皆様、こんにちは。2025 Miss SAKE 奈良 安井綾 です。
2025年6月22日、京都市伏見区向島地域にて開催された「第6回 たんぼラグビー in 京都向島」に、2025 Miss SAKEとして、京都代表 堀越はな、大阪代表 荻野まどか、兵庫代表 橋本渚沙、鳥取代表 伊吹莉奈、奈良代表 安井綾が参加させていただきました。
このたんぼラグビーは、田植え前の水を張った泥田で行う競技であり、この日のために田植えを待ってくださっていたとのこと。そして試合の次の日にはもう田植えを行うとのことでした。また、子どもから大人まで年齢や性別を問わず楽しめるユニークなスポーツイベントであり、試合時間はわずか5分でありながら、全力で泥の中を駆け回る濃密な時間。舞台は、向島地区の巨椋池干拓地の広大な農地。自然豊かな田んぼが、たくさんの笑顔と歓声に包まれました。
私たちのチーム名は「月の桂 × Miss SAKE」。京都伏見の歴史ある酒蔵、月の桂「増田德兵衞商店」会長、増田德兵衞様が監督を務めてくださり、ファイナリストの仲間たちと共に、心から楽しみながら泥まみれの試合に挑みました。
まずは、泥田の中でのラジオ体操からスタート。足を取られながらも、全員でしっかりと体をほぐし、いよいよ試合開始。ラグビーの経験もなく、ルールもほとんど知らない中での挑戦に、最初は少し不安もありましたが、いざ始まってみると、その不安は一瞬で吹き飛びました。
泥に飛び込む感覚、ボールを追いかける喜び、そして何より、世代を超えて笑顔で一体となれるこの空間。童心に返って夢中に田んぼを駆け回り、自然の恵みを肌で感じる、なんとも贅沢で貴重な時間でした。
今回の大会には約30チーム、総勢300名以上がエントリーし、参加者のご家族や地域の皆様、スタッフや観覧の方々も含めると、会場は素晴らしい賑わい。地域のエネルギーと温かさが溢れる光景に、心が熱くなりました。
私たちが対戦しましたのは、第1試合 :田ジャラス様、第2試合:向島秀蓮タグラグビー部様、第3試合:翼イレブンサッカークラブ様の3試合です。
どの試合も全力で望み、全力で楽しみ、全力で泥んこになりました。5分という短い試合時間ですが、ひとつひとつの試合にドラマがあり、かけがえのない経験となりました。
当日の様子を丁寧に撮影してくださったのは、Mr. SAKE JAPAN 上山賢司様です。昨年に引き続き暑い中ご尽力いただき心より感謝いたします。私たちの泥だらけの輝いている笑顔を、素敵に記録してくださいました。
そして感謝しても仕切れないのは、増田德兵衞様です。増田様がこの日のためにご用意くださった、月の桂とMiss SAKEロゴ入りのオリジナルTシャツを身にまとうことで、よりチームとしての一体感が高まりました。ラグビー経験がほとんどない私たちに、ルールや注意点などもわかりやすく丁寧に教えて頂きました。また靴が泥に埋まって脱げないようテープをご準備くださったり、飲料や熱中症対策のタブレット、お昼ご飯まで出店にてごちそう頂きました。私たちが万全の体制で試合に臨めたのは、増田様のお力添えのおかげです。
今回のたんぼラグビー参加を通じて、あらためて「自然とともにある暮らし」「地域に根ざしたつながり」「身体を動かす楽しさ」の大切さを実感しました。土に触れ、笑い合い、汗を流しながら、日頃忘れかけていた感覚を取り戻したような気がします。
Miss SAKEとして、日本文化や自然の恵みに触れる機会も大切にしながら、日本酒を通してこれからも人と人、自然と人とを繋ぐ活動に努めてまいります。
今回の大会の開催にあたり力を尽くして下さった主催者の皆様、熱い声援をくださったご観覧の皆様、監督の増田様、上山様、そしてファイナリストの仲間たち、本当に貴重な機会をありがとうございました。
またラグビーの後は増田様のご厚意で、「月の桂」増田徳兵衛商店に連れて頂きました。
「月の桂」増田徳兵衛商店は、1675年に創業し、伏見で300年余の最も古い歴史を持つ蔵元です。
なんと増田様直々に月の桂の日本酒を注いでくださり、テイスティングさせていただいたり、酒蔵についてお話しをお伺いしました。
ご子息にもご挨拶させていただき、誠に光栄な時間でした。愛犬の「ラナ」ちゃんにもお会いでき、ラグビーで疲れた身体が癒されました。ご家族本当に仲が良く素敵なご家庭でした。
ホームページ等では以前から見させて頂いておりましたが、実際に増田徳兵衛商店を訪問させて頂き、本当に素敵な場所だと感じました。本日は1日私たちのためにお気遣いいただき、こんなにも貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。
2025 Miss SAKE 奈良 安井綾