒造様・岐阜 平田酒造場様など多くの蔵元がお越しになっており、蔵元から直接ツアーの内容を聞きながら日本酒を試飲することができるというブースもございました。
そして日本酒蔵ツーリズム推進協議会 事務局様のブースには、ぶらっと備前・備前観光協会様・泡盛7社地域観光資源 泡盛ツーリズム様・京都洛中酒蔵ツーリズム 佐々木酒造様・球磨焼酎蔵ツーリズム協議会様の展示がございました。
酒蔵ツアーは、普段飲んでいるお酒の原点を知る旅。
皆様に素敵な旅をご紹介するお手伝いができましたことは大変光栄なことでございました。
そして、この日は東6ホールにて日本酒蔵ツーリズム推進協議会主催のセミナーが開催され、私たちは受付のお手伝いをさせていただきました。
テーマは、「地質学の視点からみた酒蔵ツーリズムについて」
講師は、神戸大学名誉教授(元東京大学海洋研究所教授)巽 好幸様、司会・コーディネートはフリーアナウンサーで、利き酒師のあおい有紀様でございました。
日本独特の日本産酒類は、その自然、風土、文化から出来上がっておりますが、それらの日本独特のものは日本の地質学的特徴に負うところが大きいのだそうです。今回は、日本酒のお話を「美食地質学」の視点から伺いました。
日本酒に含まれるお水は、全体の80パーセントを占めています。そのためお水は酒造りにとって非常に重要です。水の硬度によって味が変わり、ぞの土地の個性が出るのです。
我々が日々いただいている日本酒は、その土地の味わい・文化でもあると言えるのではないかと思いました。
そしてツーリズムEXPOの会場内の他ブースにもお邪魔させていただきました。
大阪 勝尾寺・福井県・北海道・四国・大阪 岸和田城・大阪 関西万博・東京商工会議所・東北観光推進機構・京都府・石川県・長崎県・南砺市・灘五郷…
各都道府県のブースに日本酒コーナーがあり、改めて日本酒は全国で作られているのだと感じ、まさに國酒であることを実感する機会となりました。
最後に
日本全国を旅をしているかのような時間を皆様と共有できましたこと、
酒蔵に興味を持っていただくきっかけの手伝いをさせていただけましたことは大変光栄なことでございました。
今回お世話になりました日本酒蔵ツーリズム推進協議会 事務局様のブースの皆様、関係者の皆様ありがとうございました。
2024 Miss SAKE Japan南侑里