皆様こんにちは。
2021 Miss SAKE 準グランプリ 糟谷恵理子です。
11月14日(日)に、茨城県つくばみらい市にて行われました「第一回つくばみらい市米コンテスト」に参加してまいりました。
米コンテスト(米・食味分析鑑定コンクール)は、米・食味鑑定士協会および開催地域の実行委員会が主催されている出品数が国内外最大のお米のコンクールです。
審査方法は三段階に分かれており、一次審査「食味計」、二次審査「味度計」による機械分析で一定品質以上のものを厳選し、最終審査にて米・食味鑑定士を含む審査員が実際に食して『光沢・香り・硬さ・粘り・味わい』などを総合的に評価しています。
2000年より始まり第23回を迎えるこちらのコンクールは、国内外を問わず5000をも超える出品数を誇り、”信頼できる良質で美味しい米作り”を推進するという形で生産者・消費者の皆様を支えています。
本コンクールにはつくばみらい市産のお米が多数出品され、厳正な審査・評価の下、コシヒカリ部門10名、一般部門5名のノミネート者から最優秀賞が決定されました。
この度私も僭越ながら、受賞者の方の表彰補助をさせて頂きました。
5種類ごと各10分間で審査が行われ、会場は真摯に評価にあたる審査員の皆様とその様子を真剣に見つめる生産者の皆様の緊張した雰囲気で包まれておりました。
その中で記念すべき第一回の今回は、コシヒカリ部門では三島地区の横張晋様、一般部門では豊地区の池田剛様が最優秀賞を受賞されました。
米作りは4月頃の苗づくりに始まり、田起こし・田植え・草取り・水質管理といった様々な細やかな調整を経てようやく収穫へと向かいます。
今回「第一回つくばみらい市米コンテスト」に参加させて頂き、生産者の皆様の弛まぬ努力と探求心が実って生み出されるお米の格別な味わいに、私は大変感銘を受けました。
そして、日本のお米の食文化はまさしく世界に誇れるものであるということを再認識致しました。
さらに米コンテスト終了後は、米・食味鑑定士協会会長 鈴木秀之様より、時代のニーズに合わせた米の生産販売に関するご講演を賜りました。
デジタルデータ化が進む中で消費者が好みの米を自由に選ぶ時代となった今、生産者自身が主体的に働きかけることでさらに流通を発展させることができるというお話を非常に興味深く伺いました。
食を通じて人々の健康を守る農業という素晴らしい産業が今後もさらに発展していくために、微力ながらお手伝いできますよう精進してまいりたいという思いがより一層強まったことを感じました。
昼食は、つくばみらい市産のトマトをふんだんに使った、JA茨城みなみ女性部特製の「トマトっ娘カレー」と豚汁を頂戴いたしました。
トマトの爽やかな風味でコクのあるルーと優しい味わいの豚汁、そして女性部の皆様の愛情がこもった手作りの料理に、心も体もじんわりと温めていただきました。
このような素晴らしいコンテストに携わらせて頂きましたことを大変光栄に存じます。関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
そして受賞されました皆様、この度は誠におめでとうございました。
また同日同会場では、つくばみらい市商工会様が主催の「ミニ商工会感謝祭」も開催されておりました。
昨年度はコロナウイルスの影響で中止となったとのことで、今回の感謝祭には多くの方が秋の収穫イベントを楽しまれておりました。
秋の好天の中、つくばみらい市の皆様と交流を持てたことに感謝いたします。
2021 Miss SAKE 準グランプリ 糟谷恵理子